みこの手仕事

手作り大好きの私がその日の出来事など書いています

涙を拭きながら

2013-02-09 20:11:17 | 読書
東芝日曜劇場で放送している「とんび」楽しみに見ているのですが、8時から「八重の桜」を見、9時からなのでなかなか初めから見る事が出来ない。(お風呂に入る時間だからです)出てくると半分ぐらい進んでしまっている。

原作を読もうと図書館で検索したら、予約者が3人いると出てきた。予約をしておけばいつかは順番が来ると思い、予約をしておきました。

本の準備が出来ましたとメールがきました。
早速借りて来て読み始めました。



本の帯には父親物語の最高傑作と書いてあります。
題が「とんび」なのはどうしてなのだろうと思っていました。

昔から有る諺「トンビが鷹をうむ」から付けたのでしょうね。
トンビとはヤスというお父さんの事でした。

ヤスさんとアキラくんの生活のお話なのです。
近所の人達、幼友達が色々と親身になって協力してくれて奥さん(母親)のいない二人の生活を書いているものです。

丁度、時代が私が子育てをした時代とよく似ています。カメンライダーだとか「こんにちは赤ちゃん」の歌が出てきたり。

作家の重松清さんが1963年生まれと有ったので、私の長男と同年代です。だからなのでしょうね。

読んでいてヤスさんがアキラくんを育てる様子が、私が子育てをしたことと重なってタオルを傍に置いて泣きながら読んでいます。

私が本を読んでなくなどというのは珍しいことです。
年のせいで涙腺が弱くなってしまったのかな。

本に集中して途中ではやめられなくなり、2日間で読み終ってしまいました。

私の後にも予約をしている人が3人います。3月1日まで借りられるのですが読み終わったので明日返して来ます。

私の後にも3人の方が予約をしているようです。

私と同じように泣きながら読むのかな。

コメント
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