beads cafe の片隅で

ビーズ・アート・アクセサリー
https://www.beadscafe.yokohama/

私のかんざし

2005年07月19日 | オシャレ
気づいたらロングヘアになっていたケボコです。
一番長い部分で、背中の真ん中あたりまであります。
プロフィール用の自分の写真を、ショートヘアの時のもの一枚しか持っていないため、
あちこちの展覧会では、皆さんに「髪の毛伸びるの早いですねえ」と必ず言われます。
元々、気分で長くしたり短くしたりが激しいので、
自分ではそれほど伸びたとは思わないのですが・・・。

それで、今日はヘア小物の話。
普段は、自分の作品を身に着けることが多いので、ヘア小物までビーズで合わせることは
ほとんどしません。家やアトリエでは、ボタンを付けたヘアゴムをよくしています。

以前にも書いたと思いますが、ビーズ同士の組合せというのは、難しいものですね。
特にネックレスをしている時などは、顔の周りにあまり余計なものは付けたくないので、
私は、下にあるような、かんざしや、ピンを愛用しています。
ひとつにまとめたり、すそだけ残して、サイドの髪を後頭部で小さく結わくこともあるので
こんなかんざしは、本当に便利で、あちこちで見かけるたびに集めています。








左端: ピンクのラインストーンのミニコーム 控えめな中に乙女のキュートさ。
中央: みなとみらいのセレクトショップで見つけたフランスのミニクリップ
     マリン風のコーディネートにはゼッタイ。
右端: おだんごヘアに、真紅が美しいビーズひとつぶのかんざし。
     チャイナカラーのブラウスや黒タートルのジーンズスタイルに、シノワズリを気取って。 











左端: 神戸の雑貨屋さんでみつけたフランスのアンティークピン。アールヌーヴォーの香りが漂う。
中央: ミルク色のコームは、フランスのアンティークと書かれていました。
     くるっと丸めた毛先にぐさっと挿します。
右端: ケボコ一番のお気に入りの、フランスアンティークのかんざし。
     薄くトパーズがかった透明な色と、ラインがほんとうに綺麗。
     どんなスタイルにも合うので、よく使っています。



【今日のサイト】
櫛とかんざし 胡蝶庵コレクション 
  
江戸時代から、昭和にかけての美しい櫛とかんざしをまとめて展示したサイト。
江戸後期のガラス製の玉かんざしに釘付けになりました。
そのページにもあったけど、博物館などで古い櫛やかんざしを眺めていると、
実際にそれを身に着けていたであろう女性の、生々しい姿が浮き出てくるようで、
ちょっとした怖さを感じるときがあります。女性にとって髪に挿す装飾品には
昔から特別の感情移入のようなものがあるように思えてなりません。





おしゃれにビーズ

2005年03月08日 | オシャレ
beads cafe のレッスンの日は、横浜サロンまで、タクシーに乗り合って来られる方が多いのですが、笑い話がひとつ。
毎月、大勢の女性が同じ場所にタクシーで乗り付けるのを不思議に思ったタクシーの運転手さんが、
「いったい、あんたたちあそこへ何しに行くの?」と生徒さんの一人に尋ねたそう。

生徒さん: 「ビーズのアクセサリーを習いに行ってるんです。」
運転手さん:「えっ?アクセサリー?」
        「これは似合う。これは似合わない。って先生に教えてもらうの?」

あはは。そんな!ケボコのファッションチェックじゃあるまいし・・・。
beads cafe に来てくださっている皆さんは、本当におしゃれな方が多くて、
私はいつも勉強させてもらっているほう。
年代はさまざまな方がいらっしゃいますが、うちの母くらいのマダムの皆さんが、
さらりと素敵に身に着けて来てくださると、何だかとっても嬉しくなります。

もし、どうしても「ビーズが似合わない」「コーディネートがうまくいかない」とお悩みの方に、
ケボコがひとつだけ言えるとしたら、ビーズの「着け過ぎ」には注意ということ。
ビーズが好きなあまり、イヤリング、ネックレス、リングはもちろんのこと、帽子にも、
上着にも、バッグにも靴にもビーズ!
これでは、いくら着けても着けても、しっくりいかないはずです。
特に若い人がこれをやってはいけません。(きっぱり!)

ビーズを上品に身に着けるには、一番のお気に入りをひとつに絞るところから始めてみてはいかがでしょう?
例えば、ネックレスがゴージャスなものだったら、あとは何も着けずにシルバーのリングと組合せてみるとか。
ビーズ刺繍のカーディガンだったら、同じ色目のビーズを使った小さなピアスだけとか・・・。

お料理と同じで、味見をしながら少しずつがうまくいくコツかもしれません。



【今日の一冊】
玲子さんのお手本にしたいあの人のおしゃれ

著者は、10代の頃から憧れの西村玲子さん。
アクセサリーひとつで、シンプルなシャツを幾通りにも着こなす方法や、
靴やバックとのコーディネートなどなど。本が擦り切れるほど何度も眺めていました。
後に、玲子さんご自身がビーズに興味を持たれているのを知り、大変感激しました。