アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

重症アルツで亡くなった父の記録と現在100歳の母と高齢者みるきーの記録。

9/9 ヒヤヒヤした毎日

2005-09-09 09:18:36 | 介護




デイサービスへバスで行くので、バス停に座って待っている。
スーザンのおしゃべりが止まらなくて、ジェンに話し相手になってもらっています。
待っているとき、デイサービスの2便のワゴンが『 おはようございます』って声をかけてくれて反対車線を通リ過ぎた。
大変明るいスタッフたちのいる良いセンターです。


 夕方4時にデイサービスから帰ってきたみたいだった。 うるさい音がするので玄関を見に下へ降りてみたら、ジェンギンスが部屋に入れなくて(拒否)玄関に座って音をたてていた。

 仕事で来た男性に『 じいさんに何か言われた?』
と聞いてみたら、何も言われなったというので安心した。

 そのうち、スーザンがノックしてあがってきて
『 今日歯医者に行ったけど、まちがえて昔の入れ歯をして行っちゃったから、作った入れ歯の直しが出来なくて、今呼ばれたから行ってくるから』

『 ええ~じいさんを置いていくのはむりでしょ!』

『いま、やっと部屋に入ったのに、私は連れてなんか行けないわよ、仕事の部屋に置いとく?』

『それは、無理!ありえない』

『 じいちゃんは、待ってるって言うから。
 急いで行ってくるから。』

と急ぎ足で走ろうとするから

『 走らないで!!!!!』 と呼びかけた。

あとから母の話によると
私はすごい勢いで『走るな』と叫んだらしい。

だって、脳梗塞の人が走ったら終わりだよ。

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結局ジェンを置いて行っちゃって、私は彼の靴を隠して仕事を続けた。 気が気じゃなくて3回くらい様子を聞きに降りた。

3回とも『 あ~~~あ、あ~~~ぁ』 と大きなため息をついていた。
それが聞こえたんで、安心して仕事を続けた。

20分でスーザンが帰ってきてくれて何事もなく良かった。

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私の仕事が終わって、スーザンは病院へ薬をもらいに出かけた。
『 ゆっくり行ってきていいよ』と声をかけた。

私が自分の夕飯を作る間も、食べているときも
ジェンギンスはこまかく片付けをしていた。
床に這って、ごみを拾っていた。
ごみや散らかりにはすごく神経質なんだ。

頭がおかしいから、片づけが上手くいかないけれど
きちんとした人だ。
反面、連れ合いのスーザンは、ドアも閉めないし、ふたも閉めないし、封もしないし、片付けないし、床に物を置くし。。。。 どうして、良いほうに改善されずにここまで生きてきたんだろうか。

きちんとした父と暮らして、反発だけで生きてきたんだろうか。 

私が食べていると言うのに、テーブルの上のものを片付けて、いじくって。
食べかけのパンとか蒸しパンとか袋から出して触って確かめて・・・・
≪ ゼッテェ たべねぇ ≫ って思った。
わたしの、夕飯のお盆の上に邪魔な物を乗せてくるし。
あきれて、片づけを見学しながらスパゲッティミートソースを一人で食べた。

今日は花金なので私はやっとゆっくり自由に夕食が食べれます。

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そのうち、部屋の片づけが終わって、家中歩いていました。 トイレの戸棚を開けて眺めていました。
そして、外に出て私の自転車を門の中に入れていました。 鍵がかかっているので持ち上げないと入れられませんが、上手にカーブさせて門の中に入れてくれました。

外では水道工事の人が大勢いました。

父に挨拶してくれたので
父もご機嫌よく答えていました。

まもなく、ホースで水を門の外に撒き始めたのです。
夜の8時だというのに、水撒き。

そしたら、工事の人々に
エライ勢いで文句を言っている女性がいました。

「 誰の許可を得て工事をするんですか!
  民主党がそうしろと言ったからといって
  何の権利があて;;;; 」

この女性は近所の人で、中学生のときから精神分裂病で入退院を繰り返している人です。
私の知り合いです。
時々、論争してる。
また、言う内容が難しいんだ。
彼女の言葉にはいつも、天皇だとか、政治だとか
権利だとかが出てきて、訳がわかりません。
頭が良すぎちゃったみたいです。
普通のときは、ちゃんと話の出来る良い人です。

