立秋と聞くと
「秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」
古今和歌集のこの歌を、必ず思い出してしまう。
今日から残暑お見舞い。
”暦の上では立秋を迎えましたが、まだまだ猛暑の日が続いて・・” 等と葉書に書いた。
昔のようにそんなに出さないが、いつも届けて下さる若い郵便局さん、「暑中葉書どうでしょうか」と汗した笑顔で頼まれると弱い、予約していた。
ノルマかあるみたいだし。 でもお陰で気になる人や、甥っ子や姪っ子にも書く事が出来る。
ジャカランダの賞を頂いた写真も、葉書に載せて。
そうやって買ったことは夫には内緒だが、それはまさに会社へ可愛い女の子が飲料や物を売りに来た時ひょいひょい買ってしまう夫に似ているなと思った。
遅く植えた朝顔が、少しづつ・・そして爽やかにせめてもの涼しさを届けてくれる日々の朝である。