アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

骨が痛いって・・

2009-08-26 00:00:00 | 母の介護
昨日は吐いたという母でしたが、
今朝は、腰のあたりの骨が痛くて
歩けないと言います。

もう、歩けないっていうのは
一番困ることです。

脳みその老化と共に
寝たきりになってくれるのは
それなりに楽ですが、
まだ自分を捨てていない母にとって
歩けないのは、お互いに困ります。


下着のシャツのまま動けずに座り込んでいる母でしたが
大丈夫だと言ってくれるので
助かります。

人を頼りにせず、自分で頑張ってくれるところが
母の良いところです。

しばらくしたら、母が貯金通帳をもって
外出したそうにしていました。

入院と言うことになったら
保証金とか必要だから
下ろしてくると言うのです。

お金は大丈夫だから
歩けないのに銀行は行かなくて良いと
説得しました。

たまたま、今日は早朝から夕方までわたしは
仕事の予約がいっぱいです。
病院へも付き添えないし
困りました。


「 病院に行くなら、タクシーでいきなよ。

  入院はさせてくれないと思うよ

  パンツの中に、トイレに置いてあるパットを
  敷いておけば、間に合わなくても大丈夫だから。
 
  パンツの中にオシッコをしちゃっても
  紙を取り替えるだけでいいんだし、
  パンツは濡れないからね 」


忙しいので一度にたくさん言ったから
ポカンとした顔の母でした。

わたしは考えた。
もしかして足が痛いのは
転んだのかなぁ~

今朝起きたら
ねずみ取りのベタベタ(ネズミホイホイ)に
母がつかまっていたからなぁ

ベタベタの上に足を乗せた人がいて
そのベタベタ糊で廊下を歩いてあって
家中ベタベタ・・・

ネズミというのも
本来、家には居ないんだけど
玄関から侵入すると、
家をうろつくんだ。
 
夜中に暗いキッチンで
私がパンを食べようとしたら
足下を何かが走ったのだ。
次の朝、ネズの糞が廊下に落ちてた。
ショックだった。



絶対お前を殺す!!

~~~~~~~~~~

それで、お昼休みとなり
母の様子をみると
薬屋からシップを買ってきてある。

痛いけれど大丈夫だと
言います。

夕方の仕事が終わって
母の様子を見ると
薬屋からシップを買ってきてある。

夕飯のお膳立てをして
わたしは六本木に
お出かけしました。


六本木の街を少し歩きましたが
豪華な料亭とか
豪華なクラブとか
それはそれはあこがれる生活レベルの
お店が沢山ありました。

わたしは道を間違えたので
こういうお店を利用する身分では
無いことが残念でした。

たまに、こういう店に連れて行ってくれるという
ボーイフレンドがいますが
ろくな奴じゃありません。

さて、アロハなお店に到着し
アロハの音楽を聴きながら
アロハな仲間達とアロハなお酒を飲んで
おいしいアロハな食事をすこし食べました。



その日によって自分のテンションが
違うのですが
今日の自分は、ハイテンションでした。
楽しかったです。
お誘いを断らないで良かった。

夜11時帰宅。

私 『 ただいまぁ~ 』

チョコパン 『 おかえり~ この不良娘が! 』

チョコパン 『 おばあちゃんも、言ってみ、
        チョコパンと同じことを 言ってみ 』

私(もういちど)『 ただいまぁ~ 』

チョコパン 『 おかえり~ この不良娘が!
        お婆ちゃんも、言いな! ほら 言いな! 』

母  『 いやだよ、そんなこと 言えないよ 』
チョコ 『 大丈夫だよ、いいなよ。言ってみ 』

私(もういちど)『 ただいまぁ~ お婆ちゃん』

チョコ 『ほら、ほら』

母  『 おかえり、この 不良娘が、、、
       
     言えって、言われたんだよ~ この子が言えって・・』


わたしもチョコパンも大笑いしてるのに
母は、困っていました。
言ってくれて良いのに。
父ジェンギンスだったら、もっと
いろいろ言って笑わせてくれた人だったな

わたしの留守中、姉から電話があったそうです。
徒歩数分のところに住んでいるのに
母と姉は1年以上のご無沙汰でした。

母はチョコパンと一緒にいる時
とっても楽しそうです。

あいにく、お仕事がたいへんで
なかなか一緒に過ごす時間がなくて
寂しそうです。

私じゃ、どうも駄目らしい。。。



犬嫌いの原因は,↑ こんなふうに
ブラシで綺麗に掃除をしたところへ
無理ヤリ柵をこえて歩くんだ

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