懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

茅葺民家 水車のある家

2018年04月08日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県旧阿波村

農業用水が流れていたそれに水車を設置して回っていた。
この茅葺き民家も無住になり茅は痛み水車も朽ちていた。
天然素材の寿命は20年である。
いままでは20年で更新し茅葺きも水車も維持されてきた。
この民家も蔵も撤去されて更地になった。
住む人もいなくなり20年で時代は変わった。
動物の多くは生きても20年である。
人間だけは長生きしすぎて色々と見過ぎてしまう
一世紀も生きて時代を見て来た人も居る。

こんなに長く生きるのが分っているのなら自分の生きた時代を記憶に留めておくべきだった。あんたの記憶など当てにならない。記憶ではなく記録に留めておこうといわれているようだ。