懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

日本茅葺紀行 NO,442 桜のある風景

2018年04月16日 | 日本茅葺紀行
クイズ形式の番組で同じ場所のソメイヨシノはなぜ一斉に咲くでしょうかというものだった。理由はソメイヨシノは江戸時代に発見されて一本の親木を接ぎ木して全国に広まって何百万本と栽培されている。これは枝垂れ桜や河津桜も同じで元は一本からクローンが作られたと説明があった。そのころの山桜は葉が先にできて花が咲くがソメイヨシノは花が先に咲き一面の花盛りに重宝がられ各地に普及した。
昔は歯の矯正の技術が十分でなく出っ歯の人が多かった。
出っ歯の人を山桜と隠語で言っていた。花(鼻)より葉(歯)が先に出る。

桜は自家受粉で実を付けないものが多く他の品種との交配でないと実をつけない。実を付けてもどんな花が咲くかはわからない。種を付ける山桜に接ぎ木するのが確実な増やし方である。

こんな大きな桜を植えるには広い敷地が必要だ。