岡山機関区や操車場にはよく通った。
普通は一度行けば同じ風景なので行かないものだが、毎回機関車は変わるし違ったものだ。もう成人していたが小学生のガキのような精神だった。
大人だったので、これから何が消えどう変化するかを考えて撮影すべきだった。
写真を撮るのは、単純にシャッターを押すだけと思いがちだが、小説のように物語に仕立てる構想が必要に思う。
写真の持つ要素に記録性がある写真が残る事で時代の変遷が分かる。
何が淘汰され何が栄えるかも予測することだ。
私生活でももっと時代の流れに関心を持ち読み先を読む事だ。
個人の商店が消え、大型スーパー、コンビニ、チーン店に変った。
若い頃に100万円でセブンイレブンの株を買っておけば一億八千万になっていた。ヤフーの株も買っておけば3億円になっていた。孫さんなんか口だけのペテン師としか思わなかったのが行けない。先の読めない人間だったと思う。
人生は反省しきりである。