2014/04/28 撮影
2014/04/29 撮影
[ シュロソウ科シライトソウ属の多年草 ]
(ユリ科で分類されていることもあります)
日本では、
本州秋田県以南~九州にかけて、
山地の林下や谷沿いなどに自生します。
草丈は、15~50cm。
根茎は太く短く、
根生葉はロゼット状に展開し、
柄を持ち、長さ8~14cmの倒披針形、無毛で、
縁は細かい波状をしています。
ロゼットの中心から出た花茎はやや直立し、
柄のない線状披針形の葉を付けます。
花期は、5~6月。
茎頂に長さ10~20cmの総状花序を出し、
白色の細かい花を多数付けます。
花被片は6個で、
上側の4個は先が太い線形、
長さ8~12mmの糸状で、真直ぐ放射状に付きます。
下側の2個はごく短く、雄しべ6個も同様に短く、
両方とも花茎に密着します。
花は下から順に咲きます。
果実はさく果、長さ約3mmの楕円体で胞間裂開します。
花が終わり実になる頃には白い花軸も緑色に変化します。
名は、細くて白い花被が付いた花の姿から付いたそうです。
繊細な花の変化する様子を
長く楽しみました。
2015/03/04 撮影
2015/03/09 撮影
2015/03/20 撮影
2015/03/27 撮影
2015/04/04 撮影
2015/04/18 撮影
2015/04/19 撮影
2015/04/25 撮影
< 2014 年 >
2014/04/14 撮影
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2014/04/15 撮影
2014/04/16 撮影
2014/04/17 撮影
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2014/04/30 撮影
2014/05/01 撮影
2014/05/02 撮影
2014/05/03 撮影
2014/05/04 撮影
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2014/06/04 撮影
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2014/06/06
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2014/06/09 撮影
2014/06/14 撮影
・アズマシライトソウ(東白糸草)は、
関東地方に分布し、
花被片の上側4個の長さが2~3.5mmです。
・チャボシライトソウ(矮鶏白糸草)は、
本州の愛知県と紀伊半島・四国・九州の山間部に分布します。
まばらな総状花序に淡緑黄色または淡紫色を帯びた花を付けます。
上側の花被片4個は糸状で細く長さ1~1.5cmです。