母が徐々に老いてきて、
わたしは、普通だったらしない動作を
する事が多くなってきたのかも知れません。
* 口で伝言してもわすれるので
メモだらけ
* 質問しても覚えていないから
質問禁止
* セキが出るから大皿の料理は出しません
* 天ぷら油とか熱いものは触らないように
遠くに置きます
* 歩く足下につまずく物がないようにどかします
*
*
本当だったら、しなければならないのに
してあげれないことも沢山あります
* 仕事をしているので、じぶんで食事をあたためて
食べてもらっています
* 買い物に同行していれば、買いすぎのおかずを
買わないでしょう
* 洋服も同行していれば、首の大きく開いた服や
Lサイズの服はかわないでしょう
* 薬屋に同行出来れば、たくさんの不適当な目薬や
胃薬やビタミン剤や痛み止めを買わずに済むでしょう
* 同居していながら、ゆっくり一緒に過ごす時間は
ありません。ひとりにさせています。
*
~~~~~~~
昨夜、母の妹から電話がありました。
「田舎にいってきたのか。
◎◎ と一緒にいったのか、
一泊してきたのか、
○○ は寝ているのか
××が 施設に入るのには30万円かかるのか 」
と、相手の話を繰り返してくれるので
だいたい話の内容が伝わってきました。
電話の内容は覚えているものと覚えていないものが
あります。
かわいそうな内容については、しつこく覚えていて
何度もわたしに質問してくるのです。
話をしたのが母なので、わたしに聞かれても
解りませんよ。
母と妹との会話で
明らかに母が変なことを言い出しました。
母は、妹はお金がないと思いこんでいます。
けっして貧乏ではありません。お金持ちです。
母「 女の人全員に国からひと月3万円ずつ
支給されることになったから、おまえさんも
もらいなさい。
わたしも、最初っから3万円ずつもらっているわよ。
女の人全員がもらえるんだから、役所に問い合わせたほう
がいいよ。
知らないでもらっていない人も居るらしいから。
テレビで言ってたのよ。
わたしは、もらっているわよ。 」
私 もらってないよ! と電話口に聞こえるように叫んだ
母 「 もらってるわよ! あんたは知らないのよ!!
あたしはもらっているわよ、最初から! 」
私 もらっていないよ! と再びおばさんに聞こえるように
叫んだ。
母 「 みるき~が怒ってるわよ。
知らないんだね。
全員もらえるから、問い合わせてみなね
わたしは、3万円ずつもらっているから。
毎月3万円ずつもらえるのよ 」
電話口のおばさんも、定額給付金のことだろうとか
疑問に思っているようでした。
賢いおばさんだから、オカシイと思ったことでしょう。
電話を切ってから、母が何を言おうとしていたかと
考え、解りました。
サラリーマンの妻に給付される国民年金の事です。
何年か前からサラリーマンの妻は
年金を支払っていないのに
年金をもらえることに法律改正されました。
でも、届出をしないために給付されない妻が
多くいるというテレビを見たんでしょう。
ちょっと混乱してるな。
自分が国民年金を3万円もらっているから
みんな3万円だと思っているらしい。
本当は6万円なのに、母は60歳から早めに頂いたので
3万円という少ない額なのです。
国民年金のことは熟知していた母ですが
どうも、ちょっと壊れたらしい。
======
よその認知症の人のことは
「あそこの奥さん、外に出ていきたくて
外に出ていきたくて、すぐ出ていっちゃうんだって。
だんながいつも付き添っているのよ。
わたしが、おくさんに挨拶したら
ちゃんと受け答えが出来て、呆けてるようには見えないけどね。」
「 デイサービスに来ているおじさんが
自分の奥さんのことを自慢げに喋るんだけど
とっくに死んでいるんだって。
それを聞いて、かわいそうになっちゃったわ」
他人の呆けた人の話をしてる母を見て
わたしは、とっても複雑な心境になります。
外は、朝から火事です。
東京は一軒から通報があると
100台の消防車と救急車が来ます。
火事の方がびっくりしちゃいます。
救急車を呼ぶと消防車も付いてくるんだ。
消防車の屋根にはどこの消防隊か
字が書いてあるから、
はるか、遠くの消防車が来ていることが解ります。
出動しなきゃ退屈なんでしょう。
わたしは、普通だったらしない動作を
