私が初めて茅葺き民家を撮りに東北へ行ったのは21世に入ってからだった。
仕事をしていたので長い休暇が取れず五日の旅だった。しかも、家内との旅で観光半分の旅だった。青森で茅葺民家を撮っている方の情報や役場の情報を元に北東北を回った。
茅葺き民家は中国地方や関西を中心に日帰りの範囲で撮っていた。自分の住む県や近県に茅葺きが無ければこんな撮影は継続ししていない。人間が趣味に目覚めるのはちょっとしたキッカケと心の琴線に触れる何かある。手短に物があるのも条件であろう。最初は大したこともなくいつでもやめてしまうような物だった。
岩手北部に茅葺きが沢山残っていたので行きたい思ったのが再訪は定年後となった。
再訪して驚いたのは茅葺状態が悪く人口流出による放置家屋になっていた。
集落がごっそりなくなっていたのはショックだった。
定年後に時間がありゆっくり撮れるとおもったのが甘かった。結局、定年後はまったく歩けなくなり自分で撮影にも行けなくなった。
人生にはいろいろなアクシデントは付き物、できない事は諦める。自分ができる楽しみを見つけることか。
茅葺き民家は久慈市山根町の草棟
仕事をしていたので長い休暇が取れず五日の旅だった。しかも、家内との旅で観光半分の旅だった。青森で茅葺民家を撮っている方の情報や役場の情報を元に北東北を回った。
茅葺き民家は中国地方や関西を中心に日帰りの範囲で撮っていた。自分の住む県や近県に茅葺きが無ければこんな撮影は継続ししていない。人間が趣味に目覚めるのはちょっとしたキッカケと心の琴線に触れる何かある。手短に物があるのも条件であろう。最初は大したこともなくいつでもやめてしまうような物だった。
岩手北部に茅葺きが沢山残っていたので行きたい思ったのが再訪は定年後となった。
再訪して驚いたのは茅葺状態が悪く人口流出による放置家屋になっていた。
集落がごっそりなくなっていたのはショックだった。
定年後に時間がありゆっくり撮れるとおもったのが甘かった。結局、定年後はまったく歩けなくなり自分で撮影にも行けなくなった。
人生にはいろいろなアクシデントは付き物、できない事は諦める。自分ができる楽しみを見つけることか。
茅葺き民家は久慈市山根町の草棟