懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,227 滋賀県大津市の民家

2015年07月10日 | 茅葺き民家
国道367号を大津から朽木村のほうに走っていたら国道脇にあった民家。
明かり窓のある茅葺き民家は写真集に載っていたので見た人もいるかもしれません。
この時はその後に京都市久多に向かった。
茅葺き民家は今でも脇道や集落に入って行くと残っていると思う。
しかし、ガソリン代や時間を考えると本気になって探す人は少ない。
発見したからと言って誰も誉めてくれない。家内の愚痴がひとつ増えるくらいである。
下手な川柳で表現すれば「茅葺きを撮った数だけ妻の愚痴」

人間(特に男)の趣味というのは余り後世のために役に立たない事に情熱を燃やす。
私なんか写真やコレクション(他人はゴミという)を一杯残してしている。
残った者がそれを片付けないといけない。
遺した物の数々は世を去った後の法事て子や孫に笑い話を提供するであろう。

民家の破風の格子は木連格子(狐格子)とも呼ばれている。
縦横が等間隔で並んだものをそうよぶのだそうだ。、