おみやげ屋さんも一通り見たので柱の周りを1周してみる。
ズラーッと一列に並んで商売をするお土産やさんです。
間近に柱を見ると本当にタルチョンが幾重にもまかれ
一抱えほどの太さになり、さらにその柱を立てるための
ロープにもタルチョンが幾重に巻き付けられている。
柱の周りは人垣で輪になっている。
その輪をぐるりと1周する間に、私は日本人人の姿を捜していた。
カトマンズを出てから、これまで1人も日本人を
見かけることがなかった。
これだけの人がいるのだから一人くらい私以外の日本人が
いると思った。
サガ・ダワは年一回のお祭りだし、ラサから入る人達の中に
日本人がいるかもしれないと思いその姿を捜したが、
日本人と思った人は中国人だったりして、とうとう日本人の姿を
見つけることは出来なかった。
この時にヨーロッパ系の白人、ドイツ人らしい人の姿が目についた。
でも、チベットへ入ってから数日経つがどこでもこの人達の姿を
目にすることはなかった。
私達とはルートが違っているのだろうか?
13:00分、何の前触れもなく柱が少しずつ立ち上がってくる。
場内から歓声が沸き上がる。
2度、3度と止まりながら柱が直立する位置へと動いていく。
柱が立ったなと思ったとき、周りにいた人達が立ち上がり
柱の周りを右回りに歩き出した輪に加わる。
私達も、坂を下りてタルチョンに彩られた柱の周りを1周する。
1周したところで辺りを見ると、白い粉をかけ合っている人達がいる。
どうやらツンパ(小麦粉)をかけ合っているようだ。
逃げる人、粉を持って追いかける人、お経の小さな札を空に巻く人、
柱の周りはこれらの人で騒然としている。
私は、粉を掛けられないように風上へ逃げる。
つむじ風が吹いてツンパとお札を舞い上げる。
カイラス山をバックにまるで天へ召し上げるようにお札が舞い上がる。
このツンパをかけ合うのはお互いの健康と豊作を祈る儀式のようだ。
ツンパかけも一段落したところで記念写真を撮っている一団がいる。
記念なので、この人達の写真を一緒に撮らせてもらう。
一通りタルボチェの回りを歩く人が途絶えたところで
チベット仏教の僧侶が楽団を従えてタルボチェの回りを
右回りに1周する。
柱の下でインド舞踊が行われる。
どこかの宗教団体が主催しているようだ。
司会者の解説に従い数人の女性がサリー姿で踊っている。
大勢の人がこの踊りを見ているが、
どうもこの場にふさわしくないと感じる。
どこかの新興宗教がこの場所を利用して自分たちの宗教の
PRを行っているようないかがわしさを感じる。
考え過ぎなのだろうか?
今まで使われていたタルチョンが巻かれたロープだろうか?
一抱えほどある太さだ。
地面にはお札が散乱している。
祭りの後の光景は、どこも同じようにいろいろなものが散乱している。
ズラーッと一列に並んで商売をするお土産やさんです。
間近に柱を見ると本当にタルチョンが幾重にもまかれ
一抱えほどの太さになり、さらにその柱を立てるための
ロープにもタルチョンが幾重に巻き付けられている。
柱の周りは人垣で輪になっている。
その輪をぐるりと1周する間に、私は日本人人の姿を捜していた。
カトマンズを出てから、これまで1人も日本人を
見かけることがなかった。
これだけの人がいるのだから一人くらい私以外の日本人が
いると思った。
サガ・ダワは年一回のお祭りだし、ラサから入る人達の中に
日本人がいるかもしれないと思いその姿を捜したが、
日本人と思った人は中国人だったりして、とうとう日本人の姿を
見つけることは出来なかった。
この時にヨーロッパ系の白人、ドイツ人らしい人の姿が目についた。
でも、チベットへ入ってから数日経つがどこでもこの人達の姿を
目にすることはなかった。
私達とはルートが違っているのだろうか?
13:00分、何の前触れもなく柱が少しずつ立ち上がってくる。
場内から歓声が沸き上がる。
2度、3度と止まりながら柱が直立する位置へと動いていく。
柱が立ったなと思ったとき、周りにいた人達が立ち上がり
柱の周りを右回りに歩き出した輪に加わる。
私達も、坂を下りてタルチョンに彩られた柱の周りを1周する。
1周したところで辺りを見ると、白い粉をかけ合っている人達がいる。
どうやらツンパ(小麦粉)をかけ合っているようだ。
逃げる人、粉を持って追いかける人、お経の小さな札を空に巻く人、
柱の周りはこれらの人で騒然としている。
私は、粉を掛けられないように風上へ逃げる。
つむじ風が吹いてツンパとお札を舞い上げる。
カイラス山をバックにまるで天へ召し上げるようにお札が舞い上がる。
このツンパをかけ合うのはお互いの健康と豊作を祈る儀式のようだ。
ツンパかけも一段落したところで記念写真を撮っている一団がいる。
記念なので、この人達の写真を一緒に撮らせてもらう。
一通りタルボチェの回りを歩く人が途絶えたところで
チベット仏教の僧侶が楽団を従えてタルボチェの回りを
右回りに1周する。
柱の下でインド舞踊が行われる。
どこかの宗教団体が主催しているようだ。
司会者の解説に従い数人の女性がサリー姿で踊っている。
大勢の人がこの踊りを見ているが、
どうもこの場にふさわしくないと感じる。
どこかの新興宗教がこの場所を利用して自分たちの宗教の
PRを行っているようないかがわしさを感じる。
考え過ぎなのだろうか?
今まで使われていたタルチョンが巻かれたロープだろうか?
一抱えほどある太さだ。
地面にはお札が散乱している。
祭りの後の光景は、どこも同じようにいろいろなものが散乱している。