219国道に戻りカイラス山を目指して走っていると
自転車が走っているのが見えます。
近づくと後ろには2輪の小さなトレラーを引っ張っています。
自転車で国境を目指しているのでしょうか?
ヘルメットを被りマウンテンバイクのような太いタイヤのバイクです。
この高度で自転車を漕ぐのは大変なことだと思います。
トレラーには荷物がたくさん積まれています。
替えのタイヤが2本、縛り付けられています。
追い抜きざまに顔を見ようとしたのですが下を向いて
一生懸命にペダルをこいでいたので顔は確認できませんでした。
しかし、男性であることは確認できました。
このサイクリストを追い抜いてからすぐ先に国道を遮るように
流れ込んでいる川があります。
橋が架かっていないところを見ると季節的に
増水しているだけなのでしょうか?
ランクルがこの水の中にはいるとタイヤが隠れてしまうほどの
水深ですので50センチはあるでしょうか?
川幅は7~8メートルはあります。
この川を自転車で渡ることは無理だと思います。
すぐ後ろを走ってきているサイクリストはこの川を
どうやって渡るのでしょうか?
トラックか何かに自転車を積んで渡るしかないと思いますが、
そういうヒッチが可能なのでしょうか?
この川を渡ると右手前方に「神山」と書かれた道路標識が見えてきます。
右を指す矢印にしたがって曲がると遙か向こうの山裾に集落が見えます。
これがダルチェンの町です。
ダルチェンはカイラス山巡礼の起点となっている町です。
チベタンの人達はこの町にテントを張り何回も巡礼路を
周回すると聞いています。
私達のランクルは、ダルチェンへは寄らずに左へ曲がり
山裾を進みます。
しばらく走ると谷があり、この谷に沿って右に曲がります。
少し小高い丘の上で車が止まると谷の奥にカイラス山が
今までで一番大きく見えます。
そしてその下の方から白い煙が上がっています。
白い煙りが上がるところをよく見ると、サガ・ダワの会場のようです。
よく見ると豆粒のような大きさですが人がたくさん集まっているようです。
車が会場に近づくにしたがって、その人の数の多さに驚かされます。
足りチョンに彩られた大きな柱が30度ほどに傾いているのが見えます。
左右に張られた縄もタルチョンで巻かれています。
近づくほどに音楽が大きく聞こえてきますます。
13:00分、ここがサガ・ダワの会場となっているタルボチェです。
車を降りて会場へ行くと一段と音楽が大きく聞こえてくる。
正面にトラックが見えており、その横から白煙がモウモウと立ち上がっている。
タルチョンが幾重にも巻き付けられた一抱えほどもあろうかという柱が
30度ほどに立てられ、その端がこのトラックに結ばれている。
どうやらこのトラックでロープを引いて柱を立てるようだ。
左手にある斜面には沢山の人が見物している。
その中央に日除けをさしている人がおり、よく見ると黄色や赤の僧衣を
まとった僧侶だった。どうやら偉いお坊さんのようだ。
その両脇には数人の僧侶が立って、お参りやお供物を上げる人に
何か言葉を掛けている。
その両側に音楽隊がおり太鼓や笛などで音楽を奏でているが、
あまり聞いたことのない音色がこの谷中に響き渡る。
この僧侶達がいるすぐ下にはずらりとおみやげ屋さんが店を出している。
赤い布を敷いた上に商品を並べでいるので見に行くと、
数珠や仏具、民芸品などが並んでいる。
私がほしいマニ車もあるが何か高そうだ。
ヴィジュヌーが緑色の石が入った首飾りを手に取ってみていると
山高帽を被ったおじさんが買わないかと攻めてくる。
500元といっている。
ヴィジュヌーはほしそうな様子で私の顔を見るので、
おじさんに横から「ディスカウント!」と声を掛けると
200元といきなり値段を落としてくる。
私は100元なら買うとさらに横から口を挟むが、
それでは売らないと手を横に振る。
ヴィジュヌーに「買うのをやめたら!」といって
おじさんの店から離れようとすると、
おじさんは「100元でも良い」と言ってくる。
そこで、ヴィジュヌーが100元を手渡し、無事に商談が成立する。
最初の値段の五分の一になるとは!
