今年の梅雨は長くて定期的に雨が降ったので、こんな年には茗荷がよくでてくる。空梅雨には少しでるだけ。
7月の梅雨と9月の秋雨の頃の2回でてくる。
一株貰って来たのが30年以上増え沢山採れる。木の下に植えて置けば宿根のためどんどん広がる。都市部の人口や住宅が郊外に拡散していく姿、スプロール現象というが一方、千代田区のようなところは人口空洞化が起きる。
茗荷も連作場所は嫌地を起こし周囲へ拡散して伸びていく。人間の住まいも植物も同じだと思う。
食べ方はソーメンの薬味、夏野菜のサラダに刻み入れる。二つ割にし天ぷら、野菜のかき揚げに入れる。夏野菜の漬物や酢の物、甘酢にするとピンク色に成る。寿司屋のガリのように甘酢に漬けるとピンクになる。山梨県の小淵沢の旅館に9月泊まったら味噌汁に茗荷が入っていた。50年も前のどうでもいい事を覚えている。
茅葺民家を撮りに京都北部によくいく。農家の山際などに茗荷をを植えている。京都は千枚漬け、すぐき、柴葉漬けが有名だ。柴漬けは夏野菜に茗荷,紫蘇の葉を入れた発酵食品。柴葉とは紫蘇の葉の事、
お年寄りに聞くと自分は家庭で作り子供の所に送っていた。今の若い人は買った方が楽で作らん。
酢、クエン酸、梅酢により色がでるのか昔の人は偶然に見つけたのか
梅酢に紫蘇を塩もみしていれると鮮やかな紅色になる。クエン酸に紫蘇を揉みい入れると鮮やかな紫蘇ジュースができる。塩もみした紫蘇を何時間も放置したのを梅酢に入れても発色しない。酢に生姜や茗荷はピンク色になるが紫蘇を入れても色は付かず脱色する。分からないのでチコチャンに聞いてみるか