懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

懐かしい物 半鐘

2013年03月20日 | 懐かしい物
撮影場所 岡山県新見市豊永宇山

これは木の半鐘ではなく鉄柱の半鐘です。
半鐘と石垣とカルスト台地の光景にシャッターを押した。
無用の長物となった半鐘も撤去もされで残されている。
長い事、立ち続けていれば村を守り続けた火の守り神としての要素も持ち合わせてくるし集落のシンボルとしての存在である。
半鐘が消える時は集落も消える運命のところもすくなくない。


茅葺民家 岡山県久米町の民家

2013年03月19日 | 茅葺き民家
撮影場所 岡山県久米町(現在は津山市に編入)

久米町は旧国名だと美作(みまさか)のため岡山県の北東部の民家の造りに近い。
本格的なものではないが棟飾りもついている。
この民家は斜面を利用して建っている。
正面側は敷地がなく石垣を積んで敷地としている。
この地域にある石を使っての石垣がいい。
厚いコンクリートで土留めをやると味気ない。

この民家の裏は畑になっていて撮影スペースがある。
私は裏から撮影するのが好きである。
裏から撮ると集落や町並みが写り込むので周辺の風景が分かる。
現在の私は車椅子で行けないのでこんな風景は撮影できない、家内に撮ってもらう。
正面から撮影すると撮影スペースがないと広角を使い画像が圧縮され迫力に掛ける。

久米町には梅の里という梅の名所がある。
今の時期は丁度見ごろだ。入園料も取らず申し訳ない。




蒸気機関車写真展終了

2013年03月18日 | 蒸気機関車
撮影場所  肥薩線吉松

蒸気機関車の写真展が終了しました。見に来ていただいた方には感謝いたしますありがとうございました。
来場者が途切れる事なく来ていただき退屈せずに終える事ができました。

1.今回来場いただいたのは1.鉄道ファン 2.元国鉄マン、3.写真愛好家、4.懐かしい風景の好きな中高年

2.年齢層は中高年の男性、女性がほとんどんどだった。
若い鉄道ファンは少なかった。電車は好きだが蒸気機関車にはなじみなく好きにになれないのか

3.デジタルカメラから始めたカメラファンはモノクロ写真に興味を示さない。
やはり写真は美しい、綺麗、鮮やかな物にしか興味がないように思えた。

4.モノクロ写真から始めた人はモノクロに愛着を持っている。蒸気機関車はモノクロに限るという人が多い。

5.蒸気機関車を撮影していた人は大勢いたのが話をしていて分かる。百万人もSLファンがいたといわれている。しかし、蒸気機関車のネガがどこへ行ったか判らないという人が多かった。写真をやる人はネガは命、家族、金についで大切なもの、無くすようでは本気になっていないからだと思った。20本か30本撮影して撮影をやめていると思う。
作品にするには衣装箱一杯くらい撮影しないと物にならないと思う。衣装箱一杯撮影すれば思い入れもあり量もあり無くなる事はない。昔はフィルムが高かったし標準レンズで撮影するので何枚も撮影しない。一枚一枚を大切に撮影した。衣装箱一杯撮るのには時間がかかる。デジカメだと一年も掛からない。

6.鉄道ファンは鉄道の列車やメカや施設、運用なとすべてに詳しい。鉄道ファンはマニアックな人が多くよく記憶している。私は35年も鉄道から遠ざかっていたので話についていけるか心配だった。
50年くらい鉄道ファンを続けている人が何人もいた。持続する力と飽きない工夫はどうしたのか聞きたかった。話題に事欠かないほど話のネタを持っている。

7.元国鉄の機関士や現場で働いていた人の話は面白い。
鉄道ファンはこんな話が一番面白い。

.今は鉄道ファンが多くなり安全管理が厳しくなりJRになったこともあり撮影が厳しくなったと言っていた。私の写真は停車しているSLの正面を線路に入り撮影するし機関車の上から撮影するし作業員や機関士の写真も撮影していると指摘され恥ずかしい思いがした。そんなおおらかな時代でもあった。

9.展示している写真を全部撮影して帰った人がいる。大型テレビに写し歩けない奥さんと一緒に見るという高齢の男性がいました。モニターをズームアップして見せてもらいましたが説明書きまで鮮明に見えるのにはデジカメの解像力に感心しました。
説明書きまで読むと言っていましたので手抜きできないと思ったところです。

