懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

岡山の茅葺き民家 旧奥津町の民家

2015年07月08日 | 茅葺き民家
奥津町(現在は鏡野町)
茅葺き民家を撮り始めたのは奥津町であった。
しかし、フィルムを三本買ってだけだったので詳細は撮っていない。
フィルムは最低10本は持っていないと細かなところは撮影できない。
最初はトライXを使っていたがフジの感度400のフィルムが粒子が細かく途中で変えた。

初期のころの民家はかなり時代を生きたいつ壊されておかしくない家が多かった。
もう一度撮ろうと数年して訪れたらもう取り壊されていた。
人間はなぜ壊されそうな民家や建物に哀愁や愛着を感じるのであろうか
今回登録されるのが決まった明治産業遺産のほとんどは廃墟のような施設である。
人が暮らし生活の歴史が刻まれるているからであろう。
人間だから過去にそこで暮らしていた生活を想像できるのではないか。
ある人は過去に人が暮らしていた写真を見て感動したであろう。

民家も人が暮らした痕跡が残されたものは愛おしい。この民家の横に積まれた薪、生活様式が変わり使う事もないのに捨てられずいる。
今もそんな懐かしい物に出合うために撮影を続けている。