2008年2月8日 金曜日 転院させたいと思った。
1時間の面会のために2時間の時間を往復に使っている。
介護保険の切れたジェンギンスですが、もう介護保険は必要ないと
昨日先生から宣言されたので
ずっと、病院暮らしのようです。
療養病棟に戻るということは無いのです。
そんなことを、行きの電車で考えていて、
もう、命のおわりならば、近所の医者に入院させて
毎日朝晩、見てあげたいと思った。
そうすればもう、乱暴扱いされないだろうし、
ジェンギンスの心も落着くだろう。
死ぬ間際まで、乱暴扱いの介護婦におびえているジェンギンスは
かわいそうでたまらない。
12月に受け入れてくれると言った近所の病院(母の入院先)は
設備が悪くて嫌だと思っていた。
部屋は狭いし、ベッドは堅い。・・それだけか
でも、最後ならもう、床ずれも考える時間がないだろうし
電車のなかで、転院を決心したんだ。
=====
病院についた。
ジェンギンスの意識が時々遠のくんだ。
目玉が、上に上がって意識が無い。
呼びかければ、返事を はい ってするし、
質問すればうなずいたり、クビを横に振ったりする。
私の手とジェンギンスの手を合わせて手を叩けば、
ジェンギンスの意志で、手を叩いてくれる。
いつもの、乱暴な文句たれの看護婦さんが今日も居る。
『 きのうは、お風呂にはいって良かったわよ、
喉が渇いて、水が飲めないのはかわいそうね』
って、やさしいんだ。
先生になんか言われたことは、明らかにわかる。
だって、自分が乱暴であるということのいい訳を沢山してたから。
わたしも、ヨクわかるんだ。
抵抗のある人には短時間で、思いっきり素早く何かをするに限る。
のんびり、家族が甘やかしているのは
わたしも嫌いな方です。
でも、血が出るほどの乱雑なやり方は
患者さんがかわいそうで。
とにかく、先生に言われたらしくて、
どういう訳か、痰吸引と口掃除はしなかった。
痰もたまっていたし、
口の中も、真っ白い昼に飲んだ薬がゼリーとともに
流れないでこびりっついていたけど
掃除もしなかった。
血圧は128
体温35.9度
死ぬ時の血圧はどのくらいか聞いた。
昨日は死ぬ時の体温を聞いた。
きのうから、そんな質問ばっかりしているので
看護婦さんは呆れて言った。
『死ぬ時はこの病室じゃなくて、あっちへ行くのよ、
ここにいる限り、まだしなないわよ
でも、意識がときどきなくて、ぼーっとしてるから
いつ急変するかわからないわね』
と、聞いて、
それじゃ、いまさら転院したところで
食事どころじゃないわ。
転院のための自動車移動の振動で、体を壊すかも知れない。
ジェンギンスの癌は、問題ありません。
血液検査の値は多少悪くなっています。
問題は、栄養が無いことです。
いつもの看護婦さんに聞きました
『 アミグランド二本で、生きていけるだけの栄養が足りてるんですか?
ずっと生きていけるんですか?』
『 ごはんが食べれないのは、力もつかないし、かわいそうよね
点滴は、大学を出た先生が決めていることだから
大丈夫なんじゃないの。
大学をでた先生なんだから、ちゃんと考えてるんじゃないの?
体重とか、年齢とか考えて必要な量を注射してるんじゃないのかな』
急に、大腿骨骨折のおばあさんが入院してきたので
病室はあわただしかったです。
看護婦さんに担当者がきまっているようで、別の看護婦さんが
必死で耳の遠いおばあさんに話しかけていました。
男女混合、合コン病室です。
耳の遠いおじいさんとおばあさんは、ちゃんとお話ができます。
寝たきりのおじいさんとおばあさんは御返事ができます。
いいカップルができました。
第三の人生です。
おじいさん二人は不倫です。
ここで、ちょっと考えた。
毎日毎日毎日必死で面会に来ているのって
どの人も、実の娘です・・・この寝たきり病院の場合ね。
娘って偉大だと思った。
息子が来る場合もあるけど、たいてい嫁が一緒だったりして
息子は一人じゃ来れないのか
@ジェンギンスの鼻の穴はの中は酸素のチューブのせいでおできができてる
@今日は足がむくんでいた
@下着のシャツを着ていなかったから、おむつの上に置いてきた。
@シーツがぬれていたのでメモして取り替えてもらうようにした。
@口の中は、薬のぜりーがこびリついていた
@目玉が上にあがって、気を失うようにみえる
@痛みはないみたいだ
@元気だって、言う
@ミトンをとると、手を頭にやる
@耳掃除をしようとしたら、指でふさいで阻止した
@靴下を履かせる時も、力をいれて抵抗していた
@蜂蜜をすこしあげた
@プリンを一口あげたらもっと欲しがったけど、甘いにおいがすごくてやめた
@特効薬エキスに蜂蜜をいれてのませた
いくら癌特効薬を飲ませたって
癌じゃない理由で体が弱ってきたんじゃ
はなしにならん。
いや、良いのかな?