だから、私の家の前には父と、その人と頭のおかしい二人が存在したわけで、こんな偶然も珍しいくらい
の光景でした。

工事の人も、びっくりです。
普通に見える二人がへんなことを言うのですから。

ウロウロする父を見守り、やっと家に入ってくれたけどこちらが怒らなければ、勝手にウロウロしてるみたいだ。

スーザンが赤ワインを買ってきたので
私は飲んでみた。 甘かった。
だから、ジェンにもさかずきに半分上げた。
喜んで飲んでみて、濃いのでびっくりして咳き込んだ。 だから、氷を入れてあげた。

せっかくのワインなので、コップに何杯か飲んだら
ワインが半分くらいに減っちゃった。

母の買ってきたお酒は飲まないことにしているのに
つい、飲んじゃったら・・・言われた言われた!!

「 大酒は飲むんじゃないよ 」
「 大酒のみに、飲むなっていっても聞くわけ無い」
「 じゃあ、飲むってことか」

ああ、親の前で飲むもんじゃないわ。

ワインをきっかけに、ジェンギンスはやたらおとなしくなった。
顔も少し赤くなった。

心配なのはお漏らしです。

今週は長かった。

明日はやっと土曜。
待望の土日です。
今夜は大酒も飲めます。。。
って、いつも飲んでるけど。




一言コメント (全 3 )




みるき(milkie@gaiax)

みんなお酒が飲めて頼もしいです! こんどOFF会しましょう。 



kappa(kapparumba@gaiax)

実は私も大酒飲みです。でも、みるき~さんにはかなわないとは思います。



ジュニタ(jyunita@gaiax)

今夜は嬉しいことがありまして、私もビールを少々!!




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怒ってる

2005-09-08 02:05:55 | 介護




 朝は8時半過ぎに起きたみたいだ。
 夕べは2時過ぎても寝なかったらしい。

 二人が朝食を食べている間にわたしは、掃除と
放尿防止バリケードを解いて玄関を整える。

 10時に二人をバスに乗せてお見送りし、わたしは
足が痛くて歩けないので整形外科で診察、そのあしで午前の仕事に行って、帰ってきてお昼の握りずしをにぎって、夕飯の支度をして、シャワー浴びて、ウクレレ弾いて、自分の仕事が夜まで。

 今日は久々、仕事中にジャンギンスが部屋に入ってきた。

 したで、玄関の鍵を開けたり閉めたりする音が聞こえていたので、注意はしていたが、
あまりにそっと階段を上がってきたために、気づかず、仕事中に突然ドアが開いた。

でも、おとなしくて

『 いやあ~ ここはあったかいね。
 こっちは、すずしいよ 』

つまり、私の部屋のドアをあけたら、冷気がいっぺんに暖かい廊下に流れたんだと思う。

『 はい。 ああ すいません 』

と言ってお辞儀をし、ドアは閉めさせてもらった。

 それが5時半で6時にすこし時間が空いたので
下に下りたら、スーザンとジェンは言い合いをしていた。 だから、すぐ2階に上がった。

お願いだから、ジェンギンスの言うことをまともに聞かないで欲しい。
真剣に受け止めないで欲しい。
ジェンギンスのことを正さないで欲しい。
人が死んだ話はしてはならないのに話したんだ。


7時に仕事が終わって、降りていったら、
まだご飯も食べていなかった。
スーザンは怒っていた。
『 お父さんたら、 ○○が死んだことを、俺は聞いていないって言うのよ! それで怒るのよ!、もう一緒に居られないわよ、たまんない!』

