最後が一級→超級で頂上ゴールの本格的なアルプス山岳ステージ一日目、
「ツール・ド・フランス 2014 第13ステージ」のレースレポ/感想。
◆ツール・ド・フランス 2014 第13ステージ
ニーバリ、キター!!
最後の超級山岳に入り、
早々に遅れていったポート以外の、
エースに絞られつつある集団からの、
バルベルデのアタックに反応して付いて、
一緒に走って小休憩&周りの調子見てからの
お疲れちゃんアタックで他の選手を千切って、
ワープしたかのように一気に先行していた、
ロッシュとケーニッヒの二人に追いつき、
再び一緒に走って小休憩&周りの調子見てからの、
お疲れちゃんアタックで独走し始め、
最後まで逃げ切って勝っちゃいましたよ!!
スカルポーニが一級山岳で遅れ、
フグルサングが下りのコーナーでボトル踏みつけて落車して、
カンゲルトしかアシストが居なくなって苦しくなったのに、
最後まで冷静沈着に賢く対応して、
力を見せ付けて勝つとかちょっと別格ですね!
ジャージの前をしっかり閉めて噛み締めるようにガッツポーズしてゴールしたように、
ゴール後も余力ありそうでしたし、
ライバルと見られていたポートが勝負始まる前に遅れて、
最終的にニーバリから8分以上遅れちゃたので、
大きなトラブルでもない限りは、ほぼ決まりかと。
他にも今日は、
グライペルが献身的にボトル運びしてたり、
昨日グライペルに切れられたシャヴァネルが、
別に怒ってないけどといいつつ超怒ってるコメント出してたり、
新城選手の牽きでクヴィアトコフスキーが遅れたりと、
山岳賞狙いのホアキンが居るカチューシャが逃げ潰そうと追ってくるからと、
山岳ポイント狙いの逃げに乗ったデマルキが執拗に後ろ帰れと他の選手にアピられたり、
アタック合戦が起こってデマルキを置いて行こうとするものの、
デマルキは何とか耐え忍んで1級山岳でアタックして先頭通過してポイントを稼ぎ、
何とか敢闘賞は手に入れたデマルキに胸熱だったりと、
いろんな事があったのですが、
最後の超級山岳が特に濃く、
ニーバリの最大のライバルと思われていたポートが超級入って早々に遅れてしまいましたし、
バルベルデがピノの前牽けアピールを無視してから付き位置から、
アタックして千切ろうとしたり、
ゴール前でアタックしてピノからタイム差付けてゴールするという、
ブーイング出そうな狡猾な行為したり、
新人賞でぺローより順位が上という事もあり、
チームメイトで先輩でエースのペローは全く無視して、
バルデが何回もアタックしてペローを千切って、
ヴァンガーデレン共に追走したりと、
いろんな人間関係が見れて面白かったですwww
バルベルデは過去にトラブルで遅れたのに、
待ってくれなかった事が何回もあるのが関係してるかもですが、
以前のコンタやサストレもそういう所あったし、
なんとなくスペイン人は不文律とか無視する人多い印象受けますねw
ルール的には違反ではないとはいえ、
協調体制とってニーバリとのタイム差を縮めるより、
ピノとのタイム差を拡げる…つまり2位を確保しにいった訳ですので、
年齢や実績や実力から見ても「せこっ!」と思わざるを得ないかなw
バルデはチームからどういう指示出てたかは分かりませんが、
あの状態だと二人とも遅れてましたし、
Jスポの放送内では逆にペローを責める様な事も言ってたように、
結果論かもですが個人的には全然良かったと思う。
前を牽いた選手に敬意を表さずアタックして先行してゴールしたマイカやバルベルデと違い、
利害関係は一致していたとはいえ、
前を多く牽いてくれたヴァンガーデレンに敬意を表して前でのゴールを譲り、
ゴール後に感謝のタッチをしてたのも好印象でした。
これでフランス念願のフランス人の表彰台が現実味を帯びてきましたね。応援してます。
ただ得意の個人TTまでに2分くらいの差に収めていれば2位狙えそうなんで、
個人的にはヴァンガーデレン推してますけどね。
あと今日はゲストに土井選手が出ていて、
いろいろと興味深い話聞けて実に良かったのですが、
パワーメーター付けてない新城選手に筋肉付ける方法聞いたら、
爽やかな笑顔で「辛い時に重たいギア踏めば良いんですよ」と言われた話は特に吹いたww
新城選手のチームメイトでエースのヴォクレールも機械に頼らないようですし、
ある程度のレベルになると感覚を磨く方が大事なのかもね。
これはますます大物になるなwktk!
