『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[与党民主党考・27 「自民党運動方針案骨子」]

2010-01-16 18:34:11 | 保守の一考
☆いい感じで、地検の捜査が進んでいるようですね。

 石川議員逮捕ですか・・・。

 こいつの経歴を見てると、その浅はかな生き方に反吐が出てくる。

 多くの国民が、お前のように短絡的な「理想」への妄信を出来ないから、生きることに苦労してるってのによお。

 私はクールなので、全く同情しないよ。

 うん、自殺したまえ、自殺!

   ◇

 東京地検の強制捜査がなされた日、小沢は、名古屋で講演したようだけど、

 その日の夜の「報道ステーション」で、その講演関係者が、小沢の肉声として、「小沢さんは、『事務所に捜査に入っても、もう、何もないよ』と言っていた・・・」と語っていた。

 私は、唖然とした。

   『事務所に捜査に入っても、もう、何もないよ』

 ・・・「もう、ない」って・・・、じゃあ、あったのかよ、隠したのかよ^^:

   ◇

 自民党が、24日の党大会で発表する平成22年度の<自民党運動方針案>が10日に発表されているよ^^

 ここでは、その<骨子>を転載しておく。

  ・品格ある日本を目指す

  ・靖国神社参拝を受け継ぐ

  ・早期の憲法改正を実現

  ・消費税の全額が社会保障給付と少子化対策に充てられることを明確化し、税率を引き上げ

  ・日本の歴史と伝統を重んじる教育を目指す

  ・自衛隊の憲法上の位置付けの明確化

  ・北朝鮮に断固とした対応

  ・領土問題の解決に努める

  ・参院選で第一党を奪取

   ◇

 ちゃんと、靖国神社に行けよな!!!

                                         (2010/01/16)

[映画『ファイティング・シェフ ~美食オリンピックへの道』を観た]

2010-01-16 17:12:33 | 物語の感想
☆香港や韓国のキワモノ映画みたいなタイトルだなと思いつつ、どんな作品かと広告を見たら、

 フランス料理の国際大会「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」に挑んだスペインチームのドキュメントであった。

 このような作品に、人生の教訓みたいなものを感じ共感することを、私は、時おり、心で必要とする。

 故に、昨年の秋の封切り作だが、<ワーナーマイカル・村山ミュー>に、本日から公開されたので観に行く。

   ◇

 テレビなどのドキュメントと異なり、いや、日本のドキュメント作りと異なると言ったほうがいいか・・・、かなり感情移入しにくい乱雑な印象の作品であった。

 段取りを追って状況の説明をし、観る者の情動を揺り動かすのではなく、わりと、感性に忠実に、その場その場の状況をフィルムに残している。

 それは、ある意味、ヨーロッパ映画的なイメージ重視の作りとも感じられ、私には、その是非の判別が付けられなかった。

 ただ、上映時間中、飽きることはなかったので、成功していたのかもしれない。

 実際の大会も描かれるのだが、その白眉は、副題の「美食オリンピックへの道」の通り、大会への特訓風景だ。

 スペイン代表の優男ヘスースが、懸命に挑む。

 本戦さながらの調理を、週に一度、仲間に披露する。

 仲間は、それぞれがスペイン料理会の巨匠(「タイタンズ」)である。

 それぞれ、料理界で名を成した者であるから、実に貫禄がある。

 日本のドキュメントだと、それぞれ一人一人に特性が説明されるのだが、この作品ではそんなことはない。

 「顔」である。

 説明がなくても、「顔」に説得力がある。

 それぞれの物腰で、何となく「組織」での立ち居地が分かるのである。

 試食会の後、『朝まで生テレビ』の出演者のように、それぞれが自由に発言する。

 見ている私には、「この人は傾聴に値する」とか「この人は皆から頼りにされている」、「この人は難癖つける人だな」とか何となくわかる。

 へスースは、顔を引き攣らせてその意見を聞く。

 そして段々と、それら全員の意見を聞かなくては、「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」での勝利はないと身体で理解していくのだ。

 コンクール二週間前においても、招いた、前大会優勝者からの根本的な「ダメ出し」をされるへスース。

 しかし、へスースとて、実力でスペイン代表まで登りつめた男である。

 妥協はしない。

 それが顔つきにあらわれる。

 「熱血」の瞬間である。

 私も、盛り上がった。

   ◇

 物語的に、とぼけた瞬間がある。

 今回の調理食材のお題「オヒョウ」「タラバガニ」「ニワトリ」があるのだが、それぞれの原産地を作品上で訪ねている。

 ニワトリは、フランス・ブレス産を使用するのだが、そのブレスは養鶏で成り立っている町で、町の中心にニワトリの銅像が立っている。

 町の説明をするおばあちゃんが、「この銅像は、観光客がみんな写真を撮る。トラックさえも停まって眺めていくほどよ^^」などと言うのだが、

 画面上では、トラックが素通りしていくのである^^;

   ◇

 また、料理の試食会の時、大きな丸テーブルで、へスースにアドバイスする初老のシェフが「そうだな、鳥スープのことなら○○が絶品な味を作るので、○○に聞こう。おい、○○よぉ!」と呼ぶ。

 その隣りの隣りの席に座っていた○○は、他の人と話していたのだが、その初老のシェフにいい加減な応対は出来ない、故に、「聞いてたか?」と問われると、「え・・・、ええ、聞いてましたよ」的に答えるのだが、「鳥スープのことなら、お前さんだと思ってね^^」、「え、ええ、鳥スープ・・・」って、聞いてないのが丸分かり^^; そのようなシーンを本編に残しておく映画作り手のオトボケ具合が面白い。

   ◇

 へスースは大会会場のリヨンに着く。

 画面上には、リヨンの町並みが映し出される。

「ゴーン、ゴーン」と鐘が響く。

 すぐに、へスースの宿舎に画面が切り替わる。

 だが、「ゴーン、ゴーン」と鐘の音は続き、こちらの気分は盛り上がる。

   ◇

 大会自体は、割りとサッパリと描かれる。

 ただ、ここでも、映像がものを言う。

 我々は、へスースの料理と時間を共にし、その料理に自信を持っていた。

 しかし、画面上に映し出される大会強豪国フランスの盛り付けトレーに、段違いの華やかさを感じさせられるのだ。

 私たちは時に、人生の中で、自分が自信を持っていたジャンルで、その自信を打ち砕かれるときがある。

 そのような感覚で、私はへスースに共感させられた。

 しかし、へスースは、これからの「自分の実力の伸び」に期待を抱いているようだ。

 大会後、母親とパエリア鍋で家庭料理を作るへスースのリラックスした表情が良かった。

                                         (2010/01/16)