6月14日(土曜日)
「わ~・・すご~い!」
入園すると同時に、大阪湾を望むなだらかな傾斜に広がるゆり園・・そのゆりの花の数の多さに圧倒され人々の第一声はこれである。
その数200万輪だそうだ。
入場したのはもう五時半にもなろうかと言う時間。
昼間は暑いので夕方にしようと言い、それに夕日とゆりがいい感じじゃないかとの思いでそうした。
五百円なりの駐車場へ車を止め、入口へ向かう道中、駐車場へ向かい帰る人たちとすれ違う。
「大阪の新名所になるなぁ」そんな声を何度も聞いた。
昼間の青空と違い、太陽が雲に隠れると・・色とりどりのゆりの鮮やかさに比べ、空の色が物足りない。
丘の部分はジグザグゾーン。
太陽が隠れたり顔を出したり・・
昨年に開園して、二年目である。
当時は歩道も整備されていなかったが、遊歩道が整備され、ベンチなどもできていた。
どこへ出かけても高齢化している今の時代、これは一番大切なことであろう。
昨年は、花の時期を少し過ぎていたので今年こそはと思っていたが、今が見頃で遅咲きも咲き始め充分に満足させてくれた。
沢山の写真の枚数、選ぶのも困るけれど、どれをコラージュしたのか覚えるのも大変。
えてして私の場合、こういう肝心なお出かけの時こそ、多い写真に手をつけられず更新せずじまいが多いと言うていたらく者、やっとアップできた。
ボーダーゾーンがきれいだ。
ゆりの花はお見舞いにはタブーと言われるが、見て楽しむ分には嬉しい香りの園。
まあ、一度は舞洲のゆり愛でる価値多いにあり。
それにしてもすごいなぁ・・の連発だった。 わくわく感で最後まで見終えた。
しかししかし・・六時を過ぎている写真の数々、隠れた太陽・・暗い写真がいっそうのこと暗い~・・。
土地開発は進んできているものの、広くて空き地の多かった舞洲だが、企画は大当たりである。
見学者の声を聴きながら、年々環境や設備はレベルアップ・・四十日足らずの期間ではあるが、益々充実して来るに違いない。
大阪に新名所、USJや温泉一休、USJそばのホテルとのランチ、もうすでに色んな企画が始まっている。
広大な土地が、多くの人たちの目を楽しませ喜んでもらえることに利用されるのは大いに結構、益々期待したい。
日没前には雲から顔を出してくれるだろうとの、みなさんの期待は打ち砕かれた。
ゆりと夕日のベストショットを・・ずっと待って三脚をたててスタンバイしていた人たち、「間もなく閉園です」のアナウンスに肩を落とし撤去を始めた。
私たちも7時の閉門いっぱいいっぱいに、あちこちカメラを向ける。
出口では『のんある気分』を配布、夕日が見られなくて残念ではあったが無料で頂くのは何か得した気分の大阪人。
夕日・・リベンジあるかな?
舞洲ゆり園・・大阪市此花区北港緑地二丁目