老人に尽くした日

今日は８月１８日火曜日。

世間の学生は夏休みです。
わたしのお仕事は学生さん相手のお仕事なので
８月は午前中から始めて、昼にはお仕事を終わることが出来ます。

今日は、母をデイサービスに見送ったあと、
自分のお仕事を１時間して
株のお仕事を２時間して

午後になって
姉の義理母の施設へ面会に行きました。

数年で３０００万円必要な有料ホームに入って
半年が経ちました。
半身不随のため片手が不自由で
お気の毒です。

甘い物もお好きなので
３つくらい和菓子を持参して
おいしい紅茶も飲んで頂いた。

和菓子も日持ちして
片手で包装が取れる物を考えた。
たくさん持っていくと、一度に食べてしまうかも知れないから
一つは今日食べて、
２つだけテーブルに置いてきた。

冷蔵庫に入れても良いけど
暇な時間は横になっているみたいだから
冷蔵庫は使っていないと思われる。

家族が頻繁に見てあげたら
不自由がないのに、
なんて不幸な最後かと悲しくなります。

義母に聞いたところ、

『　寂しくもないけど、面白くもないわね　』

一つのお部屋が与えられて、
時間になると食事が与えられて
週３回のお風呂に入れてもらって

体が不自由でなければ
お茶やお花、書道、手芸のサークルはあるけど
不自由じゃ、廊下にも出れません。

施設を病院だと思っているようなので
昼間はベッドで寝てるし、

３０００万円支払っても
監獄は監獄だ・・・
つまらない毎日だと思う。

表札を見て歩くと
ご夫婦で入居されているお部屋もある。

家族にたよらず、
終の棲家としたんでしょう。
残念ながら６０００万円支払って住むような
所じゃないわ。

だったら、住み込みのお手伝いさんを
使ったほうが幸せじゃないだろうか。

いま、南田洋子夫妻の家では
住み込みのお手伝いさんを募集しています。
私が、行きたいよ。

義母と話している時に
明日の入浴準備のためスタッフさんが来ました。
タンスから下着や着替えを持っていくのですが、
夏物の上着がタンスに無いみたいです。

自分の母なら、すぐに買ってくるのですが
よそ者の私は手や口を出すことが出来ません。
でも近いうちに、こっそり持っていこうかと
思っています。


さて、面会をして
帰りの駅に着いたのが４時過ぎ。

真っ直ぐに家に帰るか
となりの駅にある父ジェンギンスのお墓に行こうか
迷いに迷いました。

母は、５時にデイサービスから帰ってくるし・・・

迷ったあげく
父のお墓に行きました。
父が暑くて喉が渇いているような気がしたのです。

高幡不動の駅で高幡まんじゅうを買って
飲み物はお墓の自動販売機でコーラを買いました。



お水をあげて
お墓の雑巾で墓石を拭いて
ハワイアンを聞かせて
『寂しいからって、母をよばないように』とお願いして
早々に、引き上げようとしたら
父の名前じゃない塔婆が２本あるし・・・

となりの魂が父の方に来てた・・
父が呼んだのか
隣が来ちゃったのか解りかねますが、
父は、ヨロシクやってるらしい・・・・

コーラを飲みながら
駅へ急ぎ
母の食事のために大急ぎ！
夕方６時に爆睡のため終点新宿に到着。
母に電話して帰宅。

電話をしないと
買い物されて大変なことになるからね。

ハンバーグ作って
冷しゃぶサラダ作って
天丼を作って
・・・急いでいる時に、ここまでどうしてするのかと
自分に呆れたけれど
自分のお仕事がない時は
食事作りに抵抗がないのです。

今日は３人の老人のために
走り回りました。

充実した気持ちの１日となりました。