老人とぺット
介護施設でいつも猫の話をする人が何人かいる。
介護老人には犬は散歩がいるので飼うのは難しい。
どうしてもペットは猫になる。
猫の話になると楽しそうに話す人が何人かいる。
老人一人暮らしや老夫婦にはペットはいると思う。
しかし、飼える住環境か、飼い主が亡くなると誰が面倒を見るか難しい課題もある。
ペットの効用
- ペットが夫婦の会話の話題になる。
- ペットの為にも長生きしようと思う。生き甲斐になる。
- 猫は甘えてよく鳴く。大人になって親に甘える仕草だ。これが愛い。
- 帰ると出迎えにくるし、じゃれつき回る。膝に乗り抱かれる,一緒に寝る。
- 猫の毛を撫でると血圧も下がるそうだ。
コロナ禍でペットを飼うのが増えペットが高くなっている。30万のが40万 50万になっている。これだけ繁殖させているのに不思議だ。血統書などいらないから柴犬の子供を産ませたので2万くらいで売ってくれれば
犬や猫の殺処分されるなかで3割はブリーダーからの持ち込みだそうだ。
保護犬や猫も保護ペットNPOへ行っても住居、連絡先、仕事、年齢を聞かれ諸経費2万円が必要。避妊や注射は飼い主負担。
子供の頃のように 猫や犬を拾ってくるのは難しい時代だ。
介護に来ている人の話 畑の小屋に野良猫が4匹子を産んだ。捨て猫として引き取ってもらえないか何か所か電話したが一杯で引き取れないと言われた。親猫に何度か餌をやったが子猫は飢えでもみ殻を食べて死んでしまった。野生で生きるのは厳しいのだ。
うちで飼っている猫も寒い時期にエンジンルームにいたところ拾い飼っている。
ガリガリの痩せ猫、その冬は野生では生き延びられなかった。怖がり猫で私には懐かず。8年経過 家内の宝物だ。
高齢になりペットが飼えない時は若い世代の人に10年分の餌と砂代20万を渡し引き取ってもらうそうだ。