コンタドールに2年間の出場停止処分

コンタドールのドーピング問題にやっと決着が付き、
結果「黒」で2年間の出場停止処分が言い渡されました。

詳しくは↓
http://www.cyclowired.jp/?q=node/76678(リンク先:cyclowired - シクロワイアード)

2年間の出場停止処分が適応されるのは2011年1月25日からで、
コンタドールは暫定的な出場停止処分を5ヶ月と19日間（2010年8月26日～2011年2月14日）受けているため、
差し引くと処分は2012年8月5日に明けることになるみたいですが、
これで今年のツールは出れないと言うことですし、
汚染された牛肉を食べたのが原因らしいのですが、故意じゃないらしく、
検出された禁止薬物のクレンブテロールの量も、
実際に効力を発揮する量の約500分の1程度の量だったみたいですし、
どこまでが事実で事実じゃないのか、何が嘘で嘘じゃないのかも、
結局の所よく分からず、コレだけの時間が掛かったのも意味分からんし、
なんかモヤモヤするスッキリしない展開ですね…
ただ、同じように、クレンブテロール陽性反応が出たことで、
二年間の出場停止処分を受けたリー・フユという選手が居るだけに、
仕方ないと言えば仕方ないんですけどね。
でも、これだけ凄い選手で強い選手がツールで見れないのは率直に残念ですね…
あと、少しでも自分に有利に裁判が働くように圧力掛ける意図もあっての発言だと思いますし、
プライドが高くて金にも五月蝿い事でも有名なリース監督がみすみす辞めさせるとは考えにくいので、
大丈夫だとは思いますが、
以前にコンタさんは「もし黒になった場合は引退も辞さない」みたいな事を言ってましたので、
上記したように、ほぼ大丈夫でしょうが少し心配ですね…

これで2010年ツール総合優勝のタイトルは剥奪され、
2011年1月25日以降に獲得したタイトルや賞金、ポイントを失う…
つまり2011年のジロ・デ・イタリアもタイトルを失い、
2010年のツール総合優勝のタイトルはアンディ・シュレクに、
2011年ジロ総合優勝のタイトルはミケーレ・スカルポーニの手に渡るみたいです。
アンディはこの先ツールのタイトル取らなければ、
「おこぼれで獲れただけ」とかマスコミに叩かれるでしょうから、
これで満足せずに(しないだろうけど)もう一回ちゃんとした形でツールの総合優勝して欲しい。
同じようにスカルポー二にもちゃんとした形で獲って欲しい。

ちなみにランスのドーピング問題にも決着が付いたみたいで、
こちらは「白」、つまりドーピングは認められなかったという結論になり、
偉大なツール7連覇という記録はそのまま残るようです。