アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

私の家系は呆けない・・って

2009-03-04 10:19:42 | 母の介護
母の頭の中に思い浮かんだことがあるようです。
何回も言います。

「 家の親戚からは呆けた人は出ていないよ。
  100まで生きても呆けてない。
  90すぎてもぼけてないし、うちの家系からは
  呆けた人はでないんだよ 」

じゃあ、お母さんが一番はじめの認知症だね・・・と
前歯まで出たが、口を閉じてその言葉が出ない努力をした。

何回も言うから、何回も努力をした。
母も、このままの状態でずっと居てくれれば
呆けたことにはならず、としなりのボケで終わることが出来る。
どうか、進行せずに自宅で過ごしてもらいたいものだ。

とにかく、施設っていうのは
外界から隔離された牢屋だからな。
介護士のご苦労は勿論承知しているけれど
介護士さんが一番知っていることだろうと思う。

=========

今日は、美しさを追求する女性とランチをしてきた。
美味しいラーメン屋さんが閉店していたので
美味しいおそば屋さんを案内してもらった。

そして私の食べたことのない
からみもち蕎麦 だったかな? を注文。
冷たいそばの上に揚げたお餅が2つと
大根おろしとナメコたちがのっていて
めんつゆをかけて食べるのだ。

美味しかった!
食後にコーヒーまで出てきた。
おしゃれだね。

帰りにはその町で夕食のおかずを買った。
さすが地元の女性は美味しいお店を知っていて
いつもと違うおかずを並べることが出来た。
並べるだけで良いのだ。

うちの周辺ではどこにも売っていない
馬刺・・・特売¥800・・柔らかくてぜんぜんOK
エビシュウマイ・・¥540・エビがたっぷりでOK
骨付きからあげ・・サクサクしててOK
あと、コールスローサラダや煮込みハンバーグや揚げ豆腐まで
かって、あっという間に夕飯の支度が出来た。
便利な世の中だ。
違う町に来ると楽しい。

洗剤やドリンク剤も家の方より¥100ずつ安かった。
家賃も安くて物価も安くて便利なんだから、ヘンピな都心より
3倍おとくだなぁと思いました。
新宿まで15分くらいだろうしな。

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私の仕事が終わって階下に降りると、
テーブルの上に明太子おにぎりが一つありました。
母に聞くと、やたら買ってきたそうです。

私の思うに、
自分の昼食か夕食のために買ったんじゃないかな?
私がいないと、やたら自立するので
食事を用意しないと!って思ったのかな?

買ってきたら、部屋のテーブルにちゃんと
用意してあったからたべなかったんだろうな~

食事の用意をしているとき
寿司をかってきたり
ダンゴを買ってくることが過去に4回くらいあったな。
食べたいものを買うことはいいことなんだけど
食べて必ず、 すっぱい! ごはんが堅い! 
まずい! って言うのです。
だけどまた、買ってくるのです。
美味しい寿司をたべたいんだろうな~

入れ歯を治してもらわないとね。
いま、新しい歯医者に行ってるけど
また、入れ歯を作ってます。

そしてきっと、
痛い 痛い って言うのです。

目が痛い
耳が痛い
入れ歯が痛い
頭が痛い
胃が痛い
腰が痛い
足が痛い
お腹が痛い

年をとるって
すごく苦痛なことだと思います

大事にしてあげなきゃね




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4 コメント

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Unknown (hiro)
2009-03-05 15:22:44
お母様、入れ歯が合うようになって、一つでも痛みが取れると良いですね。新しい入れ歯は綺麗でとっても気持ちが良いです。
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Unknown (みるき~)
2009-03-06 10:04:11
★ hiroさん、母は毎回作る入れ歯も、痛い痛い と言って
どんどんゆるくしてもらうらしく、結局柔らかいものも噛めないんですよ。
母は賢い人だと思っていましたが、今は劣ってきました。 hiroさんの、義母さんは認知症特有の症状が全然見受けられないですね。
病的な認知症ではないなぁと私は思っています。このままお元気でいて欲しいですね。
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Unknown (hiro)
2009-03-06 21:40:56
義母は何でも人にやってもらいたいという元もとの性格のせいなのか、短期記憶が出来なくなっても、人よりも混乱や不安が最小限ですんでいるのかもしれません。義母の一番の症状は物忘れで忘れる事での混乱があります。着替えの順番が解らないみたいです。実は今困っている事は、超偏食とどこへでも痰や唾を吐き出してしまう事なのです。後をついて拭いて回ります。もちろん、気づかれないように。たぶん間に合わないというのもあるみたいですが。病院へと行くことをためらうようになったのも、このせいが多々あります。綺麗な床にゴミを捨てたり、唾を吐いたりしてしまって困りました。往診に変更して頂き、救われました。自宅なら家族だけの問題なので。自室の障子や壁は大変です。ふぅ~~~。病的ではないのでしょうかね???
お母様の入れ歯・・・そうでしたかぁ。
作り直した最初は痛いみたいですね。食べ物がかめないのはお辛いことですね。大変な介護をなさっていらしたお母様だから、ゆったり、心地良い生活が出来たら良いですね。みるき~さんのつぶやきにいつも頷いています。
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Unknown (みるき~)
2009-03-07 01:06:57
★ hiroさん、なるほど~~~。
  痰や唾を床に吐く人は、重症認知症専門老健で一人見たことがあります。その人以外には、痰吐き名人のジェンギンスです。畳を外の床だと思っている様子でしたが、亡くなってみると、痰が出ること自体が内科の病気でした。認知病ではなく肺や食道が悪かったんですね・・・大量でした。

トイレ掃除や痰の掃除、床を外だと思っているのなら、そのうち放尿始末、一歩ずつ未知の世界に踏み込んでいく訳ですね。

私の母も、ずっと付き添っていれば変な買い物もせず、食事準備も私がするから間違えず、犬に餌をあげるタイミングもおしえてあげれます。 数時間仕事で離れている間に、いろいろしでかしてくれる訳で・・・
お互いにどっちが良いのか解りませんが、
ずっと一緒にいるのも苦労でしょうね。

以前はお世話になっていた母ですが
一人前だった大人との同居は大変苦労であります。
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