お昼過ぎふと気付いた。
（わ・・えらいこっちゃ・・私、次女夫婦の結婚記念日昨日やったのにおめでとう言うてへんわ！！）
本当に一瞬背筋が寒くなった。
来年卆寿を迎える母は、私たちの結婚記念日の１０月１０日、３９年間「おめでとう」の電話をかけてくれている。
私を含む５人の子供たち全員の結婚記念日に、そればかりかそれぞれの夫婦の誕生日にも電話をくれる。
（まだまだ７周年だと言うのに何と言うことだろう）情けない・・と、ショックだった。
最近母の事を思いながら、母のように３人の子供たちにこの事を生きている限り続けて行こうと、そう思ったばかりだったから。
明日はブロ友、亡きあいさんの３度目の月命日である。
今日写真詩集を仕上げて明日に間にあうように送ろうと作っていたので私の頭の中は、１３日・・１３日・・状態だった。
長女からお昼電話があったとき、「あの子に昨日おめでとう言うの忘れたわ！」 「今日やで、１２日」
「え？ あ、そう・・そっか！ あ～良かった～」
１３日ばかりが頭にあったので、いつしか今日が１３日の錯覚を起こしていたのだ（これも怖い！）
次女は夕方仕事の帰りに子供を連れて寄った。 生協さんの商品をとりに来がてら。
「結婚記念日おめでとう」
胸をなでおろした。 母は３９回言ってくれたのに、７回目で忘れていたら本当にお粗末な私である。
電話が遠のいても母はこう言う事を続けながら、子供たちとのコミニュケーションを上手にとっていたのだなぁ・・何もかもが”和”に繋がっている。
まだ食事を考えてないと言うので、作っているロールキャベツを持たせた。
私が作っているあいさんの２００９年の詩は、まだ病気を発症していた訳ではない。
なのに読みながら、まるで自分の命の期限を知っていたのだろうかと思うような気がしたりする。
自分に対しても、周りに対しても、そしてご主人さまへ送るメッセージのような気もしたりして胸がいっぱいになる。
～ 愛しいあなたへ ～（音声）
～ ちょっとお知らせ ～
詩集を作る時はいつも、自分の詩を読むあいさんの声をＣＤで聞きながら作っている。 聞けば聞くほど、惜しいと思う。
ＣＤには、私がなばなの里で撮ったダリアの写真を使って下さっているので、よえきに愛おしい気がする。
夕方１０作目を送った。
