アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

雪山の墓参り

2014-02-21 13:11:00 | 介護
2月14日はバレンタインデーだけれど、父ジェンギンスの命日なので、墓参りをしなければと思って火曜日に一人で出かけた。

墓参りや病院お見舞いというのは心が和むものだ。
ひとりでそこにいる黙っている人と話ができるのだ。
・・・もしかしたらわたしは、黙っているその人と話ができる能力を持っているのかもしれない・・・なんちゃって~


大雪から一週間たっても、世間では孤立されてる人がいるというが、
まったくもって、墓参りは参ったのです!!

京王線沿線で八王子よりも手前の結構開けたところにあるお墓なのですが、雪山でした。



お寺の門をくぐったら、雪山だらけ。
本堂のお賽銭箱だって雪のなかだ。


父のお墓は、この道の突き当たりをひだりにまがるのです


墓石の上も一面ゆきだらけ


ここでも雪かきをするとは思いもしなかった。
父の近所は墓石の上には雪がなかった・・・


ゴミを捨てるために途中まで歩いたが戻った。
ブーツの上まで足が潜ってしまう新雪なのだ。

家に帰って思い出したことが、、、ゴミをうっかり向かいのお墓に置いてきてしまった。
雪道を歩くことしか考えていなかった・・・雪が溶けたら向かいのお墓に古い造花がお供えされているというわけだ。

持参したライターの火もつかず、火をお願いに行くこともできず、お線香を焚くことができなかった。


墓石を磨いて、ゴミを拾って、お菓子をあげて、記念撮影。
わたしの最後の住み家ですからね。


都会じゃないところは帰り道も雪が道にたくさん残っていた。
残っているっていうより、雪道のまんま!!

私の知らない世界でした。
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