ブエルタ・ア・エスパーニャ2010 Stage8

◆ブエルタ・ア・エスパーニャ2010 第8ステージ
モンクティエ、キター！！
逃げグループの中で最低限の事をしながらも、
巧く力を温存して、
最高のタイミングでキレのあるアタックを掛け、
そのままライバルを突き放し、
まさにベテランらしい、巧みで貫禄がある余裕の勝ち方で、
三年連続三回目のブエルタでの優勝を上げましたー！
35歳というのに、この人は本当に凄い！！
まぁ、表彰式でシャンパンのコルクを折って開けれないという、
ベテランらしからぬ失敗もしてましたがwww
山岳賞争いはセラフィン・マルティネスが意地を見せて、
最後以外の山岳ポイントを全て一位通過して、
首位をキープしましたが、
モンクティエも最後の一級を一位通過して、
それ以外も全て二位に入り、
山岳賞争いでも二位になりましたし、
ますます目が離せない状態になってきましたし、
面白くなったきたー！

そして、
総合争いにも大きな動きがあり、
イゴールアントンがマイヨロホを獲得しましたよ！
最後ホアキンがマイヨロホ獲得の為にスプリント掛けたのですが、
結局、それが報われずアントンと同タイム扱いになり、
総合争いは二位になりましたが、
終盤のアタック合戦は見ていて非常に熱く、
上記の二人と同じくらい、ニーバリもかなり好調ですし
伏兵のトンドも調子良いみたいですし、
総合争いも実に混沌としていて面白い！
ベテランのサストレも今日は意地を見せてくれましたし、
どこかでステージ優勝出来るかも！
個人的に応援してるフランク兄さんは一分以上遅れてしまい、
まだ逆転可能なタイム差とはいえ、
トップ四人のレベル/コンディションの高さはマジぱないですし、
ちょっと難しいかな…
しかし、コンディションが悪いのか、
チームが空中分解してるのか、
実際はどうか分かりませんが、
いまいちブエルタではサクソバンクは、
ぱっとしないな…何かファン的には悲しいわ…

前日にチームスカイのマッサーのゴンザレス氏が急逝し(ご冥福お祈りします)、
原因不明のウィルスで三人も選手がリタイアしてる事もあり、
チームスカイはブエルタからの撤退を決めたり、
序盤にペタッキにジルベールにアローヨにメンショフなど、
主要選手も含む大きな落車があったり、
初めのスプリントポイントの近くで山火事があったりなかったり(※)、
(※Jスポの放送の中でそういう情報が出ていただけで、
日本の自転車関連のニュースサイトにはそういう情報が無いので事実かどうかは不明です)、
上記のように大規模な落車もあった事もあり、
危険回避の為、スプリントポイントが無くなったりと、
いろいろ波乱だらけで始まった訳ですが、
終盤はかなりエキサイティングで、
実に内容が濃くて面白かったです。



PS
途中でホアキンロドリゲスがふざけて、
コルドフェルナンデスを後ろから抓ったのですが
最終的にはホアキンだと気づいて笑ってましたが、
はじめ本気で怒っていて吹いたwww


PSのPS
一躍時の人になり、大人気の23年物(23歳)のジョニーウォーカーは、
結果さえ出せば、すぐCMのオファーくるだろうなw