といって、家出した。

わたしは、ジェンの夕飯の用意を急いでしたけれど
ジェンは
『 寝るかな 』といって、布団に入る。

スーザンの布団に寝ようとするから

『 そこはおばあちゃんの布団だよ! こっちのピンクの枕のほうで寝て!』
といっても、
『ピンクって何だ!』
と言って、寝るのはやめて、テーブルに座ってくれた。

でも、またスーザンの布団に入ったので

『 そこはおばあちゃんの、布団で、怒られるから
  こっちに寝て! 』
といったら、怒り出した

『 おばあちゃんの布団なんて誰が決めたんだ。
 誰が決めたか言ってみろ。
 ・・・・・・』 あとも、なんかほざいていたけど何を言ってたか忘れた。

自分の布団に寝てからは、ふすまを閉め切って
寝ようとしていた。
でも、眠れなくて、眠れなくて
動いたり、ふすまを開けたり、閉めたり、当分眠れないときを過ごしていたようだ。

私とマクドウウェルが真剣な話をしていると
途中で訳のわからない投げやりな言葉を吐き出して来る。
寝ていると思っても、聞いているんだ。
良くない話だと、良くない気持ちになってしまうらしい。 常に明るい話題でないといけないんだ。



マクドウウェルとご飯を食べながら、笑って見守った。 
手の届かない方のふすまを開けるときは
手の届く方のふすまで、思いっきり力をこめて
ぶつけて開けるんだけれど、この知恵はすばらしい。


~~~~~~~~~~~

気分転換したスーザンが帰ってきた。

食事の支度をしてあげたのに

これまた、食べない。


一人じゃ食べないんだ。
一人でも寝ないし。。。
結局ジェンギンスが一緒じゃないと何もしない。

『 おとうさん、ご飯食べましょう。
  お父さん。
 お父さん』

気分転換はすばらしい。
やさしい言葉がもどって来るんだね

ジェンギンスも、ご機嫌よくテーブルに座った。

ここから、ジェンはずっとご機嫌になった。
ご飯もいっぱい食べた。


不思議なことがある。

黄色い物を喜んで食べるんだ。

蒸しパン。卵焼き。バナナ、
今日も、夕食後に棚にあったバナナを食べたいといって食べたあと、トイレにいった。

ノックしてトイレに入っていった。

すぐ流している。

『 流さないの! 』 ってスーザンに怒鳴られたら

そしたら

便器の中に手を入れて手を洗った。

わたしもスーザンも大声で止めた。

止められたので、また流して蛇口で手を洗っていた。


ジェンは、トイレへ手を洗いに行ったのだ。
水を流して、蛇口から出る水で手を洗いに行った訳だ。

数日前は、便器の水で顔を洗ったそうだ。
さっき、聴いた話だ。

まあ、ここまで来ると
わからない話でもない。


機嫌が直ると、歌も歌うし
珍しくチョコパンの名前が出てきた。

チョコパンはハワイから帰ってきたあと
故郷のニュージーランドへ行ってしまっているので
存在感がない。いないと、名前も登場しないので不思議だ。

今月末には学校が始まるので、帰国する。

スーザンは早く帰ってきて欲しいと言っている。
彼女は、私たちにはない明るさがある・・・
これは良い言い方・・・だから、チョコパンがいれば
ジェンギンスの笑いが多くなるのだ。

お~~~ぃチョコパン! 読んでたらなんか↓ 書けよ!
チョコパンのいない家は暗くてかなわん。




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布団に放尿しようとします

2005-09-07 02:03:20 | 介護


 あさ、デイサービスにスーザンがバスで連れて行く。
 誰かが置いてくれた椅子は助かる。
 この後、スーザンは大学病院で検査して、
 脳梗塞とか言われた。
 それでもなお、介護は続くのだ。

 郵政民営化がどうなのか知らないけれど
 老人福祉のほうが重要だ。
 
 介護施設の入居費用は国民年金で
 払っていけるだけの額にとどめて欲しい。
 国民年金6万円もらっても、老後特養施設に
 入居できるだけの費用にはほど遠い。


 老後はどうしたらいいんだ。


朝、ジェンとスーをバスに乗せて見送った後、家の大掃除。 老人と犬が居るので匂いについては最大限気をつけている。

