ミルクレゥプのカルボナーラの逆襲2112 その時、納豆にネギも付いてほくほく

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ツール・ド・フランス 2011 第9ステージ

2011-07-11 12:38:47 | サイクルロードレース
◆ツール・ド・フランス 2011 第9ステージ
ルイスレオン・サンチェス、キター!!
最後のスプリントは巧い事足貯めてたのもあり、
一人別次元で正に完勝と言える勝利でした。
ゴールパフォーマンスでおしゃぶりパフォーマンスしてたように、
子供が生まれたみたいですし、二つの意味でオメー!
そしてヴォクレールがマイヨジョーヌ獲りましたよ!!
序盤はフーガーランドと山岳ポイント争いをしてたのもあり、
逃げ集団内が上手くまとまらなかったものの、
ヴォクレールから
「山岳ポイントはフーガーランドにあげるから、マイヨジョーヌを獲るのに協力してくれ」
という話し合いが付いてからは、
逃げ集団もまとまり良いペースで逃げ続け、
特にヴォクレールは好調みたいで舌をベロベロ出しながらw
最後まで積極的に先頭を牽き、
追走集団との差が縮まる所か、一時は離れていきましたし、
ステージ優勝こそ出来なかったものの、最後まで逃げ切って、
今日の走りに値する素晴らしい結果が付いてきて本当に良かった。オメー!
LLサンチェスも大幅に順位を上げ総合で2位になりました。

ただ、
今日はトラブルが過去最高に多く起こり、
コンタが近くの自転車と接触して落車して腰と膝を強打したり(一番痛めたのは膝らしいです)、
中盤に大落車が起こり、主要選手が多く巻き込まれ、
クレーデンは再スタート出来たものの、
ヴィノが側道に落下して骨盤を骨折してリタイアして、
ヴァンデンブロックやザブリスキーもリタイアに追い込まれましたし、
(怪我してなおバイクに跨ってスタートしようとしたヴァンデンブロックを
チームの監督がヘルメット脱がして諭す姿は実に印象的でした…)
極めつけは、
終盤に逃げていた5人の内の1人のフレチャに、
フランスの国営放送の車がぶつかってきて(!)弾き飛ばされ、
横に居たフーガーランドが巻き沿いにあい、
有刺鉄線が張ってある柵の方に飛ばされるという…
何とか二人とも再スタートして最後まで走りきり、
いつもなら一番逃げた選手や前を牽いた時間が長い選手に与えられる敢闘賞を、
今日はフーガーランドとフレチャに与えれるという特別な待遇はあったとはいえ、
あれは酷すぎた…完全な交通事故ですよあれ!
先日のセレンセンの報道バイクの件といい、メディアは何考えてるんだ!!
特にフーガーランドは足に多くの出血が見られ、
かなり痛々しい姿で走ってましたし、
山岳&敢闘賞の表彰式で嬉しさからじゃない涙…
悔しさや悲しみや空しさ怒りなどから来る涙を流してましたし、
本当に居た堪れない…怪我が軽い事を祈ってます。

しかし、去年も多くの落車がありましたが、
今年は主力選手が多く巻き込まれてますし、
自転車乗るのが超上手いプロが気をつけて集中して走ってるだろうに、
普通なら起こらない様な場所で落車が起こってるんだよね…
今年のツールは呪われてるにも程がある…
ヴィノは今年で引退と公言してマイヨジョーヌを最後に着てみたいとの事で、
先日も積極的な素晴らしい走りをしてましたし、
ザブリスキーも積極的に集団を牽く献身的な姿を見てましたし、
フーガーランドも連日逃げに乗り、積極的に良い走りしてるだけに、
本当にいろいろやりきれない…
今年のツールも各ステージ面白いし、
何より各賞争いは実に接戦で混沌としていて実に面白いだけに、
こういうトラブルは本当に勘弁して欲しい…
2週目からは大きなトラブルが無い事を祈ってます。


◆第9ステージ結果
1位 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク)     5h 27' 09"
2位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)         +6"
3位 サンディ・カザール(フランス、FDJ)              +13"
4位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)  +3'59"
5位 ピーター・ベリトス(スロバキア、HTC・ハイロード)
6位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング)
7位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック)
8位 トニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード)
9位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック)
10位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD)

◆第9ステージ終了後の個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)          38h35'11"
2位 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク)           +1'49"
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング)          +2'26"
4位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック)      +2'29"
5位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック)      +2'37"
6位 トニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード)              +2'38"
7位 ピーター・べリトス(スロヴェニア、HTC・ハイロード)
8位 アンドレアス・クレーデン(ドイツ、レディオシャック)         +2'43"
9位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)      +2'55"
10位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、レオパード・トレック)       +3'08"




PS
ヴィノは今年で引退と公言して最後がこれだと本人もやりきれないでしょうから、
来年も走ってくれるといいな…

PSのPS
今日もレディオシャックは呪われていて、
クレーデンが落車に巻き込まれ、最終的に数秒とはいえタイムも失うという…
つ塩

PSのPSのPS
何気に総合争いはPベリトスが台風の目になりそうですね…
調子も良さそうですし山もそこそこ強いですし、
何よりTTが速いので大番狂わせがあるかもね…

PSのPSのPSのPS
先日の放送内で話してましたが、
エヴァンスがボトル捨てた際に観客に当たったので、
自ら謝りに行ったらしいですよ!なんて良い人だ!
きっと、いつもの高い声でうるうるした目をして本当に申し訳なさそうに謝ったんだろうなー
なんか想像出来てしまうのにエヴァンスのキャラや人柄が表れてるなw



※追記
フーガーランドのレース後のコメント。
「今生きていることを喜ぼう。恐ろしい出来事だった。誰も非難したくはない。
だってこの手の出来事は誰もわざとするわけではないのだから。
車を運転していた人間はすでに痛々しいほどに罪の意識を感じているし、間違いなく謝罪に来るだろう。
ファン・アントニオ(※フレチャの事です)は謝りに僕の所へ来た。
こんなことはあってはいけない事だ。
でも常にリスクは存在する。7センチに渡る深い切り傷を3つも作ってしまった。
これから病院へ行くが、たぶん少なくとも30針は縫うだろうね。
マイヨ・ア・ポワを手に入れたけれど、休息日は僕にとってとても辛いものになりそうだ。」

なんて人として偉大なコメントだ…
ますますファンになるわ!
傷が深いみたいなんでレースを続けられるか微妙ですが、
一刻も早い回復を祈ってます。

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