2008年1月12日 土曜 母の誕生日
私は朝から用事があって、母の所へも寄れず出先からジェンギンスの病院へ直行します。
夜の食事介助までいると、夜8時を過ぎるので、夜も母の所へ行けません。
せっかくの誕生日だというのに、申し訳無いことです。
午後に姉からメールが入り、母の所へ行くところだということで
たいへん良かったです。
母の所へパジャマのプレゼントを持っていってくれて、
何回も何回も新年会を断った話しを聞かされたようです。
そうです、このごろ何回も同じ話しをすることが
以前にも増して増えましたが、
だれに話したか忘れちゃってるって感じでしょう。
認知症という診断がつくという話し方ではありません。
認知症を16年見てきて、
わたしもチョコパンも
認知症の診断は、精密検査をしなくても
できます。
お医者様よりも、正確に診断できる自信は有ります。
ジェンギンスの病院の3階にいる介護士さんも
お医者様以上に診断できます。
経験です。
さて、4時にジェンの病院に到着しました。
家でも見かけなかったチョコパンが病院に居ました。
プチ田ノンを食べさせていました。
クノールのカップスープも熱湯をいれて作って
飲ませたみたいです。
700円もするスープストックのスープじゃなくて
このカップに入ったインスタントスープはなかなか
美味しかったです。
ジェンの引き出しには
あんこのパック、甘酒、カップ汁粉がはいっていてびっくりしました。
チョコパンはあんこのパックをお店で見つけて
買ってきたのですが、
こういう商品が有ることを知らなかったみたいで
興奮して見せてくれました。
こしあんを熱湯に溶かして
ジェンギンスにあげましたが、
反応の薄かったジェンが、すごく美味しそうに
飲んでいました。
家にも帰らないくせに、病院には寄っているチョコパンですが
こんなふうになっていました。
↓
6時に夕食で
夕方小刻みに食べさせたり飲ませたりしたので
食欲はなく、ジェンは怒りだしたので
休憩をとって、気分転換させて全部食べました。
家族だから、怒っても冷静に待っているけれど
忙しい介護士さんだったら、腹が立つでしょう。
ななめに入院して生きた84歳のおじいさんは
寝たきりで目も開けませんが
信じられないことに
食事をします。
今日、初めてそのシーンを見ました。
ベッドを起こして
目をつむっているのに痰吸引のあと
口にジェンと全く同じミキサー食を入れてもらっていました。
口も開かないので
看護婦さんが開けて、
あごを手で動かして、のましていました。
この面倒くさがり屋の病院が
寝たきりの人に食事をあげるなんて
信じられません。
主治医の指示でしょうか。
まった中心静脈点滴であろうひとが
食事です。
それも、ぜんぶ食べてた・・
だけどねてるし、目が開かない。
咳やくしゃみやウナリやうめき声で
すごいうるさい音を発するおじさんです。
どこが悪いんだろ、
家族はぜんぜん来ません。
ひどくない?
ひどくない?
昨日見たチョコレート工場の映画で
チョコレート工場をもらえるというラッキーなことが
おきたのに、「家族は捨てることはできないよ」
と言って、断ったのだ。
わたしは一人で感激してその映画を見たのだ。
わがままな子供達を一人づつ、やっつけていくシーンも
実に快感だった。
さて、ジェンギンスの熱は37度。
健やかにしています。
でもあんなに眠らなかったジェンギンスが
この頃寝てばかりいます。
この数日は、苦しみの顔はしません。
痰は、吐く時もあるし、ぜんぜん出てこない日も有ります。
咳き込むと痰がいっぱい絡んでいます。
でも、咳で痰は切れません。
ごぼごぼと逆流してくる水分は
この数日ありません。
黄疸もとくに見えません。
体のかゆみはありません。
体は落着いていますが
コミュニケーションが落ちました。
返事はします。
反応は有ります。
でも、空っぽな感じです。
内容がないっていうか、
分かってない。
記憶がすごく薄くなっちゃったような。
白黒写真を拡大コピーしたときみたいに
かすれちゃってるような。
面会に来なかったら
とっくに寝たきり老人になっていることは
10000%言えます。
家にいたら
もっと正常だろうなと
10000%思います
私は朝から用事があって、母の所へも寄れず出先からジェンギンスの病院へ直行します。
夜の食事介助までいると、夜8時を過ぎるので、夜も母の所へ行けません。
せっかくの誕生日だというのに、申し訳無いことです。
午後に姉からメールが入り、母の所へ行くところだということで