玄関は、掃き掃除の後ホースで水を撒いて掃く。
台風の雨の日でもこれはする。
雨の日は余計に臭いから注意だ。

やっと綺麗になったところで、目を離した隙に、犬が玄関で寝ていた。

追い出して、また水を撒いて掃き掃除。

犬は玄関の戸を自分で開けて入ってくるので
大きな傘たてを玄関の戸の前において、進入できないようにした。

昼の用意をして置手紙をして、ケアマネージャーにメールして午前の仕事に行こうとしたら、犬が玄関で寝ていた。

『 やめてよ!!』と思わず、叫んだ。

忙しいのに、また水を撒いて掃き掃除をした。


鍵を閉めて外出した。

ずっと後に、犬を鎖でつなげばよかったと気づいた。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

昼すぎ帰宅したら、大学病院へ診察に行った母がまだ帰っていなかった。

午後まで老年科で検査だそうだ。

忙しくて付いていってあげれないのが申し訳ない。

後から聞いたら、問診表など上手くかけなかったようだ。 自己申告をいい加減にすると病気は発見されないから、気をつけないといけないのに、、、とにかく
付いていってあげれないのだ。


夕飯のうどんを煮て、わたしは早くから家での仕事が始まった。


母スーザンの結果

 脳CTの結果,,,, 脳梗塞が2つあったらしい。
          薬で対処していく。
 
 長谷川式テスト・・・・自分では出来たという

 パーキンソン・・・神経科は異常がないらしい。
           心配! ちゃんと自分の症状を
           伝えただろうか。。。。
           簡潔に伝えられるわけが無い。
 
      上手く歩けないこと。
      足が前に出てこないこと
      まぶたが下がっていること
      瞬きを何回もすること
      ふらふらすること。
      

  スーザンは思い込みの激しい人で、医者の薬は
 溜め込む一方で飲んだことが無い。
 医者にはしょっちゅう行くくせに、薬は飲まない。
 医者に行っただけで、楽になったという人なんだ。

 これは、治らないのだ。


 夕方、ケアマネージャーがポータブルトイレなど、介護用品のパンフレットを持ってきてくれたので
母と玄関で話していたらしいが、
ジェンギンスは、部屋から出てきて一緒に居たらしい。


 ケアマネージャーはうわさに聞いていたジェンの姿を見てきっと驚いただろう。

 パジャマの上に、私がハワイで買ってきたアロハを着ていたらしい。 オールパジャマよりはましだっただろう。


 介護用品のパンフレットを夜、マクドウウェルと見た。

『 赤ちゃん用品とまったく一緒ジャン 』

おむつ、おまる、よだれかけ、エプロン、てぶくろ
スプーン、乳母車。。。

寝ているとき背中にあてがうクッションや、抱き枕
起き上がりを助けてくれる電動用品、座っているとき固定してくれるクッション・・・
なんか、いいものがいっぱいあって、
マクドウウェルの部屋にこれらの物を置いて、暮らしやすくしたらどうかと提案した。

ついでに、家具調のトイレも置けば何不自由なく暮らせると話し合った。




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だんだん元のように怒る

2005-09-06 02:01:21 | 介護




 
夕飯拒否。 

 16日間の老健生活から戻り、一時は命も危ぶまれる    ほど呆けて元気の無くなったジェンギンスであったが、
昨日あたりから、回復の兆しが見られる。

 それは、いいことかどうかはわからない。
 わたしたちにとって、最悪の状況になるのだ。

 まず、怒りが出てきた。

 口でスースー音を出し始めた。

 うろうろし始めた。

 2階に上がってきた。

 戸締りをし始めた。

 じっとしなくなった。

つまり、前とおなじ状況が戻ってきた。

 夕方の安定剤をどういう風に与えているかは
 私は関与していない。

 スーザンが自分なりの思い込みで与えていると思う。
 私は、夕方仕事で部屋にこもりっきりだから
 夕方の薬だけは見れない。

