アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

チョコパン面会

2008-02-13 01:04:28 | 介護
2008年2月13日 水曜 久実は? ってチョコパンの名前を呼ぶ

水曜は仕事が早く始まるので、わたしは面会に行けません。
チョコパンは就職活動で出かけています。

近所の病院院長からのお告げにより、もう最後の段階だと聞いて、
母が一人で面会に行くと言い出しました。

でも、寝込んでいた人が一人で外出は無理なので
止めました。

結局、チョコパンが自主的にリクルートスーツのまま
行ってくれたのです。
天使です。

様子は良くないようでした。
目が閉じないで開いていたようです。
目にどろどろした物がたまっていて、取ったそうです。
反応が薄く、
足はむくんで、しろく腫れています。
酸素量は6㍑にふやされ、でも90パーセントで足りていません。

やさしい看護婦さんのご配慮により、先生からの指示はないけれど
心拍数でしょうか、心電図でしょうか、そのモニターがナース室に
届くようになっていました。
そういえば、それは何週間か前にも数日ジェンギンスに取り付けられていて
。。。あのときも危ない状況だったんだ・・・・



久実は? ってことばがジェンギンスからでたそうで、
足が痛い?  うんとうなづく
お腹が痛い? うんとうなづく
頭が痛い? うんとうなづく
胸が苦しい?  違うとくびをふる

どこかがおかしいことは以前から自覚しているようでした。
体が変だって、感じているジェンギンスです。
記名力はないけれど、最後までそのときそのときの意識は有ります。

看護婦さんからお茶ガーゼをもらって、
口の中をしめらすように水分をのませて上げました。


瞼が閉じないらしい。。。。
数日まえから、瞼がおかしいけれど
数日前からほっぺたが以上にこけている。

全身の脂肪がいっきになくなり
骸骨に皮を吸い取られ、閉じるところが閉じなくなっています。


様子が悪いので
チョコパンは優しいかんごふさんに頼んで
痰吸引を2回もしてもらいました。
おとなしくされていたようです。

少しの水分でも
むせてしまい、
口からの摂取は無理だと感じて帰ってきたチョコパンです。

昼間先生とワタシは電話で今後の方針(このままを持続)を
話しあったのですが、
チョコパンは看護婦さんに 「 母があす、先生と話しをしたいと言っています」
と伝えて帰ってきてくれました。

あまりの落ちくぼんだ顔に
チョコパンは ヤバイ といっています

お茶を飲んでいる写真はあまりの形相に
ここには乗せることができないくらいです

コメント    この記事についてブログを書く
« 飢餓老衰だ | トップ | 近所の医師に説得された »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