それなら本当の価値はいくらなのかと思ってしまった。
自転車が走っているのが見えます。
近づくと後ろには2輪の小さなトレラーを引っ張っています。
自転車で国境を目指しているのでしょうか?
ヘルメットを被りマウンテンバイクのような太いタイヤのバイクです。
この高度で自転車を漕ぐのは大変なことだと思います。
トレラーには荷物がたくさん積まれています。
替えのタイヤが2本、縛り付けられています。
追い抜きざまに顔を見ようとしたのですが下を向いて
一生懸命にペダルをこいでいたので顔は確認できませんでした。
しかし、男性であることは確認できました。
このサイクリストを追い抜いてからすぐ先に国道を遮るように
流れ込んでいる川があります。
橋が架かっていないところを見ると季節的に
増水しているだけなのでしょうか?
ランクルがこの水の中にはいるとタイヤが隠れてしまうほどの
水深ですので50センチはあるでしょうか?
川幅は7~8メートルはあります。
この川を自転車で渡ることは無理だと思います。
すぐ後ろを走ってきているサイクリストはこの川を
どうやって渡るのでしょうか?
トラックか何かに自転車を積んで渡るしかないと思いますが、
そういうヒッチが可能なのでしょうか?
この川を渡ると右手前方に「神山」と書かれた道路標識が見えてきます。
右を指す矢印にしたがって曲がると遙か向こうの山裾に集落が見えます。
これがダルチェンの町です。
ダルチェンはカイラス山巡礼の起点となっている町です。
チベタンの人達はこの町にテントを張り何回も巡礼路を
周回すると聞いています。
私達のランクルは、ダルチェンへは寄らずに左へ曲がり
山裾を進みます。
しばらく走ると谷があり、この谷に沿って右に曲がります。
少し小高い丘の上で車が止まると谷の奥にカイラス山が
今までで一番大きく見えます。
そしてその下の方から白い煙が上がっています。
白い煙りが上がるところをよく見ると、サガ・ダワの会場のようです。
よく見ると豆粒のような大きさですが人がたくさん集まっているようです。
車が会場に近づくにしたがって、その人の数の多さに驚かされます。
足りチョンに彩られた大きな柱が30度ほどに傾いているのが見えます。
左右に張られた縄もタルチョンで巻かれています。
近づくほどに音楽が大きく聞こえてきますます。
13:00分、ここがサガ・ダワの会場となっているタルボチェです。
車を降りて会場へ行くと一段と音楽が大きく聞こえてくる。
正面にトラックが見えており、その横から白煙がモウモウと立ち上がっている。
タルチョンが幾重にも巻き付けられた一抱えほどもあろうかという柱が
30度ほどに立てられ、その端がこのトラックに結ばれている。
どうやらこのトラックでロープを引いて柱を立てるようだ。
左手にある斜面には沢山の人が見物している。
その中央に日除けをさしている人がおり、よく見ると黄色や赤の僧衣を
まとった僧侶だった。どうやら偉いお坊さんのようだ。
その両脇には数人の僧侶が立って、お参りやお供物を上げる人に
何か言葉を掛けている。
その両側に音楽隊がおり太鼓や笛などで音楽を奏でているが、
あまり聞いたことのない音色がこの谷中に響き渡る。
この僧侶達がいるすぐ下にはずらりとおみやげ屋さんが店を出している。
赤い布を敷いた上に商品を並べでいるので見に行くと、
数珠や仏具、民芸品などが並んでいる。
私がほしいマニ車もあるが何か高そうだ。
ヴィジュヌーが緑色の石が入った首飾りを手に取ってみていると
山高帽を被ったおじさんが買わないかと攻めてくる。
500元といっている。
ヴィジュヌーはほしそうな様子で私の顔を見るので、
おじさんに横から「ディスカウント!」と声を掛けると
200元といきなり値段を落としてくる。
私は100元なら買うとさらに横から口を挟むが、
それでは売らないと手を横に振る。
ヴィジュヌーに「買うのをやめたら!」といって
おじさんの店から離れようとすると、
おじさんは「100元でも良い」と言ってくる。
そこで、ヴィジュヌーが100元を手渡し、無事に商談が成立する。
最初の値段の五分の一になるとは!
それなら本当の価値はいくらなのかと思ってしまった。