絵手紙の基本は、線引の練習から・・と、そう教わったにも関わらず、一度も練習することなく2回目の日を迎えた。
書くものはそれぞれ自由、花でも野菜でも人形や物、今日はなんでもいいそうだ。
出かける前に菜の花をわざわざ買いに行き、持参した。 1本150円(高い!) 3本買った。
なんでもそうだが同じやるのなら、喜んでやらないとって思いながらも、戸惑う気持ちは隠せない。
初めての時見学方々と行ったが、道具を持参していたので書来なさいと言われるままに先生の筆をお借りして書いた。
今日、私を誘ってくれた友人がまた新しい方を誘って来られていた。
ご年配のその方は私の隣に座られた。 何年も俳画をやっておられ、展覧会にも出しているとのこと。
半紙と菜の花をお貸しした。 基本の線引や花を見ながら、筆の上部分を持って書く・・そのことには抵抗があるようだ。
俳画とは書き方が全く違う。 「これはどうも・・全然違うわ」と何度となく言われた。
「俳画とは違いますものね、分かりますよ」と小声で言った。
私も前回、私にはちょっと無理かなと思ったし、気持ち分かるのでその方にはやりましょうよとは言えない。
私も本当の所自分が書きたいと思っている絵とは違うので、迷っているのだ。
これは絵手紙、下手が一番それが味なんて。 その方は途中で、「やはり私には向きませんので帰ります」と帰られた。
羨ましい・・私には断る勇気がない。
道であった友人に声をかけられるままに、絵手紙ってどんなもんだろうか、知ってもいいかなと行ってみた。
月に一度だから、まいっか・・とも思う・・が。
今日先生から筆も2本買ったし、絵手紙のなんたるかもまだ理解してもいないのに偉そうなこと言えないけれど、続ける自信が無い。
誘ってくれた友人の手前、1年ほどはやってみようか。 描くと言う行動にだけ心地よい風が自分に吹いたような気がしたのだけど。
俳画は以前申し込んであったが、子守りとかを言い訳に思うように心の余裕がなく手をつけていなかった。
まだ指導猶予期間なので、始めた所なのだ。 これが私のやりたい描きたい絵なのである。
終わりになって全員の絵を並べた。 皆さんで絵を囲んで1枚1枚先生が良い所と直す所を批評された。
書く前にこう言う風に書くのですよとはあまり言わず、書いた後配置や文字や色付けや言葉とか色々注意される。
そうか、そうするんだ・・書いたものを見て教えられる方が分かり易いかも知れない。
私が悩むのは、絵はともかく文字も筆の一番上を持って描く、自分の字でないそれに抵抗があるのだ。
終わったので持って帰ろうとしたら、「駄目駄目!」と先生に止められた。
この近くの郵便局から頼まれて、コーナーへ皆さんのを貼るらしいのだ。 「え~大先輩と初心者と一緒にですか?」
そうなったらちょっと頑張らねば・・えい! 風まかせ!
載せるにはお粗末だけど・・