ツール・ド・フランス2014第13ステージ結果
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 5h12'29"
2位 ラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ・サクソ) +10"
3位 レオポルド・ケーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ) +11"
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +50"
5位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr) +53"
6位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +1'23"
7位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール)
8位 ローレンス・テンダム(オランダ、ベルキン) +1'36"
9位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール) +2'09"
10位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)
11位 アイマル・スベルディア(スペイン、トレックファクトリーレーシング)
12位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル)
13位 バウク・モレマ(オランダ、ベルキン)
14位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) +3'01"
15位 ルイ・コスタ(ポルトガル、ランプレ・メリダ)
27位 リッチー・ポート(オーストラリア、チームスカイ) +8'48"
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 56h44'03"
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +3'37"
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +4'24"
4位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr) +4'40"
5位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +5'19"
6位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール) +6'06"
7位 バウク・モレマ(オランダ、ベルキン) +6'17"
8位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル) +6'27"
9位 ルイ・コスタ(ポルトガル、ランプレ・メリダ) +8'35"
10位 レオポルド・ケーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ) +8'36"
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、キャノンデール) 341pts
2位 ブライアン・コカール(フランス、ユーロップカー) 191pts
3位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ) 172pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 70pts
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 53pts
3位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr) 41pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) 56h48'27"
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr) +16"
3位 ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、オメガファーマ・クイックステップ) +4'27"
ステージ敢闘賞
アレッサンドロ・デマルキ(イタリア、キャノンデール)
「ツール・ド・フランス 2014 第13ステージ」のレースレポ/感想。
◆ツール・ド・フランス 2014 第13ステージ
ニーバリ、キター!!
最後の超級山岳に入り、
早々に遅れていったポート以外の、
エースに絞られつつある集団からの、
バルベルデのアタックに反応して付いて、
一緒に走って小休憩&周りの調子見てからの
お疲れちゃんアタックで他の選手を千切って、
ワープしたかのように一気に先行していた、
ロッシュとケーニッヒの二人に追いつき、
再び一緒に走って小休憩&周りの調子見てからの、
お疲れちゃんアタックで独走し始め、
最後まで逃げ切って勝っちゃいましたよ!!
スカルポーニが一級山岳で遅れ、
フグルサングが下りのコーナーでボトル踏みつけて落車して、
カンゲルトしかアシストが居なくなって苦しくなったのに、
最後まで冷静沈着に賢く対応して、
力を見せ付けて勝つとかちょっと別格ですね!
ジャージの前をしっかり閉めて噛み締めるようにガッツポーズしてゴールしたように、
ゴール後も余力ありそうでしたし、
ライバルと見られていたポートが勝負始まる前に遅れて、
最終的にニーバリから8分以上遅れちゃたので、
大きなトラブルでもない限りは、ほぼ決まりかと。
他にも今日は、
グライペルが献身的にボトル運びしてたり、
昨日グライペルに切れられたシャヴァネルが、
別に怒ってないけどといいつつ超怒ってるコメント出してたり、
新城選手の牽きでクヴィアトコフスキーが遅れたりと、
山岳賞狙いのホアキンが居るカチューシャが逃げ潰そうと追ってくるからと、
山岳ポイント狙いの逃げに乗ったデマルキが執拗に後ろ帰れと他の選手にアピられたり、
アタック合戦が起こってデマルキを置いて行こうとするものの、
デマルキは何とか耐え忍んで1級山岳でアタックして先頭通過してポイントを稼ぎ、
何とか敢闘賞は手に入れたデマルキに胸熱だったりと、
いろんな事があったのですが、
最後の超級山岳が特に濃く、
