2014/05/07 撮影 2014/05/04 撮影
[ イワウメ科イワカガミ属の常緑多年草 ]
北海道~九州にかけて、
山地や高山の岩場・草地などに自生します。
草丈は、10~20cm。
茎は短く、地面を這います。
葉は、長い柄を持ち、円形で長さ幅ともに3~6㎝、
基部はわずかな心臓形、革質で表面に光沢があり、
縁には低い尖った鋸歯があって、根ぎわに束生します。
花期は、 4月~7月。
花は、葉の間から花茎を伸ばし、先端に総状花序を出して、
淡紅色の花を3~6個付けます。
花冠は径1~1.5㎝、基部は筒状で先が5裂し、花弁の縁は細かく裂けます。
雄しべは5個、萼片は5個で光沢があります。
果実は、さく果です。
変種のオオイワカガミ(大岩鏡)は、
北海道南部~東北地方・中部地方の日本海側に分布し、
葉が大型で多数の尖った鋸歯があります。
高山に生え、葉が小形で縁の鋸歯が目立たない種をコイワカガミ(小岩鏡)と
呼ぶこともあります。
名は、 光沢のある葉を鏡に見立てて付いたそうです。
葉の光沢が輝き、
薄紅色の花を引き立てます。
栽培はきわめて難しいそうです。
残念ながら
上手に育てられませんでした。
2014/04/25 撮影
2014/04/26 撮影
2014/04/27 撮影
2014/04/30 撮影
2014/05/01 撮影
201405/02 撮影
2014/05/03 撮影
2014/05/04 撮影
2014/05/07 撮影
2014/05/24 撮影
2021/03/10 撮影