アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

頭痛

2014-09-12 21:01:00 | 介護
オランダの一ヶ月生活からかえってもう2週間だ。

健やかな体調で、やる気も出て、毎日外出して新鮮だった。
アムステルダムのたくさんんのことを知りたくて、意欲の出た日々だった。


さて、日本に帰り、うんざりだ。

昨日から頭は痛く、何もできない。
おなかまで痛くて下痢をする。
忙しいと思っても、何もできずに時間が過ぎる。


幡ヶ谷の不動産屋が悪徳で人を騙して金をほしがるんだけど、
騙されるなって!近所の住人にわたしがどんなにいっても、
言う事を聞かない家族が、印鑑を押してしまって金を取られてる。

昨日も、隣の老夫婦が亡くなったので相続人が印鑑をおしてしまった。

もう! わたしはみんなのために不動産屋に嫌われて掛け合ったというのに
どうして、印鑑押して大金をはらうはめになってしまっている。

そして、その問題を解決してくれるという人も何人もあらわれて、、、
それがまた私を多忙にさせる。
資料を揃えないといけない。。。
また、1から説明しないといけない。


国民年金を払ったのに数年はらっていないと年金事務所はいうし、
自分の葬儀の準備もできてない、
庭の木は大きくなりすぎてるし、
家はごちゃごちゃだし、
近所の人はどんどん死ぬし、
精神障害のひとから電話かかってきてしつこいし、


うんざりだ。
生きてるのがうんざり。


となりの、子供のいない老夫婦が亡くなった。
最後はいったいどうなるのかと思ったけれど、
二人で高級な老人ホームに入所して幸せに亡くなっていった。

ここに住んでいるときは、日本一の貧乏みたいで
着るものも古くてぼろぼろだった。
お気の毒な人たちだと思っていたら、
最後の死ぬ時のためにお金を貯めていたらしい。

死ぬ時の最後の2年間のために一生を貧乏で過ごしたわけだ。
なんて、はかない生き方だったんだろう。

老人ホームに入る前は、歩くのも必死でおじいさんが買い物に行っていた。

あ~

生きてるって苦しいことだ。


私の知り合いは10代や20代で自殺してる人も多いんだけど、
随分賢かったんだなと思う。


生まれてきてよかったなんて思ったことは一度もないし、
生んでくれてありがとうなんておもったこともない。

ただ、


私を産んでくれた父と母の最後を看取ってあげれることが
唯一のわたしの仕事だと思っている。
父と母の世話ができるなら、私が生まれてきて良かったよ。


フランダースの犬のネロ少年が見たかったベルギーアントワープにある絵
・・・・一人で見に行ったんだけど、日本語じゃないからよくわからなかったな。
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2 コメント

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Unknown (kappa)
2014-09-13 21:46:35
オランダに移住したら、快適な人生を過ごせるのかな~
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Unknown (みるき~)
2014-09-14 02:06:06
★かっぱさん、オランダの季節はそろそろ寒い寒い冬です。
北海道みたいなかんじかしらね、夏は過ごしやすいけど冬は寒いの。
季節はともかく、場所もともかく、一生生活できるお金があって、仕事しなくて介護がなくて、一生ただで暮らせる家があればいい。

もしかして、かっぱさんは、そんな身分であるとおもわれる。
ちくしょ!
自分の不幸がちくしょ!だ。
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