アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

みてるのがつらい

2007-12-13 02:03:45 | 介護
2007年12月13日 木曜 拘束がきつい

今日の木曜は、わたしのおけいこ事が入っていて
本当は面会が無理なところですが、
必死で30分だけでもと思って
電車で駆け付けました。

まず、二人の看護婦さんから

「 昨日プリンをお孫さんが2つもたべさせたので
  夜8時に吐きました。
  これからは、一つにしてください 」

と言われました。
チョコパンは空腹のジェンを見かねて
きっと追加したのかと思いましたが、
メールしたら、一つしかあげていないと言うし、
でも、ゴミ箱には昨日のゴミであるヨーグルトの空きパックを
すてたから、2つ捨てたことになる。

つまり、ゴミ箱まで点検されちゃってたわけで、

そんなことより、
私が到着したら、介護士さん二人がジェンを押さえつけて
おむつ替えをしていた。
聞きかねて、
『 おじいちゃん!』て声をかけたら、
介護士さんの声が急に、優しくなった。

ほっといたら、叩かれる勢いだ。
心が痛かった。

まもなく死ぬひとを押さえつけて
怒鳴って、
あげくに、もう起きないであろうジェンギンスの
拘束ベルトは、激しくきつい!

昨夜の夜8時ということは
チョコパンが帰った直後で
つまり、拘束ベルトをきつく締められた時だ。

閉めすぎだよ。
これじゃ、はいたとき気管に詰まるじゃないか。

ジェンギンスは元気そうでした。

吐いたことが心配なので
今日は持参したよーグルトは食べさせず、
妙薬入り蜂蜜とミルクコーヒーだけあげた。
美味しそうに飲んでくれた。

ミルクをたくさん飲んだので、
背中を叩いて、げっぷをさせた。

とにかく、この場におよんで
きつく拘束されるのは
かわいそうで仕方がない。

今日一日中
いやな気持ちがした。

たった30分の面会で
あとの23時間30分の間
ジェンは、たった一人で過ごすのです。

かわいそうに。
病気でもう生きれないとわかっているのに
一人でいるなんて、かわいそう。

あすは、仕事をめずらしく休んだので
夜、ジェンギンスに付き合います。

チョコパンがかってきたらしい、5ホン指の靴下。
愛情いっぱいだ

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