たいへん良かったです。
母の所へパジャマのプレゼントを持っていってくれて、
何回も何回も新年会を断った話しを聞かされたようです。
そうです、このごろ何回も同じ話しをすることが
以前にも増して増えましたが、
だれに話したか忘れちゃってるって感じでしょう。
認知症という診断がつくという話し方ではありません。
認知症を16年見てきて、
わたしもチョコパンも
認知症の診断は、精密検査をしなくても
できます。
お医者様よりも、正確に診断できる自信は有ります。
ジェンギンスの病院の3階にいる介護士さんも
お医者様以上に診断できます。
経験です。
さて、4時にジェンの病院に到着しました。
家でも見かけなかったチョコパンが病院に居ました。
プチ田ノンを食べさせていました。
クノールのカップスープも熱湯をいれて作って
飲ませたみたいです。
700円もするスープストックのスープじゃなくて
このカップに入ったインスタントスープはなかなか
美味しかったです。
ジェンの引き出しには
あんこのパック、甘酒、カップ汁粉がはいっていてびっくりしました。
チョコパンはあんこのパックをお店で見つけて
買ってきたのですが、
こういう商品が有ることを知らなかったみたいで
興奮して見せてくれました。
こしあんを熱湯に溶かして
ジェンギンスにあげましたが、
反応の薄かったジェンが、すごく美味しそうに
飲んでいました。
家にも帰らないくせに、病院には寄っているチョコパンですが
こんなふうになっていました。
↓
6時に夕食で
夕方小刻みに食べさせたり飲ませたりしたので
食欲はなく、ジェンは怒りだしたので
休憩をとって、気分転換させて全部食べました。
家族だから、怒っても冷静に待っているけれど
忙しい介護士さんだったら、腹が立つでしょう。
ななめに入院して生きた84歳のおじいさんは
寝たきりで目も開けませんが
信じられないことに
食事をします。
今日、初めてそのシーンを見ました。
ベッドを起こして
目をつむっているのに痰吸引のあと
口にジェンと全く同じミキサー食を入れてもらっていました。
口も開かないので
看護婦さんが開けて、
あごを手で動かして、のましていました。
この面倒くさがり屋の病院が
寝たきりの人に食事をあげるなんて
信じられません。
主治医の指示でしょうか。
まった中心静脈点滴であろうひとが
食事です。
それも、ぜんぶ食べてた・・
だけどねてるし、目が開かない。
咳やくしゃみやウナリやうめき声で
すごいうるさい音を発するおじさんです。
どこが悪いんだろ、
家族はぜんぜん来ません。
ひどくない?
ひどくない?
昨日見たチョコレート工場の映画で
チョコレート工場をもらえるというラッキーなことが
おきたのに、「家族は捨てることはできないよ」
と言って、断ったのだ。
わたしは一人で感激してその映画を見たのだ。
わがままな子供達を一人づつ、やっつけていくシーンも
実に快感だった。
さて、ジェンギンスの熱は37度。
健やかにしています。
でもあんなに眠らなかったジェンギンスが
この頃寝てばかりいます。
この数日は、苦しみの顔はしません。
痰は、吐く時もあるし、ぜんぜん出てこない日も有ります。
咳き込むと痰がいっぱい絡んでいます。
でも、咳で痰は切れません。
ごぼごぼと逆流してくる水分は
この数日ありません。
黄疸もとくに見えません。
体のかゆみはありません。
体は落着いていますが
コミュニケーションが落ちました。
返事はします。
反応は有ります。
でも、空っぽな感じです。
内容がないっていうか、
分かってない。
記憶がすごく薄くなっちゃったような。
白黒写真を拡大コピーしたときみたいに
かすれちゃってるような。
面会に来なかったら
とっくに寝たきり老人になっていることは
10000%言えます。
家にいたら
もっと正常だろうなと
10000%思います
ご一緒にお祝いが出来なくて、悲しかったことでしょう。お気持ちお察しします。チョコパンさんは、合間を見ては、おじいちゃまの所に面会に行ってらしたのですね。どれほどまでに愛されていたのかが良くわかりますね。優しいお嬢様で、頭が下がります。
じいちゃんが認知症じゃなかったら、
こんなに思いやりのある孫がいて、さぞ
喜んだでしょうね。
でも、家族だという理解は、2年くらい前
に消えました。
じいちゃんの理解は消えても、私達にとったら、いつまでも家族ですよね。
ここのブログを読んでくれている人は、
みんなが親を大事にしている人です。
そんなつながりが私は嬉しいのです。