山門をくぐった眼下には・・五十種、一万株と言われる紫陽花の花の間を、縫うように歩く人々がとても小さく見えた。
青色の紫陽花がひときわ爽やか・・
久しぶりの一眼レフ、ボケてしまったがそれが お気に入りの一枚に・・。
今回はコンデジと両方を使った。
きれいに刈りこまれたつつじ園は二万株が花を咲かせ、シャクナゲも千本、五月はそんな花たち。
季節になんらかの花で、参る人々を楽しませるその心意気が嬉しい。
初めて見る品種
長女は自分たちようにお守りふたつ、夫と私に足腰健全仏足お守りストラップをプレゼントしてくれた。
これには御釈迦様の足跡が刻まれていて、仏足石を踏む人は健脚となり、生き抜く勇気をいただくことでしょうとの注釈。
ここまで来たら平等院へ行ってみようと言うことになった。
まずは腹ごしらえ。 宇治橋のそばにある函館市場でお寿司をいただく。
平等院へは何度も来ている。 最近では二年前、姉のお見舞い娘や孫と、そして三年前母米寿の旅、兄夫婦、妹夫婦ときた。
見舞ったときは蓮の花が咲いていたが、今は何もない。
阿弥陀堂の阿弥陀如来さまは一時間待ち、パス。 お庭を一回りして終わり。
花がいっぱいの三室戸寺に行ってきたので、味気ない平等院だった。 鳳凰堂だけは変わらず十円玉と同じ絵の建物、紫陽花一つが目に入らなかった。
こちら、せめてさりげなく紫陽花の木でもあれば、どんなに心が和むであろうか。
今は緑の藤棚の近くの長い椅子にずらっと老人会の?方らしい団体さん座っておられる景色には圧倒された。
蓮も水連もなし・・
宇治川沿いを歩いた時、お茶屋さんで初めて紫陽花の花を見た。 やはりこの季節には、紫陽花が似合う。
昼下がりではあるが、お客がいない様子なので入るのをやめた。
宇治橋近くのお店、『お茶にしませんか』の看板、京都らしい雰囲気やなぁ。
三時、もういいだろう、足もそろそろ限界。
長女夫婦のお陰で三室戸に来れたし、青葉の中の充実、満足な四時間の京都であった。