~~~~~~~~~~~~~~~~

 今日は、民生委員の方が高齢者に敬老のお祝い金を持ってきてくれた。

 一人10000円だ。
 家は二人で20000円だ。

母が 『 これで、飲みに行こう 』と誘っていた。

なんていう意地悪を言うのかと、マクドウウェルと聞いていた。

母は、常々 『 お酒も飲めない人なんて面白くない!』
と、ジェンギンスに対して不満をタラタラいうわけで、
ジェンギンスはお酒もタバコも遊びも何もしないつまらない人だったわけで、母は欲求不満が50年たまっているわけだ。

お酒を飲んで、楽しくおしゃべりできる人と結婚したかった・・・と後悔しているのだ。

しかし、 この晩婚カップル。 なぜ、二人して遅い結婚なんですか!

しかし、私の家でもお酒を飲むのは私だけで、私の場合は飲めないマクドウウェルやチョコパンもどんどん宴会に連れて行っちゃうので楽しいですが、
お酒はおいしいです。


さて、今日は仕事中に久々、ジェンギンスが2階に上がってきました。
いつも火曜日にあがってくることが多くて、その時の仕事部屋に来ている人がおなじ人です。

トイレに入ってがたがた音を立てているので、
すぐに仕事部屋のドアの鍵を閉めて、ドアの前に立ってドアノブを押さえました。
入ってこられたら迷惑です。
仕事で来ている人も、気持ち悪いと思います。

スーザンに呼ばれてそのうち降りていきました。

夕飯は食べず、私が後から夕食を食べているときも拒否して食べませんでした。

味噌汁を出してあげると、一口飲んで
『 高級じゃないと飲みたくない 』と言って置いてしまいました。 冗談なのか本気なのか見当が付きませんでした。

そのうち、味噌汁のおわんを持って玄関に行くので
即、おわんを取り上げました。
・・・・・中身の残りを玄関に捨てようとしたのです。
いつも、湯飲み茶碗の残りを玄関に捨てるので困ってますが、味噌汁を捨てられたら、それは無残です。

トイレに何回も立って、玄関から外を何回も眺めて、
電気がついてることを気にして、ウロウロ、きびきびしていました。

私とマクドウウェルは全然気にしないのに
スーザンが 『 早く逃げて!』って言うから
早々に2階に上がりました。

なんていうか、そうすると、二人のバトルが始まるわけで、『 いまから、鬱憤晴らしをするから、早く2階に行ってよ!』 って感じでしょうか。

思いっきり、ジェンギンスをけなして、馬鹿にして、
憂さ晴らしをするスーザンです。
そして、それに負けずに、ある意味正しく、言いかえすジェンギンス。

『 頭おかしいんじゃないか!』 ってジェンギンスが母に言ってました。

んんんん~ こうなると本当にどっちもおかしいです。
でも、

『 お前に言われたくないよ!』と誰もが突っ込むはずです。


民生委員の人と少し話しをしました。

その人は両親を最後まで家で面倒みたそうです。
当時は介護施設なんて無かったから相当大変だったといっていました。

さすが、民生委員なので、近所の施設について詳しいみたいです。
ジェンが入ろうとしている施設は 古くてやり方も古いんだと言っていました。

別の施設は、新方式だけれど、いっせいに物事を進めるので人によっては良くないかもしれないとのことです。

見学を進められました。

どの人もそういいますが、
心では 良い悪いが決定しているのではないでしょうか?