癌がなおって、老衰でなくなるわけだから
しあわせかな
でも、老衰には早すぎる。
食べれるのに絶食が
どうしても気がかりだ。
あすは、ゆっくりできるから
なにか食べさせよう。
早く死んでもいいから食べさせよう。
近所の救急病院にメールした。
質問コーナーがあったから
入院のことと点滴のことを聞いた。
チョコパンは家に連れ戻したいと言った。
わたしもそれは可能であると思った。
でも、母がいる限り無理だな。
母と父は引き離しておくのが一番だ。
母には今日ジェンギンスの絶食の話しを初めてした。
覚悟が必要だからな。
きょう、母に鬱病の薬を昼にのませたせいでしょうか
夜、よくしゃべるので驚いた。
こんなにデカイピンセットで口をかき回されて血が出るのです。
ジェンギンスの布団の中に入っていました。
1時間の面会のために2時間の時間を往復に使っている。
介護保険の切れたジェンギンスですが、もう介護保険は必要ないと
昨日先生から宣言されたので
ずっと、病院暮らしのようです。
療養病棟に戻るということは無いのです。
そんなことを、行きの電車で考えていて、
もう、命のおわりならば、近所の医者に入院させて
毎日朝晩、見てあげたいと思った。
そうすればもう、乱暴扱いされないだろうし、
ジェンギンスの心も落着くだろう。
死ぬ間際まで、乱暴扱いの介護婦におびえているジェンギンスは
かわいそうでたまらない。
12月に受け入れてくれると言った近所の病院(母の入院先)は
設備が悪くて嫌だと思っていた。
部屋は狭いし、ベッドは堅い。・・それだけか
でも、最後ならもう、床ずれも考える時間がないだろうし
電車のなかで、転院を決心したんだ。
=====
病院についた。
ジェンギンスの意識が時々遠のくんだ。
目玉が、上に上がって意識が無い。
呼びかければ、返事を はい ってするし、
質問すればうなずいたり、クビを横に振ったりする。
私の手とジェンギンスの手を合わせて手を叩けば、
ジェンギンスの意志で、手を叩いてくれる。
いつもの、乱暴な文句たれの看護婦さんが今日も居る。
『 きのうは、お風呂にはいって良かったわよ、
喉が渇いて、水が飲めないのはかわいそうね』
って、やさしいんだ。
先生になんか言われたことは、明らかにわかる。
だって、自分が乱暴であるということのいい訳を沢山してたから。
わたしも、ヨクわかるんだ。
抵抗のある人には短時間で、思いっきり素早く何かをするに限る。
のんびり、家族が甘やかしているのは
わたしも嫌いな方です。
でも、血が出るほどの乱雑なやり方は
患者さんがかわいそうで。
とにかく、先生に言われたらしくて、
どういう訳か、痰吸引と口掃除はしなかった。
痰もたまっていたし、
口の中も、真っ白い昼に飲んだ薬がゼリーとともに
流れないでこびりっついていたけど
掃除もしなかった。
血圧は128
体温35.9度
死ぬ時の血圧はどのくらいか聞いた。
昨日は死ぬ時の体温を聞いた。
きのうから、そんな質問ばっかりしているので
看護婦さんは呆れて言った。
『死ぬ時はこの病室じゃなくて、あっちへ行くのよ、
ここにいる限り、まだしなないわよ
でも、意識がときどきなくて、ぼーっとしてるから
いつ急変するかわからないわね』
と、聞いて、
それじゃ、いまさら転院したところで
食事どころじゃないわ。
転院のための自動車移動の振動で、体を壊すかも知れない。
ジェンギンスの癌は、問題ありません。
血液検査の値は多少悪くなっています。
問題は、栄養が無いことです。
いつもの看護婦さんに聞きました
『 アミグランド二本で、生きていけるだけの栄養が足りてるんですか?
