懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,236 大分県天瀬町の民家

2015年08月25日 | 日本茅葺紀行
大分県天瀬町は川ぞいの小さな平野に町がある。
農業や林業は山の中腹や頂上付近の斜面や平地の田畑で農作物を作っていた。
集落を結ぶ道は狭くいっぱい脇道があるのでどこを走っているのか全く分からない。
茅葺き民家探訪は適当に走ることである。走っているうちに土地の特徴や集落の形成がわかってくる。五感を生かしありそうな場所を探した。
茅葺き民家も発見できないとこんなアホな事をやってと思う。
こんな趣味は元々適当に楽しむ趣味で厳格に行動管理をするひとには向かない。
今は茅葺きも減り、航空主写真やストリートビューを駆使してさがしているようだ。

天ヶ瀬町の山の上には茅葺がありそうな気がした。
杉皮で葺いた民家と茅葺民家が混在していた。
九州特有の棟飾りのダゴ飾りに出会えたのは収穫だった。
ダコ飾りは茅の軸だけを束ね棟飾りに乗せたもの。
茅のため腐り易いので原型が残っているのは少ない。