日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 写真の駅 *

2010年02月07日 | 雑感

雪まつりの午後人手が増えたので「行ってきたら?」のお言葉に甘えて早足で日本庭園へ。
(あ~花ってね、この時期)少しくらいは、ここを通るとあの景色とか覚えがあるんだけど冬真っ只中。
雪が吹雪いて来た、本物の雪だ。 (わ~眺めるには、すごい演出やなぁ)
この時期ながら、青空に冬枯れの木々のシルエットだけでも、ささやかな感動を覚える。
終わりかけの花の中から、美しい一輪を見つけるほどの猶予もなくて早足、時計を何度も見ながら。
色合いの無い中にも、竹林の万両や南天の赤い実があちこちで鮮やかに色を添え目をひいた。



1時間の約束では自然文化園に向うまでは行かず(あ~・・あの写真のように、椿撮って見たかったなぁ・・)
雪まつり会場の賑わいが嘘のような、人気のないひっそりとした庭園をまるで独り占めで歩いた私。



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ご存知の方もおありかと思う。 昨年出合ってお気に入りに入れ拝見させていただいているサイト。
” 写真の駅 ”大阪万博公園の写真仲間たちでつくるホームページ” どうかご覧あれ。
大阪府下にお住まいの管理人松尾さんを含め八名の男性諸氏が万博公園を中心に近畿圏を歩きながら、
写真を撮っておられて、それぞれの方たちがご自身のブログで個性溢れる写真を公開されている。 
今日初めて目に付いたが、2006年5月に立ち上げられて、現在666744アクセスファンが多いのが分かる。
拝見させていただきながら「わ~・・」と立ちすくむ、コメントは一度もさせていただいたことはないのだが。

写真の一枚一枚に、被写体に挑むゆったりとした時間や、向けるやさしい眼差しが感じられる。
それぞれの個性がまた楽しく、もうそれは年月を掛けられていて拝見していてもほっと息が抜け和む。
もう万博公園の隅々まで四季を通じて知り尽くしておられる。 あそこには今あれが・・あそこにはと。
めぐって来る季節見覚えのある花一輪も、その時の心境や向き合う心によっても表現が違うであろう。
真冬の中でも細やかな自然の変化を決して見逃さない、見逃さないばかりか何でも素敵に被写体にしてしまう。
本当に万博公園を知り尽くされたお仲間たちの笑顔や楽しさが見えるサイト、”写真の駅”

私が拝見する楽しさのひとつに、自分でも行ける距離であること、そしてあの花に出合うかも知れない、
撮れるかも知れない撮ってみたいと言う、そんな密やかな期待が持てると言う事柄。
それに私はそう、あちこちに行き景色を撮れる環境でもなく風景と言うよりは身近な植物に目を向けながら、
息づく自然や木や花を自分流に表現してみたいと言うのが究極、多分。
外に行けないでいるときも、行った気になって歩いている気がしてこっそり楽しませていただいている私である。
私が撮りたいなぁと思っている花写真がここにはあった・・そんな感動を覚える花々。
あのようにいつか写真が撮れる様になりたい・・そんな気にもさせる素晴らしいサイトである。



孫につられて行った万博公園、何処から見ても岡本太郎さんのあの目を思い出させる太陽の塔、
万博当時は批判もあったらしいが、亡き後今では万博公園の絶大なるシンボルほんと不朽の名作やわ。
2月26日が誕生日で生誕99年、来年は100年とか。 「芸術は爆発だ!」 そんな声が聞こえてきそう。 9日記