10.写真展をやっていると自分の撮影した写真を持ってくる人、写真集や鉄道の本を持ってくる人がいて楽しい物でした。写真屋さんにセピア色になったり痛んだ鉄道写真を持ちこみ写真集にしてほしいと依頼があった。色や破れを修正した写真集を一冊もらいました。現在のデジタル技術は素晴らしい。撮影者本人の了解をもらっていないので公開はでせきませんが

懐かしの蒸気機関車写真展開催中

2013年03月12日 | 蒸気機関車
懐かしの蒸気機関車写真展を3月11日から開催しています。
3月17日(日)までの予定です。時間は9時から17時まで。最終日は16時終了

鉄道のに興味のある方や写真に興味のある方は是非この機会にご覧ください。
元国鉄マンで蒸気機関車や電気機関車の運転をされていいた方、鉄道ファンの方がこられて鉄道談義に花を咲かせています。ブルトレの「さくら」の機関士をされていた方の写真や自分で撮影した蒸気機関車の写真やアルバムを持参してくれてにこやかに開催しています。

日本茅葺紀行 その39 新潟県能生町

2013年03月04日 | 日本茅葺紀行
撮影場所 新潟県能生町(現在は糸魚川市) 2004.7.18

富山県から上越市に掛けての海岸線は厳しい地形が続くほとんど平野もない岩山の海岸線を走る。親不知で知られる厳しい地形
高速道のない時に国道8号線を走ったら怖かった。狭いトンネルに大型車、トンネルの中で直角曲がり、こんな怖い幹線国道は初めてであった。
今は高速道路が出来てトンネルは大変多いが楽に走れる。
そんな険しい地形だが川沿いに集落がある。

私は糸魚川から上越市まで川沿いの集落をひとつひとつ訪れた。
早朝に岡山を出発してこ午後二時頃には撮影開始できる。
夏場ならば半日撮影が出来るのは有難い。
能生町に茅葺民家があるのを新聞で見て訪れた。
能生町に5軒ほどあった。
雪の多い地域の暮らしがあった。杉の木などに雪囲いや軒を支える丸太が縛り付けてある。
壁は土では雪の湿りで落ちるので板壁である。
板壁がまた風情がある。どの家にもウドとみょうがを家の周りの畑に植えてあった。
昔の農村の風景が色濃く残っていた。
こんな民家もどれほど残っているであろうか、写真の民家は今はトタンを覆っている。





古い町並み 倉敷市天城

2013年03月03日 | 古い町並み
撮影場所 岡山県倉敷市天城

倉敷市天城には下津井電鉄が走っていた昭和に電車に乗り訪れ古い町並みを撮影している。
天城は自宅から車で10分も掛からない場所、しかし、なかなか訪れないものだ。
カメラを持ちぶらっと訪れた。
今でも少しは板塀やナマコ壁、古い蔵が見られる。
昔ながらの古い家並みは落ち着くものだ。
軒先に龍吐水(手押しの消火ポンプ)を吊るしてある民家があったので撮影。
撮影の帰りに藤戸まんじゆうを買って帰る。





茅葺民家 鳥取県琴浦町

2013年03月02日 | 茅葺き民家
撮影場所 鳥取県琴浦町

このあたりには茅葺民家は余り多くない。
しかし、地元に住む人は各地を走っているのでよく調べているものだ。
我々がひょこっ行って見つかるものでない。
鳥取県在住の方に教えてもらった。
昔ながらの家でいい家である。
旧国名の伯耆の国の民家は寄棟造りである。
これが東の因幡の国に行くと入母屋造りになる。
これは岡山県についてもいえる。東は入母屋で西は寄棟になる。

琴浦町は鏝絵を施した家が多く土地の文化財としてパンフレットを作りPRしている。





蒸気機関車 姫路機関区 C11型

2013年03月01日 | 蒸気機関車
撮影場所 兵庫県姫路 姫路機関区

姫路機関区にはC11形蒸気機関車が20両近くいたのではないでしょうか。蒸気機関車の運行が廃止になる前にディゼル機関車のDE10に切り替えられ機関庫に収納されていた。
しかし、前方から納車していたのでお尻を向けたままその数20台
中にはナンバープレートも取り外されていた。
最後に全部前方を向いけるサービスをしてほしかったと思ったものだ。
C11形はタンク車のため走行距離が短かった。(タンク車とは機関車と水、石炭を積む荷台が一体になっている)
姫路と寺前を客車を引き運行されていた。

機関区のピットにもぐり蒸気機関車を撮影した。
ピットは機関車の下部の点検にも使うし缶の底部に溜まった灰を落とすのに使う。