タルチェンに着くと立派な宿が沢山建っています。
タルチェンはカイラス山コルラの起点となる街です。
この街にはお店もあり立派な宿がたくさん建てられています。
宿の前にランクルを止めます。
宿は平屋建ての建物が両側に4列ほど並んで建っており、
どれも最近建てられたばかりのようで白壁がまぶしく光っています。
エコトレックグループが泊まっている棟に行くとインド人の
おばさま達が出迎えてくれます。
手の平に大きなスプーンに山盛りの白い粉をもらいました。
何だろうと思って舐めてみると甘いのです。
どうやら粉砂糖のようです。
帰ってきた人みんなにこの粉砂糖が振る舞われます。
これはインドの習慣で無事に帰着したお祝いなのでしょうか?
そのあとは握手攻めです。
誰彼ともなく握手を求めてきますので、私もおばさん達と
沢山握手をしました。
握手をするのはカイラス山のコルラを終えて帰ってきた者に
対する祝福とその得を自分たちにも分けてもらえるといった
意味があるのでしょうか。
何度も何度も握手を求められました。
インド人のおばさん達と握手をしているうちに何か胸が熱くなってきて
涙が出そうになりました。
この時、初めてカイラス山のコルラが終わったんだという
実感が湧いてきました。
昼食は宿の前にあるお店に行ってカップ麺を食べることにします。
ゲリーを誘ったら一緒に行くといってくれたので二人で行きます。
いくつかのお店が軒を並べていますが、どうやら夜の飲み屋さん風の
店構えをしているところもあるので、ちょうど子供を抱いている女性が
いるお店に入ってみます。
入り口に商品が並べられているところにカップ麺を見つけましたので、
それを手にとって奥にあるイスに座ります。
カップ麺は1個10元です。
テーブルの上にカップ麺を置いて中身を出してお湯を差してもらいます。
ゲリーがどうすればいいのか分からないようでしたので、
私と同じようにするようにいって麺を出しスープなどを入れていくのですが、
ここのカップ麺は辛いのでスープと辛みは半分にするように教えます。
店の中にドイツ人の女性が入ってきます。
どうやら衛星電話(ここでは衛星電信といってます。)を
使うために来たようです。
そうです、ここタルチェンから衛星電話を使うと世界中どこへでも
電話をかけることが出来るのです。
料金は1分100元です。
私は、妻や娘にチベットは未だ未開の地だから通信手段がないので
「便りのないのは元気な証拠」だから心配しなくても良いと
言ってきたのですが、チベットでもしっかり通信手段は
確保されているようです。
認識を改めなければいけませんね!
しかし、私はこの電話の使い方が分からないので
かけることが出来ません。
それに料金も馬鹿高いので単に「無事だよ!」という電話を
掛ける気もしません。
ゲリーはカップ麺を食べるのは初めてのようですが、
どうやら満足したようです。
タルチェンはカイラス山コルラの起点となる街です。
この街にはお店もあり立派な宿がたくさん建てられています。
宿の前にランクルを止めます。
宿は平屋建ての建物が両側に4列ほど並んで建っており、
どれも最近建てられたばかりのようで白壁がまぶしく光っています。
エコトレックグループが泊まっている棟に行くとインド人の
おばさま達が出迎えてくれます。
手の平に大きなスプーンに山盛りの白い粉をもらいました。
何だろうと思って舐めてみると甘いのです。
どうやら粉砂糖のようです。
帰ってきた人みんなにこの粉砂糖が振る舞われます。
これはインドの習慣で無事に帰着したお祝いなのでしょうか?
そのあとは握手攻めです。
誰彼ともなく握手を求めてきますので、私もおばさん達と
沢山握手をしました。
握手をするのはカイラス山のコルラを終えて帰ってきた者に
対する祝福とその得を自分たちにも分けてもらえるといった
意味があるのでしょうか。
何度も何度も握手を求められました。
インド人のおばさん達と握手をしているうちに何か胸が熱くなってきて
涙が出そうになりました。
この時、初めてカイラス山のコルラが終わったんだという
実感が湧いてきました。
昼食は宿の前にあるお店に行ってカップ麺を食べることにします。
ゲリーを誘ったら一緒に行くといってくれたので二人で行きます。
いくつかのお店が軒を並べていますが、どうやら夜の飲み屋さん風の
店構えをしているところもあるので、ちょうど子供を抱いている女性が
いるお店に入ってみます。
入り口に商品が並べられているところにカップ麺を見つけましたので、
それを手にとって奥にあるイスに座ります。
カップ麺は1個10元です。
テーブルの上にカップ麺を置いて中身を出してお湯を差してもらいます。
ゲリーがどうすればいいのか分からないようでしたので、
私と同じようにするようにいって麺を出しスープなどを入れていくのですが、
ここのカップ麺は辛いのでスープと辛みは半分にするように教えます。
店の中にドイツ人の女性が入ってきます。
どうやら衛星電話(ここでは衛星電信といってます。)を
使うために来たようです。
そうです、ここタルチェンから衛星電話を使うと世界中どこへでも
電話をかけることが出来るのです。
料金は1分100元です。
私は、妻や娘にチベットは未だ未開の地だから通信手段がないので
「便りのないのは元気な証拠」だから心配しなくても良いと
言ってきたのですが、チベットでもしっかり通信手段は
確保されているようです。
認識を改めなければいけませんね!
しかし、私はこの電話の使い方が分からないので
かけることが出来ません。
それに料金も馬鹿高いので単に「無事だよ!」という電話を
掛ける気もしません。
ゲリーはカップ麺を食べるのは初めてのようですが、
どうやら満足したようです。