ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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Diamonds to Dust - Faith Through Trials

2014-12-27 09:51:34 | 洋楽レビュー/感想 2014
洋楽レビュー/感想。
エモくてメロディアスでハードでドラマティックな、
メタルコア/パンク/ポストハードコア作品。

◆Diamonds to Dust - Faith Through Trials
Outline In ColorやA Skylit Drive辺りに通じる、
雲の隙間から眩い光が差し込んでくるような感じや、
冬の早朝の空気のようなヒンヤリしてて澄み切った感じがあって、
叙情的なメロディーを歌い上げるハイトーンのボーカルに、
真逆の雰囲気の野獣のようなへヴィなボーカルに、
冬の雰囲気がある叙情的で印象的なピアノとシンセストリングスに、
引き出しが多いハードでメロディアスなギター。
「静と動」「速と遅」など緩急の効いた曲の展開の仕方など、
演奏やアレンジや曲構成に徹底して「美女と野獣」的なコントラストが付いていて、
ポストハードコアを軸にしつつも、
メロディアスでハードでドラマティックな作品に仕上がってますね!

澄み切った感じのハイトーンのボーカルに絡み合う、
叙情的なピアノとメロディアスなギターの相性は抜群ですし、
Yellow cardっぽさがある「Reach and Believe」に、
ソロがモロにParadise Lostの「The Voice of Christ」などなど、
曲ごとでいろんな影響が垣間見えるように、
様々な要素が入っていて曲のバリエーションも豊富なんで、
個人的にはこの系統の音楽では、
Pierce The Veilの「King for a day」以来のヒットなんですが、
いかんせんまだ荒けずりな部分や詰めの甘さを感じる部分も多く、
影響元を完全に自分達の物として消化出来てるとは言いにくいですし、
良く言えば堅実ですが悪く言えば派手さが無くて地味で面白みが無いドラムと、
ワンパターンな感じのボーカルのメロディーや、
所謂ブレイクダウンパートの単調さは気になるかな…


ただ前述のように光る部分も多くありますし、
この系統の作品はアルバムで聞くと微妙なの多い中、
この系統の作品では良い部類に入ると思われるので、
数曲聞いて気に入れば買ってみて損はしないと思いますよー。
いろいろ書いたものの個人的には結構お勧めですw


★おまけ
本文に出てきたPierce The Veilの「King for a day」を貼り。

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