ずっと生きていけるんですか?』
『 ごはんが食べれないのは、力もつかないし、かわいそうよね
点滴は、大学を出た先生が決めていることだから
大丈夫なんじゃないの。
大学をでた先生なんだから、ちゃんと考えてるんじゃないの?
体重とか、年齢とか考えて必要な量を注射してるんじゃないのかな』
急に、大腿骨骨折のおばあさんが入院してきたので
病室はあわただしかったです。
看護婦さんに担当者がきまっているようで、別の看護婦さんが
必死で耳の遠いおばあさんに話しかけていました。
男女混合、合コン病室です。
耳の遠いおじいさんとおばあさんは、ちゃんとお話ができます。
寝たきりのおじいさんとおばあさんは御返事ができます。
いいカップルができました。
第三の人生です。
おじいさん二人は不倫です。
ここで、ちょっと考えた。
毎日毎日毎日必死で面会に来ているのって
どの人も、実の娘です・・・この寝たきり病院の場合ね。
娘って偉大だと思った。
息子が来る場合もあるけど、たいてい嫁が一緒だったりして
息子は一人じゃ来れないのか
@ジェンギンスの鼻の穴はの中は酸素のチューブのせいでおできができてる
@今日は足がむくんでいた
@下着のシャツを着ていなかったから、おむつの上に置いてきた。
@シーツがぬれていたのでメモして取り替えてもらうようにした。
@口の中は、薬のぜりーがこびリついていた
@目玉が上にあがって、気を失うようにみえる
@痛みはないみたいだ
@元気だって、言う
@ミトンをとると、手を頭にやる
@耳掃除をしようとしたら、指でふさいで阻止した
@靴下を履かせる時も、力をいれて抵抗していた
@蜂蜜をすこしあげた
@プリンを一口あげたらもっと欲しがったけど、甘いにおいがすごくてやめた
@特効薬エキスに蜂蜜をいれてのませた
いくら癌特効薬を飲ませたって
癌じゃない理由で体が弱ってきたんじゃ
はなしにならん。
いや、良いのかな?
癌がなおって、老衰でなくなるわけだから
しあわせかな
でも、老衰には早すぎる。
食べれるのに絶食が
どうしても気がかりだ。
あすは、ゆっくりできるから
なにか食べさせよう。
早く死んでもいいから食べさせよう。
近所の救急病院にメールした。
質問コーナーがあったから
入院のことと点滴のことを聞いた。
チョコパンは家に連れ戻したいと言った。
わたしもそれは可能であると思った。
でも、母がいる限り無理だな。
母と父は引き離しておくのが一番だ。
母には今日ジェンギンスの絶食の話しを初めてした。
覚悟が必要だからな。
きょう、母に鬱病の薬を昼にのませたせいでしょうか
夜、よくしゃべるので驚いた。
こんなにデカイピンセットで口をかき回されて血が出るのです。
ジェンギンスの布団の中に入っていました。
お近くの病院のソーシャルワーカーさんにご相談なさってみては?いかがでしょうか?
本当に終末医療の現実の厳しさを感じます。
最後まで脳が正常だった義父は、毎日酸素マスク&点滴のみの寝たきりでした。時々、口の中を湿らせた脱脂綿で拭いてあげることくらいしか出来ませんでした。みるき~さんのお父様への介護姿勢を拝見していて、あの時の義父も口からもしかしたら、食べる事ができたのかなぁ~と思ったりします。でも、嫁の立場では、絶食の義父にな~~~んにもしてあげる事ができませんでした。いや、義父の死に際は、もっともっと弱っていて、声さえもでませんでしたので、お父様はまだまだ、生き抜く力強さがありますよ。
お父様の「食べられる力、飲み込める力」がまだまだあることを実践で解っていらっしゃるから、やはり、少しでも口から食べさせてあげたいと思いますよね。むせないようにゆっくりゆっくり食べさせてあげるためには、病院の人手が余りにも足りないことが現実でしょうか?点滴のカロリーがもう少し上がると良いのですが・・・まだまだ、沢山の反応がありますものね。
↓URLteacupのブログにもyahooと同じ記事を載せています。また、遊びにいらして下さいね。