懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 その41 レンギョウのある風景

2013年03月26日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 兵庫県三木市

桜の咲く頃、レンギョウも華やかに花を一杯つける。車で走っていても生垣に植えられていると鮮やかさに眼を奪われる。
枝一杯に花を付けると人目につく一つ一つの花は大した事はないがこれだけ集まれば存在感がある。花の世界のAKB48のようなものである。ひとりひとりではどこにでもいそうな女性だが数が集まれば花になる。
花は昆虫に見つけてもらうためにいろいろな進化と工夫をしている。

レンギョウは直立するシナレンギョウとツル性のチョウセンレンギョウが植えられている。チョウセンレンギョウが花の密度が濃く鮮やかに見える。
シナレンギョウは葉の間に花が咲くので花の鮮やかさではチョウセンレンギョウが上だ。
最近はチョウセンやシナと聞くだけで大嫌いと言う人も増えた。
まあ花には罪はない美しいものは美しいと春を観賞したい。

レンギョウは増やすのも容易だし強健で育てやすい、苗を買う必要はない。根の出ているのを誰かにもらうか挿し木で増やせる。