クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ 2011 第6ステージ

◆クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ 2011　第6ステージ
ホアキン・ロドリゲス、キター！
今日はレース中に牛がコースに入ってくるという事件が起こり、
エウスカルテルの選手が落車して、
リタイアに追い込まれたりもしましたが、
他には大きな出来事も無いまま、
最後の超級山岳までレースは進み、
残り10kmで全ての逃げは吸収され、
そこからスカイのボアッソン・ハーゲン(！)が
ペースアップを図り、
ブライコヴィッチやウィギンスやルイコスタなどの、
主要選手含めてどんどん千切れていき、
総合上位やクライマーの小集団になり、
ボアッソンが力尽きてからは、
ヘーシンクが単独でアタックして、
バッソやSサンチェスが遅れていったものの、
ヘーシンクの逃げは吸収され、
次にヴィノクロフがカウンターでアタックをしたら、
ホアキンのみが反応して、そのまま二人の逃げが決まり、
途中でホアキンが加速してヴィノを振り切ると、
そのまま単独で最後まで力強く逃げ続け、優勝しましたよ！
ジロの疲れを感じさせない、力強い素晴らしい走りで、
実に見事な勝利でした。オメー！
ちなみに、ホアキンはポイント賞も獲得しました。
2位には残り500m付近で飛び出したヘーシンクが入り、
3位にはヴァンデンブロックが入りました。
総合トップのウィギンスは、
終盤苦しそうにしてたものの大きく遅れる事無く、
ヴィノに4秒だけ遅れて6位でゴールしました。
明日は今日よりきつくないコースだけに、これで総合優勝は決まりかな…
総合2位のエヴァンスは途中で遅れてしまい、タイムを失ったものの
何とか9位でゴールして総合2位はキープしました。


第6ステージ　結果
1位 ホアキン・ロドリゲス（スペイン、カチューシャ）　　　 　　　5h12'47"
2位 ロバート・ゲシンク（オランダ、ラボバンク）　　　　　　　　　　＋31"
3位 ユルゲン・ヴァンデンブロック（ベルギー、オメガファーマ・ロット） ＋39"
4位 クリストフ・ケルヌ（フランス、ヨーロッパカー ） 　　　　　　＋41"
5位 アレクサンドル・ヴィノクロフ（カザフスタン、アスタナ） 　　　＋50"
6位 ブラッドリー・ウィギンズ（イギリス、チームスカイ） 　　　　＋54"
7位 クリス・セレンセン（デンマーク、サクソバンク・サンガード） ＋01'00"
8位 ジャンクリストフ・ペロー（フランス、アージェードゥーゼル） ＋01'06"
9位 カデル・エヴァンス（オーストラリア、BMCレーシング） 　　　＋01'09"
10位 トマ・ヴォクレール（フランス、ヨーロッパカー） 　　　　　＋01'58"




PS
しかし、ボアッソン・ハーゲンは改めて凄い！
スプリントも強いしTTも速いし、上りもここまでこなせるようになると、
将来大きいステージレースでも勝つだろうね…