ニーバリの最大のライバルと思われていたポートが超級入って早々に遅れてしまいましたし、
バルベルデがピノの前牽けアピールを無視してから付き位置から、
アタックして千切ろうとしたり、
ゴール前でアタックしてピノからタイム差付けてゴールするという、
ブーイング出そうな狡猾な行為したり、
新人賞でぺローより順位が上という事もあり、
チームメイトで先輩でエースのペローは全く無視して、
バルデが何回もアタックしてペローを千切って、
ヴァンガーデレン共に追走したりと、
いろんな人間関係が見れて面白かったですwww
バルベルデは過去にトラブルで遅れたのに、
待ってくれなかった事が何回もあるのが関係してるかもですが、
以前のコンタやサストレもそういう所あったし、
なんとなくスペイン人は不文律とか無視する人多い印象受けますねw
ルール的には違反ではないとはいえ、
協調体制とってニーバリとのタイム差を縮めるより、
ピノとのタイム差を拡げる…つまり2位を確保しにいった訳ですので、
年齢や実績や実力から見ても「せこっ!」と思わざるを得ないかなw
バルデはチームからどういう指示出てたかは分かりませんが、
あの状態だと二人とも遅れてましたし、
Jスポの放送内では逆にペローを責める様な事も言ってたように、
結果論かもですが個人的には全然良かったと思う。
前を牽いた選手に敬意を表さずアタックして先行してゴールしたマイカやバルベルデと違い、
利害関係は一致していたとはいえ、
前を多く牽いてくれたヴァンガーデレンに敬意を表して前でのゴールを譲り、
ゴール後に感謝のタッチをしてたのも好印象でした。
これでフランス念願のフランス人の表彰台が現実味を帯びてきましたね。応援してます。
ただ得意の個人TTまでに2分くらいの差に収めていれば2位狙えそうなんで、
個人的にはヴァンガーデレン推してますけどね。
あと今日はゲストに土井選手が出ていて、
いろいろと興味深い話聞けて実に良かったのですが、
パワーメーター付けてない新城選手に筋肉付ける方法聞いたら、
爽やかな笑顔で「辛い時に重たいギア踏めば良いんですよ」と言われた話は特に吹いたww
新城選手のチームメイトでエースのヴォクレールも機械に頼らないようですし、
ある程度のレベルになると感覚を磨く方が大事なのかもね。
これはますます大物になるなwktk!
ツール・ド・フランス2014第13ステージ結果
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 5h12'29"
2位 ラファル・マイカ(ポーランド、ティンコフ・サクソ) +10"
3位 レオポルド・ケーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ) +11"
4位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +50"
5位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr) +53"
6位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +1'23"
7位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール)
8位 ローレンス・テンダム(オランダ、ベルキン) +1'36"
9位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール) +2'09"
10位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、トレックファクトリーレーシング)
11位 アイマル・スベルディア(スペイン、トレックファクトリーレーシング)
12位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル)
13位 バウク・モレマ(オランダ、ベルキン)
14位 ピエール・ロラン(フランス、ユーロップカー) +3'01"
15位 ルイ・コスタ(ポルトガル、ランプレ・メリダ)
27位 リッチー・ポート(オーストラリア、チームスカイ) +8'48"
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 56h44'03"
2位 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン、モビスター) +3'37"
3位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) +4'24"
4位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr) +4'40"
5位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、BMCレーシング) +5'19"
6位 ジャンクリストフ・ペロー(フランス、AG2Rラモンディアール) +6'06"
7位 バウク・モレマ(オランダ、ベルキン) +6'17"
8位 ユルゲン・ファンデンブロック(ベルギー、ロット・ベリソル) +6'27"
9位 ルイ・コスタ(ポルトガル、ランプレ・メリダ) +8'35"
10位 レオポルド・ケーニッヒ(チェコ、ネットアップ・エンドゥーラ) +8'36"
マイヨヴェール(ポイント賞)
1位 ペーター・サガン(スロバキア、キャノンデール) 341pts
2位 ブライアン・コカール(フランス、ユーロップカー) 191pts
3位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー、カチューシャ) 172pts
マイヨアポワ(山岳賞)
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、アスタナ) 70pts
2位 ホアキン・ロドリゲス(スペイン、カチューシャ) 53pts
3位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr) 41pts
マイヨブラン(ヤングライダー賞)
1位 ロメン・バルデ(フランス、AG2Rラモンディアール) 56h48'27"
2位 ティボー・ピノ(フランス、FDJ.fr) +16"
3位 ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド、オメガファーマ・クイックステップ) +4'27"
ステージ敢闘賞
アレッサンドロ・デマルキ(イタリア、キャノンデール)