母の大学病院検査行かないといけない。
おまけに、どうしてだか、私の左足首がすごく痛い!
今日の痛みは・・・骨折?って思うほど。
ひねったかどうか記憶が無い。。。一回ひねったことは確かある.....
病院へ行く暇も無い。
病院へ連れて行く暇もなく、デイサービスへ連れて行く暇もなし。

二人で介護してても、だめ、ぜんぜんだめ。
専業介護じゃない限り、上手くいかない。

生きていくために人ってたいへんなんです。

自分が先ず、生きていて大変なのに
90パーセント人間じゃない人を正常に
生かせるのは容易じゃないですよ。



 


一言コメント (全 1 )




ユウヒ(yu-hi@gaiax)

生きるのって確かに大変ですよね。私は精神障害者なので、よく「生きることに意味(価値)があるんだ」とか「生きているだけでまるもうけ」(←祖母より)なんて言葉が私の元に寄せられます。。忙しい毎日は時として、悲しみを忘却させてくれるけれど、こころをすさまぜてしまうので、ゆとりが取れるといいですね。




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胸が苦しいって

2005-09-04 01:59:07 | 介護





夜は久しぶりに戸締りして動き回っている。
でも怒っていないので良かった。

日曜日。

母の話によると、夜中の3時半に
『 くるしい 胸が苦しい 、たすけてほしい 』
と訴えそうだ。
『 救急車をよぼうか どこが苦しいの 』
『 誰かに助けて欲しい、先生を呼んでくれ
 鼻が苦しい。 胸も苦しい。 』

母は、私を呼ばずに様子を見ていたらしい。
きっと、そんなに苦しそうじゃなかったのかもしれない。

様子を見るうちに寝たので、母も寝たという。

結果、なんでもなかったようだ。

あさ、話し合ったのだが、

もしも朝起きて父が死んでいたとしても
それが父の運命であるのだから
それでいい。
よその人よりは、痛みや苦しみの苦しみを感じない人であるのだから、その時はそれでいいじゃないか。
短時間で死んでしまうのは、ある意味幸せだ。
このぎりぎりまで私たちは精一杯面倒をみているのだから、それでいい。
後悔は、無い。

あと、金曜日に帰宅拒否で大変困った件については
マクドウウェル博士からこんな意見が出た。

救急車で病院へ行っても、結局帰宅させられるだけであるので、救急隊に担架で家のなかまで運んでもらうのがベストでしょう。 それしか手立ては無いでしょう。

救急隊がそこまでして助けてくれるのかわからないけれど、担架によって家の中へ運んでくれれば解決する。 それ以外の方法はないと思える。
タクシーや車は乗らないし降りないだろう。

こんなに手のかかる痴呆老人は聞いた事がない。

けさは、6時に偶然父と廊下で会った。
トイレに起きてきたのだ。
一人だった。
ちゃんと、部屋のふすまをきちんと閉めて廊下に出てきた。
そして、トイレの場所がわからないみたいなので、連れて行った。
ジャージャー音がするほどたくさん出ているみたいだった。
夏だと言うのにこんなに出るんだ・・・

トイレから出てくると、もう帰り道がわからなくて、台所のほうへ行きそうになった。

部屋へ押し入れた。
母が寝てるので部屋に入るのは遠慮したけど、きっと布団に戻れたとおも・・・う・・。

母は、今大学病院への紹介状をもらって病院から帰ってきた。
上手く歩けないらしい。
足がうまく出てこないらしい。
目も瞬きして変だし。

でも、病院へ行く時間が無い。
父をデイサービスに連れて行かなきゃならないので
病院へ行く時間がない。

父には手がかかり過ぎる。









一言コメント (全 2 )




みるき(milkie@gaiax)

マクドウウェルは量子・物質工学を研究しているひとです。



ユウヒ(yu-hi@gaiax)

ごめんなさい。マクドウェル博士は、お医者さん?それから、お母様も悪化しないうちに病院行けるといいですね。




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アルツ・ジェンギンス夫婦の記録

16年間アルツハイマーと戦った父ジェンギンスは2008年2月14日に亡くなりました。壮絶介護→施設入所→胆管癌による死。大切な父の最期の介護記録をここ残しました。 そして、夫を亡くした母は初期認知が進行中です。 年寄りと暮らす苦労を記録中。