2015年9月に行った
オリジナルデザインレッスンの
課題作品の発表 その6です。
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【ヴォーグ学園東京校 A・Oさん】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/1e/81c0810d85fc70cbbfffa0acf1072efc.jpg)
『夕暮れ時の秋』
こういうものを作りたい: 首回りにボリュームのあるラリエット
対象になる人 : 40歳以上の女性(母娘兼用で使用したかったので)
色合い : ピンク,グリーン,ブラウン
風合い : キラキラ,落ち着き
表現できる技法: くさり編み,めがねどめ,Tピン
必要なパーツ : Tピン(デザインピンを使用),丸カン,ワイヤー,
糸(フリーメタリコ・バーゼを使用)
![20151130183942.jpg](https://www.beadscafe.net/blog/upload-images/20151130183942.jpg)
チョーカーとラリエットを作りました。
母にもつけてもらいたかったので、
着脱が簡単な形にしました。
2本合わせてつけられるように
ラリエットはシンプルなものにしました。
コロンとしたビーズがあったので
その立体感をさらに活かせれば、と
くさり編みにして動きをだしました。
それによってキラキラ感が出て良かったかな
と思っています。
今は体が重くて無理なのですが...
2年程前までは、よく山登りに行っていました。
秋の紅葉シーズンに、色鮮やかな木々を眺めつつ
落ち葉の中をサクサク音を立てて歩くのが
楽しかったのを記憶しています。
日が沈み始める頃のキラキラした景色は格別で
それを思いながら作りました。
デザインはイメージ通りに出来ました。
![20151130184031.jpg](https://www.beadscafe.net/blog/upload-images/20151130184031.jpg)
残念ながら、一つ大きな反省点があります。
ラリエットの色合わせです。
実はくさり編みで作品を作るのは初めてで
1メートルちょっとのラリエットを作るのに
糸がどのくらいの長さ必要かよくわからず
まずは3メートル×2本を用意しました。
が、編んではほどいてを繰り返すうちに
途中で切れてしまったり、3メートル使っても
長さが足りなかったり...と結果
当初予定していた色を使用することが出来ず
(2度目にお店に行った時にはその色が切れておりました)
少し濃い緑色となってしまいました。
イメージとしては、紅葉し始めのちょっとくすんだ感じの緑
(添付“最初の色”です)を使用したかったのに
若草の元気な色となってしまったので、それだけが心残りです。
![20151130184149.jpg](https://www.beadscafe.net/blog/upload-images/20151130184149.jpg)
最初の色が入手出来たら
もう一度作りたいくらいです...
別の糸で試しに編んで練習し
長さを計算してから用意すれば良かったと反省しております。
キットを作ることが多いので、自分でデザインして
という作業はとても悩みました。
頭で思い描いたものをいざ作ろうと思うと
技法やら、素材やらがなかなか浮かばないのです。
やりたいのに出来ない!もどかしかったです...
何度も作り直しをしましたが、それによって
素材の扱い方や、こういう風に作るとこんな感じになるのか
などの“気付き”がいくつかあったので
今後自分で何か作ることになった時に
生かしていきたいと思います。
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デザインはもとより、着ける方の身になった
行き届いた仕様になっていて
とても完成度の高い作品ですね。
普段キットを作られることが多いとは
思えない素晴らしい作品です。
ビーズのマス(密集)部分を生かしたチョーカーと
糸にちりばめた部分との
緩急の付け方がとても良いですし
ガラス、革、糸の組み合わせの
調和がとれていて
尚且つ色使いもとっても素敵です!!
また、次回どんなオリジナル作品が生まれるのか
楽しみです!!(K)
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【朝日カルチャーセンター横浜 S・Tさん】
![20151130185545.jpg](https://www.beadscafe.net/blog/upload-images/20151130185545.jpg)
![2015113018565.jpg](https://www.beadscafe.net/blog/upload-images/2015113018565.jpg)
『太古の海』
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提出の際にタイトルしか書かれていませんでしたので
私の推測による講評をさせていただきますね。
レッスンの際に、以前購入されたけど
どう使ってよいか、持て余している
とおっしゃっていた波型の長方形の
ビーズや天然石?とおぼしきパーツたち。
最初、これらをまっすぐ通すデザインを
考えていらっしゃいましたが
よりボリュームを出すために
ぶらさげる方法を提案しました。
それによって、ビーズの面白さの生きる
動きのあるアクセサリーになりましたね。
色使いも青やグリーンの
はっきりしいた色でまとめて
いぶし金のアクセントも効いています。
こんなアクセサリー着けてみたいなあと
思わせる良い作品になりました!(K)
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その7につづく・・・