懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車 石蟹駅のD51

2013年03月27日 | 蒸気機関車
撮影場所  岡山県新見市石蟹駅(伯備線)

石蟹駅にD51が停車していたので撮影
石蟹も石灰の採掘場がある。
この駅からも石灰列車や小野田セメントで製造されたセメントを出荷していた。
石蟹と新見の間に小野田セメントの工場があった。
今は大きなスーパーやホームセンターなどのショッピングエリアになっている。
このセメント工場へ石蟹駅から引っ込み線があった。
石蟹駅から新見側に伯備線に1kmほど並行して走り高梁川を渡る鉄橋の先に工場があった。

工場の壁か煙突に小野田セメントと大きく描かれてたように思う。しかし、こんな工場もいつしか消えた。
小野田セメント(現在は合併して太平洋セメント)の経歴を見ると昭和6年に小野田セメント阿哲工場としてできている。後に新見工場に改名され昭和54年7月に工場は閉鎖されている。
蒸気機関車の写真を撮影しても周辺の工場や集落や町並みと一緒に撮影した写真が極めて少ない。小野田セメントと蒸気機関車の撮影は私もしていない。
蒸気機関車の写真はどうしてもガイドブックの場所で撮影してしまう。みんなが同じような写真しか残していないようにおもう。
これはデジカメ写真でも同じでガイドブックたよりだったり人気撮影ポイントに集中する傾向がある。