アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

絶食だってぶつくさ言われた。

2008-02-05 01:28:03 | 介護
2008年2月5日 火曜日 食べさせたい

この頃の母は、元気を取り戻し、デイサービスのお陰で
起きてくれるようになりました。
今日の火曜もデイの日でしたが、
朝になって、寒気がするからといって休むことになりました。

喉が痛い、頭が痛い、寒い、だるい、熱がある・・・
ショッチュウ熱を測っています。
36.9度でした。
何かって言うと、風邪ひいたっていうからな。

食事計画が崩れ、昼食を考えないと・・・
姉が持ってきてくれたレトルトのお粥でいいや・・・

========

ジェンギンスの病院は、1時に到着し2時半まで居ました。

絶食とはいえ、特効薬だけは飲ませないと余っちゃいますからミルクティに混ぜて飲ませていたら、
文句たれ看護婦がやってきてさんざん、言われました。

「昨日もチョコパンちゃんが何かをあげていたって報告が
ありましたが、先生もあげないようにと指示されているのだからあげないで。

かくれてコソコソあげるより、堂々とあげたいだろうし、
急いであげたら、むせるし、
いぜんも、すごく咳き込んで止まらなくなったことがあったから。

水分はとくにむせやすいし、

欲しがるからってなんでもあげれば年寄りはいくらでも食べるんだから、

つらい思いをするのは、この人で、かわいそうだけど
あげないでちょうだい。

・・・・」 とかなんとか、ぐたぐたぐたぐたと並べられました。

先生と話しをしたいんだと言うことを
また、いっときました。
木曜は3時まで病院に滞在するから、会えるでしょうか。。。

会っても、だめだって言われちゃおしまいよ。

1時間半の面会なのであっという間です。

となりのSSさんに面会に来た近所のご夫婦が
ジェンギンスを見舞って暮れました。
このご夫婦は何十年も前に、2人とも胆嚢を摘出しているそうです。
ジェンギンスと同じ開腹手術です。

胆嚢を取ってしまう後遺症の典型がジェンギンスです。
ジェンギンスの脳みそと胆管、肝臓をどうか
解剖医学に役立ててほしいものですが
本人の意志じゃないからって
解剖のほうから断られたのだな。

ベッドを起こしていて、
血中酸素濃度をはかったら、80くらいしかなくて、
看護婦さんが驚いていました。
別の看護婦さんのときは、そう言う時
手をマッサージすると、ちゃんと正常に戻ったりしてます。

きょうの文句の看護婦は、どうしよう!っていってて
たまたま私がベッドを下げたら、みるみる正常値に戻っていきました。

ベッドのせいでしょうか?
もう起きるのは無理なのかしら。
計測しなかったら、分からないことです。

一月前よりははるかにぐったりしたジェンギンスです。
絶食した途端、食道からの逆流は無くなりました。
やっぱり、食事は良くないのでしょうか。

でも、家族があげるおやつでは逆流しないので
これくらいは健康的で良いんじゃないですか?

わたしはジェンギンスに
ミルクティでわった特効薬エキスを飲ませて来ました。

がんこな文句たれ看護婦は
今日はピンセットじゃなくて手でジェンギンスの口を綺麗にしてくれました。
目の回りも拭いてくれました。
おむつ替えも、私が帰るというので早めに来てくれました。
そして、お湯で下半身をあらってくれます。

今日は優しかったな。

弱ってきたジェンギンス。
いくら薬をあげても
回復する力がなかったら治らないよな。

2時半にいそいで病室を出ました。

1階のリハビリ室に認知病棟で一緒だったおじさんがいたので
手を振ったら、てを振ってくれました。
玄関では、歩けるおばちゃん達がお庭の散歩から帰ってきたところでした。
一昨日は雪だったのに、今日は暖かい日でした。

ジェンギンスの点滴は、生きていけるだけのものが
与えられているのなら安心です。
でも、普通の点滴です。
寝たきりの人は、高濃度点滴で、ずっと生きています。

主治医によって食事も点滴も違うんだ。
水分量とかマメに指示している医者もいるし、
家族の支えも必要だけれど
医者の熱意も大事なんだと思う。


痰吸引の機械の底には、ジェンギンスの口からでた
血液がたまっていました。
家族の居ないところでは、乱暴に吸引されたんですね。

かわいそうなジェンギンス


コメント (5)    この記事についてブログを書く
« 絶食を言い渡される | トップ | このままでは後悔がのこる »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ジュニタ)
2008-02-06 09:29:47
食いしん坊の私としましては、絶食は聞いただけでも耐えられない苦痛ですが、誤嚥も恐いですよね。あっという間に肺炎で・・・という悲しい結果にも繋がりやすいし。家族が見守っていても起こりえます。義妹のお姑さんがそうでした。胃に穴を開けて食物を流し込む胃ロウにしようか家族会議をしている最中に亡くなりました。高濃度の点滴は心臓にかなりの負担をかけると、お医者様に聞いたことがあります。早く担当医と面談出来るといいですね。納得の上で、今出来る最高の治療を受けさせてあげたいですものね。お父様はいつも暖かい飲み物を取られているようですが、冷たい物は驚いちゃってダメですか?受け付けてくれたら、アイスクリームと一緒にエキスを飲ませたら、すばやく見つからないでとか・・・本当は病院にも納得してもらって堂々と差し上げたい所でしょうが。
返信する
Unknown (kappa)
2008-02-06 10:30:22
うちの母も、ショッチュウ熱を測って、すぐに「風邪をひいたみたい」って言います。
病院だってそんなに測りません。
不定愁訴がひどかったときに、見かねてそう言ってしまいました。
体温は一日中同じではありませんよね。
みるき~さん、あっちもこっちも大変ですね。
返信する
Unknown (みるき~)
2008-02-06 23:27:44
★ ジュニタさん、お婆ちゃんがかつて始まっていた放尿とか今はどのように落着いたのでしょうか?
面会の時のことでいいから、ブログを再開して下さい。
オニ嫁って言うことばも、今はもう死語でしょ?
返信する
Unknown (みるき~)
2008-02-06 23:35:15
★kappaさんのお母さんも、hiroさんのおかあさんも、うちも常に風邪だとか言つてますが、やっぱり、厚着とかしてるんでしょうか?

後、30年たって私たちは、インターネットで
『 すっごく寒くない? 』って話しましょうね。きっと話しましょう!
返信する
Unknown (hiro)
2008-02-07 11:20:55
義母はちょっと寒かったり、だるかったりしただけで「風邪引いた」と言います。何枚着ているか解らないほどですよ。それで時々、グーパーさせたり、足のかかとやつま先を上下させたりしています。私達もそれだけでポカポカなれますよ。そして気付いたのですが、ソファーに具合悪そうに寝ていた子供に「風邪引いた?」、足の捻挫の負傷で休んで子供に「風邪引いた?」と聞いたので、病気はぜ~~んぶ「風邪」になるのだと知りました。笑い。微熱が続いた娘が学校休んで病院に行ったら、熱はそうそう、計らないようにと言われました。娘も不定愁訴だって、ここで学びましたよ^^もしかしたら、みるき~さんのお母様もデイが増えたら良いのかなぁと思ってしまいました。要介護1でしたか?
お互い、あれこれ、頭が痛いですね。
返信する

コメントを投稿