病変は小さくなったと言うことか？

２００８年１月７日月曜　仕事始めで走る

のんびりできた９日間だった。
今日からまた午前３時就寝７時起きの毎日が続く。
おまけに、病院を２つ回るから目も回るが、
家に誰かが居る方がたいへんなので
今のわたしは、楽をしています。

今日から仕事なのに、今日使う資料も年賀状も印刷して無くて
午前は書類作成に追われる。
今日も年賀状の残りを印刷してない。
出す気持ちは有る。

母の病院は面会が２時だけど、そんなこと言ってられず、
１２時過ぎに行った。
ちょっと顔を出して、すぐにジェンギンスの病院へ行かないと
仕事の時間だ。

しかし、母はすっかり寝込んで具合が良くない。
おまけに点滴は中心静脈の高カロリー点滴みたいだったな。
ジェンギンスさえ、していない点滴で、
ジェンの病院じゃあ、寝たきり老人がみんなそれをしてるわ。

でも、病院というものは普通にこれを点滴するのかも知れない。
母は、食べれないから栄養付けないとならないし、
病院もよく考えてくれてる。
ジェンと違って、餓死する事もないでしょう。

母は風邪をひいたらしい。
昨日は熱があったと言うし、たんの絡んだ変な咳が沢山出てる。
鼻もでてティッシュがもう無いというので、
走って商店街へ行き、柔らかいティッシュとイオン飲料を２本買ってきた。
いままでのティッシュが残っていたのに、母は捨てた！
なんて、太っ腹！

「　お父さんはもう熱も下がったよ」と言ったら、
「　熱が出ていたの？わたしも昨日熱が出たのよ」
・・と、知ってるはずのことや今話したことをしゃべったので
恐怖が走った。
ぺったりと寝たままの母で、様子がおかしい。
ベッドの上に貼ってあったお札は何だろう？
だれが持ってきたんだろう。
恐怖だ！

明日の胃カメラはとうていできないだろう。

困ったな。
母の具合が変だ。

毎年、バリウム検査をしてるので
胃は悪いわけがない・・・って母は言い張っている。
自分に言い聞かせているらしい。
つまり、そうとう癌ノイローゼかもシレン。
たとえ癌が見つかっても絶対に、告知できない。

～～～～～～～～～～～

走って病院を出て
電車でジェンギンスの病院へ向かった。
１時半丁度に到着。

ジェンは目を開けて寝ていた。
他の年寄りは、喜怒哀楽がない寝たきり老人だけど
ジェンギンスは喜怒哀楽が強いから
退屈そうに寝ていた。

ベッドを起こしてあげて
持参したポカリを飲ませた。
喉にしみるのかなぁ～　苦痛の顔をする。
でも、自分の手で飲むしぐさをするので
コンドはミカンゼリーをあげたら、喉にしみるような顔で食べた。
半分でやめておいた。

今日は痰吸引した気配がある。
やられたんだな。

先月たしか、床屋さんを予約しておいたんだけど
今日はまだ長いままだった。
もう命がないとは思ったけど
予約を入れておいた。
とうとう、その１月が来たのだ。
あすは、床屋さんで綺麗になったジェンがいるかなぁ。

先生達も初出勤で入院患者さんが多くて
看護婦さんも飛び回っていた。
おむつ替えのワゴンが来たから
ジェンのズボンのファースナを外して待っていたのに
介護士さんは、あっちこっち飛び回って
ジェンギンスだけおむつ替えが来なかった。。

ジェンの頭を上げたりさげたりして
待っていたんだけど、
担当の先生が突然やってきた。

話しによれば

「　一時は、血液検査の値が１０倍にもなってしまい
　心配しましたが、今は３倍くらい有りますが
　落着いています。
　お腹の上から触ることができた肝臓も（以前は癌て言っていた）
　もう、触れることがないくらいになりました。　」

と、それ以上詳しくは聞きませんでしたが
とにかく、危機は脱出したって事でしょうか？

もう毎日が命日じゃなくなったって事でしょうか？

期限は定められない。。
と前回言っていたので
やはり、悪くなった時がおしまいってことで
いったいいつ・・・？

お願いだから３月は困る・・・


しかし、
はっきりしない感じだ。
CTとかとらないのかね？
撮れば大きさとか
肺の様子とか分かるんじゃないの？
治療は飲み薬以外しないからって
検査も血液だけに頼ってるんじゃないの？

私としては、わたしなりの特効薬効果が知りたいんだけど。

しかし、効果は有るでしょう。

粉にして蜂蜜にまぶして飲ませている錠剤は
私もしばらく飲んでいたもので
それが、良く効いて・・・
調べてみたら、日本で発売しているものより
はるかに高濃度なものだった。

まあ、関節の痛みのある人は
わたしに相談してください。
日本の薄い薬は買っちゃいけないよ！！！
日本の悪徳健康食品には気を付けよう。
ちゃんと成分を吟味して買うことが重要なのだ。

さて、ジェンギンスは喉に痰がたまっていました。
吐き出したそうですが、人が見ていると
吐き出す場所をえらんで、キョロキョロしています。

遠くを指さして何かしゃべります。
写真をたくさんカーテンレールに貼ってあるので
なにか頭によぎるものがあるのでしょう。
やはり、入院生活には変化がないといけません。

残された命がたとえ短くても
いい毎日を作ってあげるのが
私達の使命です。

後悔しない！
死に目には会わなくて良い！
全てを受け入れる！
何があっても笑顔だ！

髪の毛を振り乱して着るものも気を遣わずにいる
必死の介護は嫌で、

なんか、満たされて、綺麗で、幸せな介護がしたいんです。
綺麗なジェンギンスと
綺麗な家族
全員笑顔！　　そんな介護は気持ちが良いです。

あれこれ考えて
昨日は携帯を家にわすれ、
今日はシャメールを撮るのを忘れました。


しかし、仕事が終わって階下に降りても真っ暗。
朝起きても真っ暗。
外出から帰っても真っ暗。

ひえぇ～～～って感じです。