する事が多くなってきたのかも知れません。
* 口で伝言してもわすれるので
メモだらけ
* 質問しても覚えていないから
質問禁止
* セキが出るから大皿の料理は出しません
* 天ぷら油とか熱いものは触らないように
遠くに置きます
* 歩く足下につまずく物がないようにどかします
*
*
本当だったら、しなければならないのに
してあげれないことも沢山あります
* 仕事をしているので、じぶんで食事をあたためて
食べてもらっています
* 買い物に同行していれば、買いすぎのおかずを
買わないでしょう
* 洋服も同行していれば、首の大きく開いた服や
Lサイズの服はかわないでしょう
* 薬屋に同行出来れば、たくさんの不適当な目薬や
胃薬やビタミン剤や痛み止めを買わずに済むでしょう
* 同居していながら、ゆっくり一緒に過ごす時間は
ありません。ひとりにさせています。
*
~~~~~~~
昨夜、母の妹から電話がありました。
「田舎にいってきたのか。
◎◎ と一緒にいったのか、
一泊してきたのか、
○○ は寝ているのか
××が 施設に入るのには30万円かかるのか 」
と、相手の話を繰り返してくれるので
だいたい話の内容が伝わってきました。
電話の内容は覚えているものと覚えていないものが
あります。
かわいそうな内容については、しつこく覚えていて
何度もわたしに質問してくるのです。
話をしたのが母なので、わたしに聞かれても
解りませんよ。
母と妹との会話で
明らかに母が変なことを言い出しました。
母は、妹はお金がないと思いこんでいます。
けっして貧乏ではありません。お金持ちです。
母「 女の人全員に国からひと月3万円ずつ
支給されることになったから、おまえさんも
もらいなさい。
わたしも、最初っから3万円ずつもらっているわよ。
女の人全員がもらえるんだから、役所に問い合わせたほう
がいいよ。
知らないでもらっていない人も居るらしいから。
テレビで言ってたのよ。
わたしは、もらっているわよ。 」
私 もらってないよ! と電話口に聞こえるように叫んだ
母 「 もらってるわよ! あんたは知らないのよ!!
あたしはもらっているわよ、最初から! 」
私 もらっていないよ! と再びおばさんに聞こえるように
叫んだ。
母 「 みるき~が怒ってるわよ。
知らないんだね。
全員もらえるから、問い合わせてみなね
わたしは、3万円ずつもらっているから。
毎月3万円ずつもらえるのよ 」
電話口のおばさんも、定額給付金のことだろうとか
疑問に思っているようでした。
賢いおばさんだから、オカシイと思ったことでしょう。
電話を切ってから、母が何を言おうとしていたかと
考え、解りました。
サラリーマンの妻に給付される国民年金の事です。
何年か前からサラリーマンの妻は
年金を支払っていないのに
年金をもらえることに法律改正されました。
でも、届出をしないために給付されない妻が
多くいるというテレビを見たんでしょう。
ちょっと混乱してるな。
自分が国民年金を3万円もらっているから
みんな3万円だと思っているらしい。
本当は6万円なのに、母は60歳から早めに頂いたので
3万円という少ない額なのです。
国民年金のことは熟知していた母ですが
どうも、ちょっと壊れたらしい。
======
よその認知症の人のことは
「あそこの奥さん、外に出ていきたくて
外に出ていきたくて、すぐ出ていっちゃうんだって。
だんながいつも付き添っているのよ。
わたしが、おくさんに挨拶したら
ちゃんと受け答えが出来て、呆けてるようには見えないけどね。」
「 デイサービスに来ているおじさんが
自分の奥さんのことを自慢げに喋るんだけど
とっくに死んでいるんだって。
それを聞いて、かわいそうになっちゃったわ」
他人の呆けた人の話をしてる母を見て
わたしは、とっても複雑な心境になります。
外は、朝から火事です。
東京は一軒から通報があると
100台の消防車と救急車が来ます。
火事の方がびっくりしちゃいます。
救急車を呼ぶと消防車も付いてくるんだ。
消防車の屋根にはどこの消防隊か
字が書いてあるから、
はるか、遠くの消防車が来ていることが解ります。
出動しなきゃ退屈なんでしょう。
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