日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 雑感 *

2012年08月05日 | 懸賞・投稿

「4時起きやで」昨夜夫が言ってくれたお陰でリアルタイムに観られた、女子と男子の競泳の団体。  女子は銅メダル、男子は銀メダル・・
前首相小泉さんではないが「感動した!」 泣けた。  

5時に夫を見送る。 ゴルフに出かける夫には心配させると思い言えなかった。  言う必要もなかったのだが、吐き気がして体調がすぐれない。
気分が悪かった。   孫たちが引き揚げ見事な我が家、片付けもしたいが・・。 
こんな時は身体を休めよう。 でもなんでやろう、五輪で寝不足? 節電で? クーラー病? まさか夏バテ?

スタートが早かったので、2時頃夫は帰って来た。 ゴルフ仲間は麻雀仲間でもある。 
「結果どうやったん?」 「うんまぁな」 成績をゆっくり聞く間もなく、そそくさと麻雀へ行った。  
元気だな~、この炎天下でプレーしたのに。  お茶を2本凍らせて、魔法瓶に1本、日焼け止めも塗ってばっちりで出かけた夫だった。
その元気が羨ましくもあり、しかし今日は有難い。  やっぱり元気で留守がいいわと思ってしまう。 
助かった、お昼もヨーグルトくらいしか食べられなかったから。   

身体を休めていたら、夕方少し落ち着いてきた。 さすがにおなかがすいたので、暑中(とは書かない、もう立秋にはいるから)日頃のお礼を書いてそれを
投函しがてらコンビニで助六を買ってきて食べた。  美味しい~! と言う事は、体調も良くなったと言うことだろう。

お中元を送った家に、暑中お見舞い方々品物を送らせて頂いた旨を書いて出すのは慣例。  
この所、書かなきゃ・・って言いながら落ち着かず書けない私に、「もうそこまでせんでもいいじゃないか」と夫が言った。
「でもな・・目上の人ばかりやし、それは礼儀と思うし・・」 届ける所をデパートさんに代行、ならばやっぱりひと言言葉はいる。

私が独身時代京都の個人のお医者さまへ住み込んでいた時のこと。 先生は昼間日赤へ勤務、夜は自宅で医院を開業していた。
お中元やお歳暮はいつも100軒ほどあった。  送り主を書きとめながら、奥さまがいつも言われた。
「この先生の奥さまだけは、日頃のお礼と送らせて頂きましたと言う葉書を必ず出してきはる。 送りっ放しが殆どの中でいつも感心するわ。
 書かれへんかったら電話を一本入れる、目上には特にこれは礼儀なんやえ。 みっちゃんも覚えとおきやす」

あれから40年ほどになる。  お中元やお歳暮の頃に必ず思い出す。 それはそうだ。 送ったら相手先から必ず届いたと言うお礼の電話をもらう訳で。
目上ばかりなので、こちらが日頃のお礼さえ言わないで、届いた方に電話をもらってお礼を言うのは失礼と言えば失礼である。
今回義姉さんところだけは、用事で電話するので書かなかった。  横着な私の事だ、葉書がぎりぎりでお中元と入れ違いになる事がある。
今回も届く前の日までに書けなかった。 出したのは届いてお礼を頂いた日。 恥ずかしながら、先に出すと言う礼を欠いてしまった。  

これが正当かどうなのか分からないが、40年前に聞いたひと言は私に一生の、ひとつの大切さを気づかせ続けてくれることだろう。