♪ けんかはやめて～ ひとりにしないで～ ♪ そんな歌があるが、１年前の２月１１日のブログのタイトル
”けんかはやめて～” ＭＢＳ”ラジオウォーク”の日の苦い思い出。
昨日眼鏡屋さんの帰りの車で流れていた”ラジオウォーク２０１０”の話題、「もう１年はやいな～」
夫は「またあるでほれ」 「行く？」 「行ってもええなぁ」 「祝日何もないの？」 「あらへんで」
「そやけど、膝痛いし足がもたんわ・・」 「歩けんかったら途中でやめたらええやん」（ほんまに行く気や！）
「そっかほな行こうか、お弁当作って行こ」と言うことになったのだ。
１２．５キロ、半分もしないうちきっと私はギブアップ、まぁいいや夜は温泉一休へ行ってことにしよっか。
セイ君の出張が中国は旧正月で飛行機がいっぱいでまた延びたと言うことで長女が来ていて、
「先に食べとき」とお風呂で読書中の夫をさておき、食事しながらラジオウォークの話で少々盛り上がった。
「怒った父さん家にいたんかな」「麻雀や」長女夫婦は外出中私達が行っていると思いラジオを聞いていた。
私は家におれなくて動物園に行く次女夫婦に途中降ろしてもらって鶴見緑地へ行った。
咲くやこの花館で写真撮っているとき、「お母さん？」セイ君に声をかけられてびっくり！出会った偶然。
７日の日曜の午後、夫は麻雀、次女夫婦は天保山のイベントに出かけ私は家にいた。
なのにおなかが痛くなり、せっかくの一人の時間をつけたままのＴＶを何気に見ながら身体を休めた。
始まったドラマは”ペーパー離婚”珍しく最後まで見てしまった。 団塊の世代必見とか、私もそう思う。
製作発表会でのコメント 夫役の綿引さんも２回も見たが泣いたといい、奥さんへの言葉を改めたそうだ。
ドラマの妻の不足は夫には「おい」とか「お前」とかで名前を呼んでもらったことがない（私も一緒やわ）
顔を見る気もしないときが（私にもあるある、あったわ）似たような事柄もあって涙しながら見た。
心配する娘さんのお陰、反省した夫の努力で見事に修復していく夫婦だが、大いに考えさせられた。
そして私自身の中にある夫への思いを反省した。
夫に対して行うちょっとした事柄にも、思いやりの心を持ってしなければ、結婚出来たときのように。
今例えばお風呂上りとか朝に、乾燥肌の夫はこの時期背中がかゆいとか言って「塗って」と毎日請求してくる。
夫の痒いところに手が届かない妻、「塗って」言われるたびに私の姿よね・・と思ってはいるのだけど。
「塗ってもらうのならシャツちゃんとめくってよ」って言ったり（子供じゃないんだから）と思うときがある、
美しくも無い夫のシミの目立ってきた背中「悪いけど塗ってくれるか」ならいいけど、ただ背中を向けて「塗って」
嫌々塗る時もあるが（すごい冷たい妻、手触りで私の嫌さ加減感じているやろうなあ夫は）そう思いながら。
こんなことくらい気持ちよくしてあげればいいのに、こんな毎日の身近なことさえ反省だった。
広い世界で（って海老蔵さんみたいに品定めしてまわった訳ではないけど）出会って一緒になった仲。
みんな夫婦ってどうなんだろう、やさしく心底思いやって生活しておられるのだろうなぁ。 それとも？
近い将来２人暮しになるんだから、もっと思いやれる私にならなければ。 ３６年何やってきたのよって感じ。
お互いにブログで時は費やせるけれど、写真も撮りに行けるけれど、そんな共通な趣味持ちながら、
もっと心の奥でしっかりと繋がっていなければ。 夫は私に対してどう思っているかしらないけれど、
こちらが思えばそして変われば、相手には通じるかも。 夫は多分気づく、そんな人だと思うから。
還暦の節目に、反省のときを与えてもらったいい日曜だった。
おなかがいたかったのも、誰もいなくてつけっぱなしのチャンネルでドラマに出あったのも必然だけど、
誰もいなかったのも必然、いたら「寝ときなさい」ＴＶのない自分の部屋で寝ていたと思うから。
お陰で朝見送るのも礼儀や習慣でなく、エバメールを背中に塗るのもちょっと気持ちが違うかな私。
三日坊主にならないように、継続継続。
少しはましな妻として残りの人生を送ろう、出会ったたった一人の夫だもの必然に違いないのだから。
