日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 嬉しい緑色の風 *

2012年08月24日 | 雑感

 

午前中は窓を全開、いっぱい汗かいてシャワーをして、なんらかのお昼を食べる、それが午前中の私。
シャワーしようと思ったとき黒い雲が! 急いで干したお布団を入れ洗濯ものをとり込んだ。
シャワーしかけたとき、インターフォンが鳴った。  (インターフォンに出たとしても、応対には出られへんししゃあない)と出て行かなかった。
玄関のドアをガタガタさせているのが聞こえた。 (なんだ身内だわ)と思い終えてバスタオルを巻いた。 また鳴ったので受話器をとったら・・ 
「ゆうパックなんですが、ポストに入らないんです」あらら・・「すみません、降りられないので自転車の籠に入れておいて下さい」「分かりました」 
 
服を着た途端に、雨が降ってきた。  急いで自転車の籠のものをとりに降りた。
次女に「雨やで」と電話をしたら、「ちょうどお母さんに雨やって知らせようと携帯探してたとこ、洗濯入れたよ」 同じ事思っていた。

さっきの郵便配達さん、インターフォンに出ないのにドアガタガタガタガタ・・開いたとして、家に入って入れるつもりだったんだ。
田舎ならそれにお店なら大いにあるだろうが、(田舎では鍵かけないことも多いようだから)  しかし・・都会の一般家庭では・・それはないんじゃぁ?
留守かと思いながらドアガタガタする? 再配達の用紙書くの面倒かも知れないけど、ある意味、ドロちゃんだったら開いていたら入るよね、
ラッキー!って。  「ゆうパックなんですが」って言って、もし返事があっても「あ! 家間違いました」とでも言えるし逃げてもいいし。
出られなかったら仕方ないじゃん(シャワー途中でやめてバスタオル巻いて待たせて出る訳には行かないじゃん)
私の思いって変かなぁ。 ある意味、鍵かかっているのに、ガタガタガタガタ怖かったよ。

荷物は入院中の京都の姉の長女、姪っ子からだった。 手紙が入っていた。 それとグリーンティーと豆政のお豆さん。 心遣いが姉と同じだ。
姉には私の撮った写真葉書を週2、3回送っている。  葉書入れを最初に送ったので、花の好きな姉の応援しつつ写真集にでなればと思い。  
近くならもっと足を運べるが、お見舞いの代わりの意味でも。  患者さんに葉書って来ないそうで、病院では有名になってるよ~と姉が言う。
そう言えば前に見舞ったとき、「あの・・例の噂の方ですか?」 姉の所に来た看護師さんに言われたっけ。

姉に出すその時々、姪っ子にも書くときがある。  私の中では、病院でリハビリする姉よりも、姪っ子の方が本当は大変なんだと思っているから。
夜勤務で朝帰る父親の食事、昼食、送りだす夕食、まだ2年にならない新婚さん。
姉の洗濯は次男のお嫁さんが姉の初孫ちゃんを連れて受け持ってくれている。  義兄さんの洗濯は4月の入院の時、初めて洗濯機を使い自分で
するようになった。  我が夫は洗濯機を使ったことがない。 もし私が入院した時、自分のもの洗濯するかなぁ、娘にしてもらうんだろうなぁ。
姪っ子だって自分の家庭がある訳で、そんな中ましてや暑い時に毎日自転車で通っているのだ、母親も時に見舞いながら。
若いから出来ることだが、若いから大変でもある。 我が家同様、実家に近くに住まいを構えたことが姉夫婦にどれだけ助かっているか知れない。
姉のことは病院に任せればいい、だから一番大変で労ってあげなければいけないのは姪っ子だと思っている。 なので葉書を書いている。

母親の入院で色々大変な両親を支えるのは私の務めだけど、おばちゃんからの言葉や差し入れで、自分も支えてもらっていることに感謝する毎日です。
それでも日々の生活に追われるうちに、気持ちを伝えるのが後回しになったりしがちなので、今日は「よし!たまには私もお便りしよ~♪」と思って・・ 
・・この暑さが和らぐ頃には母の足も今より大きく前進していると思います。 笑顔で退院して来る日を心待ちしつつもうしばらく頑張らねばです。
お茶やさんでグリーンティーがとても美味しそうに目にとまったので・・手紙とおばちゃんにと思って・・ではでは日頃の感謝を込めて・・」

可愛い水色の封筒に水色の便せん、3枚にぎっしり書いていた。  読みながらやさしく健気な文面に、涙がボロボロ出てきた。  
夜夫とグリーンティーをいただいた。  

姉の3人の子供たちは仲がいいし、親思いである。  話を聞くたびに姉は幸せだなぁと思う。
大変ではあるが、兄弟の今の協力の結集は、またいっそう兄弟の絆を深めるのではないだろうかと思っている。 

残暑は厳しいが、私たちに吹いた嬉しい緑色の爽やかな甘口の風。