過去一番白熱の総合争いとなった、
8日間のステージレース「ツアー・オブ・カリフォルニア 2015」の雑感/感想。
今年のカリフォルニアは、
気温じゃなくてレース展開がとにかく熱く、
レンショーの完璧なリードアウトも光ってた、
スプリントステージで勝ちまくって、
8日間で半分の4勝を挙げたカヴェンディッシュの圧倒的なスプリントの強さに、
3日目までずっと2位だったサガンが、
4日目の上りスプリントステージで念願のステージ優勝を果たしたり、
雪のせいでコースが変わって短くなった個人TTで圧倒的な走りをして
予想外の優勝を果たしたり
(サガンが走るまで暫定トップだったヨス・ファンエムデンが、
個人TTお馴染みの待合所でソワソワして待ってたのに、
サガンに抜かれてしょんぼりしてたのも印象的でしたw)
3日目に逃げ切り優勝を果たして、
ジャージ総取りの大金星を挙げた、
期待の新人スクジンスの活躍といろいろありましたが、
何より総合優勝争いに絡むと思われていなかった、
サガンとアラフィリップの最終日まで縺れた総合争い、
そしてサガンの逆転での総合優勝ですよー!!
サガンは6日目の個人TTで勝って、
2位のスクジンスに28秒差、
3位のアラフィリップに45秒差を付けて総合トップに立ったものの、
クイーンステージとなった7日目は厳しい山岳頂上ゴールのステージだけに、
サガンから1分くらいの差に居た、
エナオモントーヤやヘーシンクやスベルディア辺りが有力かと思われていたのですが、
いざ走ってみたら、
ヘーシンクが遅れる中サガンは残り、
アラフィリップに至っては、
途中でエナオモントーヤを千切って独走してステージ優勝するという…
短い上りしか無理と思われていた、
アラフィリップがまさかここまで長くて厳しい上りもこなせるとは!!将来楽しみ!!
これでアラフィリップは総合トップも手に入れたのですが、
前日に「調子良いから総合優勝狙うよ」的な事言ってたサガンが、
最後まで必死に走って総合トップは失ったものの、
トップから僅か2秒差の2位という、
最終日のボーナスタイムでひっくり返る差に付け
最終日にゴールスプリントで数センチの差でファラーに勝って(!)、
執念の3位に入り、
サガンが総合優勝を果たしました!!
何というサプライズ!!
これから総合系の選手にシフトしても面白いかもね…
ちなみにサガンは優勝決まった後に、
いつもより長めのウィリーをやってから、
バイクを持ち上げて喜びを爆発させてたのは印象的でしたし、
そのサガンに抜かれて、
優勝逃すことになってしまうかもしれないアラフィリップを気遣って、
最終日にステージ優勝した時にカヴが、
控えめにガッツポーズしてたのに凄い成長を見ました。
カヴは去年より体重増やしてパワー付けたようだし、
ツールでのキッテルへのリベンジ期待してる!
あと表彰式で山岳賞のオスはベースを手に登場して、
ステージを盛り上げてましたし、
今年も熊やテキサスホーン男などなど、
いろんなギャラリーがいて、
レースは勿論、
他の所でも大いに楽しかったです。
やっぱりカリフォルニアは面白いぜー!
個人総合成績
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 28h13'12"
2位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ) +03"
3位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ) +37"
4位 ジョー・ドンブロウスキー(アメリカ、キャノンデール・ガーミン) +1'14"
5位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +1'15"
ポイント賞
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、エティックス・クイックステップ)
山岳賞
ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシング)
ヤングライダー賞
ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)
チーム総合成績
チームスカイ
8日間のステージレース「ツアー・オブ・カリフォルニア 2015」の雑感/感想。
今年のカリフォルニアは、
気温じゃなくてレース展開がとにかく熱く、
レンショーの完璧なリードアウトも光ってた、
スプリントステージで勝ちまくって、
8日間で半分の4勝を挙げたカヴェンディッシュの圧倒的なスプリントの強さに、
3日目までずっと2位だったサガンが、
4日目の上りスプリントステージで念願のステージ優勝を果たしたり、
雪のせいでコースが変わって短くなった個人TTで圧倒的な走りをして
予想外の優勝を果たしたり
(サガンが走るまで暫定トップだったヨス・ファンエムデンが、
個人TTお馴染みの待合所でソワソワして待ってたのに、
サガンに抜かれてしょんぼりしてたのも印象的でしたw)
3日目に逃げ切り優勝を果たして、
ジャージ総取りの大金星を挙げた、
期待の新人スクジンスの活躍といろいろありましたが、
何より総合優勝争いに絡むと思われていなかった、
サガンとアラフィリップの最終日まで縺れた総合争い、
そしてサガンの逆転での総合優勝ですよー!!
サガンは6日目の個人TTで勝って、
2位のスクジンスに28秒差、
3位のアラフィリップに45秒差を付けて総合トップに立ったものの、
クイーンステージとなった7日目は厳しい山岳頂上ゴールのステージだけに、
サガンから1分くらいの差に居た、
エナオモントーヤやヘーシンクやスベルディア辺りが有力かと思われていたのですが、
いざ走ってみたら、
ヘーシンクが遅れる中サガンは残り、
アラフィリップに至っては、
途中でエナオモントーヤを千切って独走してステージ優勝するという…
短い上りしか無理と思われていた、
アラフィリップがまさかここまで長くて厳しい上りもこなせるとは!!将来楽しみ!!
これでアラフィリップは総合トップも手に入れたのですが、
前日に「調子良いから総合優勝狙うよ」的な事言ってたサガンが、
最後まで必死に走って総合トップは失ったものの、
トップから僅か2秒差の2位という、
最終日のボーナスタイムでひっくり返る差に付け
最終日にゴールスプリントで数センチの差でファラーに勝って(!)、
執念の3位に入り、
サガンが総合優勝を果たしました!!
何というサプライズ!!
これから総合系の選手にシフトしても面白いかもね…
ちなみにサガンは優勝決まった後に、
いつもより長めのウィリーをやってから、
バイクを持ち上げて喜びを爆発させてたのは印象的でしたし、
そのサガンに抜かれて、
優勝逃すことになってしまうかもしれないアラフィリップを気遣って、
最終日にステージ優勝した時にカヴが、
控えめにガッツポーズしてたのに凄い成長を見ました。
カヴは去年より体重増やしてパワー付けたようだし、
ツールでのキッテルへのリベンジ期待してる!
あと表彰式で山岳賞のオスはベースを手に登場して、
ステージを盛り上げてましたし、
今年も熊やテキサスホーン男などなど、
いろんなギャラリーがいて、
レースは勿論、
他の所でも大いに楽しかったです。
やっぱりカリフォルニアは面白いぜー!
個人総合成績
1位 ペーター・サガン(スロバキア、ティンコフ・サクソ) 28h13'12"
2位 ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ) +03"
3位 セルジオルイス・エナオモントーヤ(コロンビア、チームスカイ) +37"
4位 ジョー・ドンブロウスキー(アメリカ、キャノンデール・ガーミン) +1'14"
5位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ロットNLユンボ) +1'15"
ポイント賞
マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、エティックス・クイックステップ)
山岳賞
ダニエル・オス(イタリア、BMCレーシング)
ヤングライダー賞
ジュリアン・アラフィリップ(フランス、エティックス・クイックステップ)
チーム総合成績
チームスカイ